2004年04月30日(金)
1123, 全日本柔道選手権−3

今年で3年連続で「全日本柔道選手権」について書く。日記を読み返してみても、この選手権はドラマがある。
なんといっても準決勝で鈴木と棟田のオリンピックをかけた勝負が伯仲をした面白い内容であった。
二人の実力は五分であったが、消極的ととられた棟田が注意・指導ー有効の差で負けた。
これで鈴木が100キロ超級でオリンピック出場が決定をしたが、終わってしまえば
やはり順当というところであった。 負けた後に涙をこらえていた棟田の姿もよい。

最後は最優勝候補の井上康生を鈴木が勢いで破って優勝をした。
鈴木も前回、負けた井上に勝ったのだから、自信を持ってオリンピックに出場できるから、
このオリンピックも期待できるようになった。
当分この三人が100キロ級と100キロ超級の二つの枠をかけて争いながら日本の重量級を引っ張るだろう。
これと、天皇賞と、連休が終わるとで春は終わり、初夏に入ることになる。

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