ービジネスマン退職後の誇りある生き方章ー キングスレイ・ウォード著
  * ある二十日鼠の研究
 この著書は10年前に買って飛ばし読みをし、書棚にあった本だが、リタイア後に改めて読でみた。実際に、その年齢に達しないと
理解できないことばかりである。以前読んだ時に記憶に残っている言葉に、「私にとって年寄りは自分より15歳年上をいう」である。
老後に失うものは記憶力というが、著者は、「それは、記憶装置の取り出し機構が、いわばクシャミをしただけ」という。ここで、
≪ ある二十日鼠の研究がある。実験者に、一方のグループは愚鈍な鼠で、一方のグループは賢い鼠であることを告げられた。
実験結果もその通りで、賢いグループの方が愚鈍のグループよりも速く迷路からの出口を見出すことを証明した。実験者たちは
遺伝子の研究に関わっていると思っていたので、実験はこの二つのグループの知能が同程度であり、この実験は予測が結果に
及ぼす影響のテストであることを知らなかった・・・≫とあった。老齢は頭脳も肉体も衰退するというが、思い込みが老化を推し進める。
実際に、この随想日記を11年続けていて、それ以前より遥かに知能がアップし続けている実感がある。 スポーツジムに通いだして
一年足らずになるが、足腰の重さと腰痛が8割以上も良くなった。ただ習慣からくる慢性症状と老いを勘違いしていることが多い。
老いは失うものも多いが、得るものの方も多いと、この年齢に達して思うこと。 若いときには傷つくことも多いし不安定だったが、
人生を精一杯生きている実感が溢れていた。どちらも同じである。二十日鼠と対自としての自分は同じ。「努力すれば何とかなる」と、
自分を信じて努力を続けるのと、「自分はダメだ」と諦めて、その繰り返しを呟き努力しないのとは数十年で雲泥の差ができる。
 親にも責任がある。「この子は親に似て頭が悪い」と言い続けるのと、「この子には凄い才能がある」と、褒め続けるのとでは、
これまた本人にとって大きな環境の違い。「 死ぬまでは生きている、精々、前向きに楽しむこと」が誇りある生き方になる。
愚鈍な方たち、何故か自分をワザワザ愚鈍たらしめている。何故なら愚鈍なことをしてきたからである。 他人事でないか・・ったく。
・・・・・・・
2522, ジム・ロジャーズ講演 −2
2008年02月29日(金)                +.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォ
  ジム・ロジャーズはジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを立ち上げ、わずか10年で4200%という驚異的なリターンを
 あげた大投資家としての顔と、ギネス記録になるような世界一周の旅を2回果たすという冒険家としての顔を持つ人物。
 投資家としての知識と冒険家としての体験をもとにした彼の国際社会・経済の分析の鋭さから個人投資家となった現在でも
 彼の発言は注目を集めている。
その彼の語録がネット上にあった。  ー「(観)は私の感想」ー
  ージム・ロジャーズ冒険語録ー
リュウ、人生は短い、遠くまで行って世界を見よう (ジム・ロジャーズが村上龍に送ったサインに書いてあった言葉)
 −(観)秘境旅行を趣味にしてきたのは、このためである)
・インドは旅行者にとっては最も素晴らしい国だろう。 もし人生で一度だけ他の国に行くとしたら、インドをお勧めするだろう。
インドには、世界のどの国にもない文化の深さ多様性がある。(『ダイワの投信フォーラム2007』(2007年2月12日)要約より)
 ー(観) そこには3000年のアーリア人が作り上げたカースト制度の社会がある。
・私はこれらの国々の食べ物は何でも大好きですが、中でも、中国のニンニク味の緑豆、ブラジルの黒豆とライスの料理、
 インドのタンドリーチキンです。 (ファイナンシャルマガジン創刊号対談で中国、ブラジル、インドで好きな食べ物を質問されて)
・私の選ぶ上位三都市はニューヨーク、ブエノスアイレス、東京で、シドニーバンコク、ローマがそれに続く。
                                (『ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』p312より)
・もしオーストラリアとニュージーランドの両方を走る時間がとれない場合、選ぶべきはこじんまりとして美しいニュージーランド
スポーツカーやバイクを利用しない一般の旅行者にとっても、息をのむような風景への憧れがあるなら、多少間延びのする
オーストラリアに比べ小さくまとまったニュージーランドの方が確実に勝っている。ニュージーランドの道路は刺激的なほど
次々と変わる景色の中を縫うように走っている。(『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』p313より)
ー(観) ニュージーランドに行ったとき、「ここにくればオーストラリアは見ることはない」といわれた。
・私のみたところ、観光はタンザニアがアフリカで一番だ。アフリカの他の六カ国を合わせても、タンザニアほど完璧な
アフリカ体験をさせてくれない。(『冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見』)
ー(観) 間違いない。観光化されてない危なさがよい。
・風景には地球規模のものとローカルなものとがある。私は世界を再度一週してきたわけだが、グランド・キャニオン
地球規模だと断言しよう。(『冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見』p360より)
ー(観) 数年以内に行きたいと思っているが
共産主義であろうが、高貴であろうが、有史以来の最大の帝国であろうが、需要と供給の原理が国家の決定によって
覆されることなどありはしない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P128)
ー(観) 社会主義国に近かった日本にとって、考えなければならない言葉である。
・世界は変わり続ける。これを疑う者がいれば、頭が悪いとしか思えない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P192)
ー(観) 変わらないのが自分の頭の殻だけ!? それが解らないから苦労するのだ。
・年収7万5千ドルが保証されている役人が、自らの資本・名声・チャンスを賭している企業家よりも経済的により有効な判断を
下せるとは思えない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P298)
ー(解) 全く!
・指導者が狂人のような行動をとるはずないなどと、絶対に信じていはいけない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見P336)
ー(解)狂人に見えるのと、狂人そのものとは違うが。             ホナ! ヾ(^ω^*)   
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1061, ロード・オブ・ザ・リング
2004年02月29日(日)
この映画の三部「ロード・オブ・ザ・リング王の帰還」を見てきた。一つの魔力を秘めた指輪の争奪の物語だが、
ストーリーより、感想を書くことで何かを感じ取ってもらえばよい。一部を初めて見たときは、その特撮の迫力や、
背景の田園や広大な自然の美しさと、物語の内容の面白さに圧倒された。そして二部に続き三部も迷わず見てきた。
私のような年配が見ても、全然違和感のない面白い内容である。

特に特撮が素晴らしい。一部二部三部と段々と迫力が増している。
二部もそうだが、数十万の兵隊が激突する戦闘シーンの迫力はハイテクをフルに使ったものだが、
これを見るだけでも十分価値がある!スターウォーズなど見てきた中でも、迫力は今までの映画で一番であった。
映画館の音響効果も含めて、進化し続けているのが解る。要するに日ごとに面白くなっている。
10年前の映画と、現在とでは隔世の感がある。
3時間20分、一瞬も目をそらせなかった。三部作で340億円の制作費と、15ヶ月かけて製作されたというが、
なるほどアカデミー賞のトップにノミネートされるわけである。

次は「ラストサムライ」を見てこなくては。気持ちは若い?いやガキなだけか!
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お笑い  「水上を歩く」
キリストとモーゼがガリヤラ湖で魚釣りをしていたがさっぱり釣れない。
二人は退屈になり「なんか面白い遊びはないか」ということになった。
それでミラクル遊びになった。モーゼがまず「4000年前の奇跡をおこしてみよう」という事になり
「水よ裂けよ」と声をかけた。すると水が二つに裂けふねが湖の底に落ちた。

そこで(底で)キリストがわしの番と水の上を歩き出すと、ドボドバと水の上にもぐってしまった。
「足に穴があくと、やっぱし水の上をあるけないか!」