2006年02月26日(日)
1790, 冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行

            ォ'`ォ'` 。+゚ヽ(。・c_,・。)ノ゙。+゚ォ'`ォ'`hayo
ウォール街の伝説の投資家がバイクで世界6大陸を旅する
リアルで息をつかせない内容だ。
投資や経済の話を、中国、ロシアからアフリカ、中南米まで、
世界各国を走りながら、それぞれの国を鋭い視点と洞察力で分析する。

    一緒にバイクに乗りながら、それぞれの国の実情をみて、
    経済の実務教育を受けているような気持ちになってしまう本である。
    世界を見れば、自国のことがわかるようになる。
    他の国を知っている者は、そうでない者より自国を深く知ることになる。
    さらに重要なことは、旅する中で自分自身を知るということだ。

著者ジム・ロジャーズ の持論は、できる限りこの世界の現実を見ること。
どのような仕事に就いていようと、世界を自らの目で見ることで
人生がより確かなものになると考える。
これは政治家、実業家、芸術家、ジャーナリスト、商人、投資家にも
必要なことなのである。自分が見てきた世界をライダーの目で、投資家の目で、
そしてアメリカ人の目で深く指導してもらっているようだ。

   行き先は以下の順になっている。
  目次から行き先をおってみる
ニューヨーク発ってヨーロッパ横断の計画である。

アイルランドダンキンという街がスタート地点
そこより英国にわたり、
ユーラシア大陸
オーストリアリンツ再訪
ユーラシアの十字路イスタンブールを通過
遥かなるトルキスタン
タクラマカンを越えて
西安から北京へ
ファーストクラスの東京

   再びシベリアへ
   荒涼たるタイガ
   黄昏のモスクワを通過

再びアイルランド
そこよりアフリカ大陸へ
サハラ縦断
勝戦士の故郷
逃走を経験

   グレート・ジンバブエ遺跡
   ボツワナの魅力
   喜望峰
   南半球に広がる大陸と島と

知られざる大地 南米へ
ブエノスアイレス
チリとイースター島
ダーウィンの足跡
パナマ地峡
家路、
 〜〜      ==)/C□~~ コーヒー
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この二週間新幹線の往復の車中で読んでいるが、
本を開いたと同時に、ロジャーズの世界に引きずり込まれてしまう。
さっそく続刊の「ジム・ロジャーズ 世界大発見」(日本経済社)をアマゾンで発注した。

    彼の口癖の「人生は短い、遠くまで行って世界を見よう」
    が彼の心情をそのまま表している。
    世界の辺境を、身体を張って旅をしてきた一言一言がストレートに伝わってくる。
    次回は、この本の中で印象的な言葉を抜粋する。

ツアーでしか秘境・異郷に行けなかったが、そのツアーでさえギリギリだったのだから、
読んでいて著者の意志の強さと能力にはただ驚かされる! しかし観た風景は同じである。
苦労すればするほど、受け止め方が全く違うのも解るが!

    世界は広い、そして深い!
                  ー つづく
 −−
著者紹介
ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)
1942年生まれ。
イェール大学卒業後、オックスフォード大学ベリオル・カレッジ修了。
米陸軍に従事した後、ウォール街で働く。
国際投資会社クォンタム・ファンドを共同で設立。
10年間で4000%を超える驚異的リターンを実現。
投資の鬼才としてその名を轟かせた。
37歳で引退するが個人投資家として活躍するかたわら、
コロンビア大学の教授、TVの投資番組などに出演。
生涯の夢であったバイクによる世界一周の旅の記録は
『大投資家ジム・ロジャーズ世界を行く』として出版された。
ウォール街の多くのアナリストと全く違った斬新な視点で
多くのファンを魅了している

           バイバイ♪(ノ´∀`*)ノ
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