閑話小題 ~新型コロナの現状と、行方は? ~5

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    * 止まらない感染拡大
 生々しい現象がたて続く。何故か、県内の感染者の報告は、まだないが、
時間の問題。遅きにきしても、小・中・高の休校とは驚き …これは英断である。
これは平時ではない。非日常の国家非常事態(ブラック・スワンの到来)。
現役なら、如何する? どうもこうも、激流に身を任せるしか手だてがない。
特に日本にとって、オリンピック開催が5ヶ月後に迫っている。今さら中止とも
言えないが、IOCが、中止か、延期勧告をすれば、純朴な国民性ゆえに… 
・スポーツジムは、私の見たてで、火曜日、水曜日と会員が2割ずつ減り、
 木曜日には三分一。ヨガは常に定員50人で10人位が入れないのが、このあり様。
 心配で<休会ってあるの?>と… ノンビリしたもので、K一度、退会して、
 再び入会して下さい> 正しい答えは、< 緊急事態ですので、別の制度で、
 3か月間は気楽に休会してください。> トップも何が起こっているか…
 ??が通っているジムでは、地元で感染者が出たら、即座に?ヶ月閉鎖とか。
・長岡で10のシアターを持つ、大型映画館を併殺したショッピング・モールの
 主通路も人影が疎ら。映画の終了後、モールでハンバーグを食べていると、
 長岡駅前で小さな商店を出している知人に出会ったが、悲鳴に似た感じで、
<昼まで1人の来店もなく、不安で映画を見ようとやってきた。一人でも感染者
 が出て、このあり様なら諦めもつくが、その前から、これじゃあ!どうなる?
 色いろ修羅場があったが、あまりに酷い…>

◉ その時に思いだしたのが「これが3ヶ月続くと、中国の零細・中小企業の9割が、
持たない」というニュース。日本では9割とまででないとして、7割、5割としても、
タダならぬ事態。団塊世代の高齢化も含めて苦境にある居酒屋などの夜の世界。
目安の5月連休まで、如何に延命するか。
◉ この中で、オリンピック開催などあろう筈がないが、どうした落としどころに
なるのか? 大相撲、高校野球プロ野球、サッカーなどスポーツ界や、競馬、
歌舞伎、演芸など、その判断一つで、大波乱を含むが故に、苦心惨憺。
かって一度も、これまで見たことも、聞いたことがない現象。
◉ 何が困るかといえば、何処かの独裁国家。核ミサイルより恐ろしい細菌テロが、
ドローン一つの破格のコストで、お手軽に可能と知られてしまった。恐喝の効果
が激減。 別に、かの国だけでなく、大国の首都圏なら可能。 …これが現実。
 駄目なら、サッサと見切ること。出来ないのなら、逃げ先の選定を!
潮目が変わったと判断したら… 薄笑いしている周りを気にせず逃げろ逃げろ!
とにかく逃げろ。 こういう時に、自然災害が重なることが多い。
やはり、今年は、危ない! 
◉ 20世紀末も刺激的だったが、21世紀も、劣らず激動の波は激しい。
世紀末のバブルの阿波踊りもあったが、21世紀も、これまた現実離れの感もあり、
息をつかさない展開が夢幻のよう。連休までが、ここが勝負。他人事としても!

 …
♦ ≪ 【ベルリン時事】 2020年2月28日
 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は28日にジュネーブで記者会見し、
世界全体での新型コロナウイルスのリスク評価について、これまでの「高い」
から「非常に高い」に引き上げたと発表した。
  これまでは中国のみ「非常に高い」とされていた。
 WHOはまた、中国に派遣した専門家チームによる報告書を公表。この中で、
中国以外で感染者が出ている国に対して、
▽各国で最高レベルの緊急対応態勢の即時発動
▽非定型肺炎の症状を示すすべての患者の検査▽複数のセクターにまたがる
感染拡大防止策の策定―などを勧告した。≫
 
・・・・・・
5463,『中村ウサギー他者という病』ー1
2016年02月29日(月)

~『他者という病』中村うさぎ
   * 「私が私でなくなっていく」恐怖
 去年、月刊誌『新潮45』で、彼女の手記にのめり込んでしまった。
シリーズとして後半に入っていたが、読んでいて何故か支障はなかった。
それが、一冊の本になったのを、先日、図書館で見つけたが、初めから
シリアスである。 <「私が私でなくなっていく」などという体験は、
そうそうできるものではない。ならば、それを書いていったらどうだろう>
と、筆先は力強く?進んでいく。 ~文章の出だしからして驚かされる~
≪ 2012年の8月中旬、私は突然の病に倒れて入院し、約3ヶ月半の入院の間に
 一度の心肺停止と二度の呼吸停止状態を経験した。病名はいまだにわからない。
主治医は「スティッフパーソン症候群の可能性あり」と診断したが、あくまで
可能性であって確定にはいたらず(というのも、その後の検査の結果、いくつか
当てはまらない項目があったからだそうだ)、とりあえず対症療法として
ステロイド」や「ホリゾン」といった薬が投与された。
スティッフパーソン症候群」とは、「スティッフー=硬直する」
「パーソン=人」という意味で、要するに「硬直する人」という病名である。
 その名のとおり、入院してから私は日に日に身体が硬直してねじ曲がり、
激しく痙攣して全身に痛みが走るようになった。ついには立つことも歩くことも
できなくなって車椅子でしか移動できない身体になり、寝間着を着替えるために
看護師さんたちに触られるたびに激痛で大騒ぎするようになった挙句、ある時、
着替えの最中に突然死んでしまった。
 「ホリゾン」という薬が投与されるようになったのは、この心肺停止と呼吸
停止の二週間後からである。この薬のおかげで突っ張り痙攣といった症状は軽減
したのだが、相変わらず歩くことは叶わず、退院後もしばらくは車椅子生活を
余儀なくされた。 しかし「ホリゾン」が効いたおかげで、その後、私が心肺
停止や呼吸停止に陥ることはなくなり、手が震えて食事ができないような事態も
徐々に改善されていった。
 まあ、「めでたし、めでたし」と言いたいところではあったが、
じつはそう楽観的な事態でもなかったのである。
この「ホリゾン」という薬の副作用が、私にとっては大問題であった。
この薬は脳に作用して人格を変えてしまう、というのだ。
人格が変わったら、私は私でなくなってしまうのか?
「私」という自我は保ったままでも、周囲から見ると別人となってしまうのか?
想像するだに恐ろしいことであった。
「私とは何か」という問題をずっと追い続けてきた私が「私」でなくなったら、
私は何者を追えばいいのか、いや、それよりも、「ホリゾン」の副作用で
論理的思考力を失ってしまったら、私はもう思索のできない人間になるのか。
今までだってたいした思索はして来なかったじゃないかと言われればそれまで
だが、たとえ稚拙であろうとも、「考えること」は私の生き甲斐でありアイデン
ティティでもあったのだ。それを失うことは、ある意味、命を失うことより
恐ろしい。
 だが、「私が私でなくなっていく」などという体験は、そうそうできるもの
ではない。ならば、それを書いていったらどうだろう。
「死の体験」と並んで、それは貴重なルポルタージュとなるのではないか?
と、そのように考え直してみた頃、「新潮45」という雑誌に、今回の話を書く
こととなった。私が「死」によって何を感じたか、薬の副作用で「自分が自分で
なくなっていく」ことをどのように実感したか… そのようなことを書ければ
本望だと思った。が、あいにく、薬の副作用による人格変容に関しては、本人に
自覚がないため、客観的にレボートすることはできなかった。ただ、今回の
単行本化にあたって読み返してみると、「ああ、この時の私は明らかに
おかしいな」と気づくことができる。読んでいて赤面することもしばしぱ。≫
▼ 青年期の落ち込んだ時、何もかもが虚無のような、得体の知れない心理に
 陥ったことがある。自分の土台が消滅し、手がかりが全くない感覚である。
あの感覚の得体の知れない恐怖は何だったのだろう。
・・・・・・
3992, ビジネスマン退職後の誇りある生き方
2012年02月29日(水)
   ービジネスマン退職後の誇りある生き方ー キングスレイ・ウォード著
 * ある二十日鼠の研究
 この著書は10年前に買って飛ばし読みをし、書棚にあった本だが、
リタイア後に改めて読でみた。実際に、その年齢に達しないと理解できない
ことばかりである。以前読んだ時に記憶に残っている言葉に、「私にとって
年寄りは自分より15歳年上をいう」である。老後に失うものは記憶力と体力
というが、著者は、「物忘れは、記憶装置の取り出し機構が、いわばクシャミ
をしただけ」という。ここで、
≪ ある二十日鼠の研究がある。実験者に、一方のグループは愚鈍な鼠で、
 一方のグループは賢い鼠であることを告げられた。実験結果もその通りで、
賢いグループの方が愚鈍のグループよりも速く迷路からの出口を見出すことを
証明した。実験者たちは遺伝子の研究に関わっていると思っていたので、
実験はこの二つのグループの知能が同程度であり、この実験は予測が結果に
及ぼす影響のテストであることを知らなかった・・・≫とあった。
老齢は頭脳も肉体も衰退するというが、思い込みが老化を推し進める。
実際に、この随想日記を11年続けていて、それ以前より遥かに知能がアップ
し続けている実感がある。 スポーツジムに通いだして一年足らずになるが、
足腰の重さと腰痛が8割以上も良くなった。ただ習慣からくる慢性症状と老い
を勘違いしていることが多い。老いは失うものも多いが、得るものの方も
多いと、この年齢に達して思うこと。 若いときには傷つくことも多いし
不安定だったが、人生を精一杯生きている実感が溢れていた。どちらも同じ。
二十日鼠と対自としての自分は同じ。「努力すれば何とかなる」と、自分を
信じて努力を続けるのと、「自分はダメだ」と諦めて、その繰り返しを呟き
努力しないのとは数十年で雲泥の差ができる。 親にも責任がある。
「この子は親に似て頭が悪い」と言い続けるのと、「この子には凄い才能が
ある」と、褒め続けるのとでは、これまた本人にとって大きな環境の違い。
「死ぬまでは生きている、精々、前向きに楽しむこと」が誇りある生き方になる。
愚鈍な方たち、何故か自分をワザワザ愚鈍たらしめている。
何故なら愚鈍なことをしてきたからである。 他人事でないか・・ったく。 
 
・・・・・・
2522, ジム・ロジャーズ講演 -2
2008年02月29日(金)        +.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォ
 ジム・ロジャーズはジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを立ち上げ、
わずか10年で4200%という驚異的なリターンをあげた大投資家としての顔と、
ギネス記録になるような世界一周の旅を2回果たすという冒険家としての顔を
持つ人物。投資家としての知識と冒険家としての体験をもとにした彼の国際社会
経済の分析の鋭さから個人投資家となった現在でも彼の発言は注目を集めている。

その彼の語録がネット上にあった。  ー「(観)は私の感想」ー
 ージム・ロジャーズ冒険語録ー

リュウ、人生は短い、遠くまで行って世界を見よう
(ジム・ロジャーズが村上龍に送ったサインに書いてあった言葉)
 -(観)秘境旅行を趣味にしてきたのは、このためである)

・インドは旅行者にとっては最も素晴らしい国だろう。
もし人生で一度だけ他の国に行くとしたら、インドをお勧めするだろう。
インドには、世界のどの国にもない文化の深さ多様性がある。
(『ダイワの投信フォーラム2007』(2007年2月12日)要約より)
 ー(観) そこには3000年のアーリア人が作り上げたカースト制度の社会がある。

・私はこれらの国々の食べ物は何でも大好きですが、中でも、中国のニンニク味
の緑豆、ブラジルの黒豆とライスの料理、インドのタンドリーチキンです。
(ファイナンシャルマガジン創刊号対談で中国、ブラジル、インドで好きな
食べ物を質問されて)
・私の選ぶ上位三都市はニューヨーク、ブエノスアイレス、東京で、
シドニーバンコク、ローマがそれに続く。
         (『ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』p312より)
・もしオーストラリアとニュージーランドの両方を走る時間がとれない場合、
選ぶべきはこじんまりとして美しいニュージーランドである。
スポーツカーやバイクを利用しない一般の旅行者にとっても、
息をのむような風景への憧れがあるなら、多少間延びのするオーストラリアに
比べ小さくまとまったニュージーランドの方が確実に勝っている。
ニュージーランドの道路は刺激的なほど次々と変わる景色の中を縫うように
走っている。(『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』p313より)
ー(観) ニュージーランドに行ったとき、
 「ここにくればオーストラリアは見ることはない」といわれた。

・私のみたところ、観光はタンザニアがアフリカで一番だ。アフリカの他の
六カ国を合わせても、タンザニアほど完璧なアフリカ体験をさせてくれない。
(『冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見』)
ー(観) 間違いない。観光化されてない危なさがよい。

・風景には地球規模のものとローカルなものとがある。私は世界を再度一週して
きたわけだが、グランド・キャニオンは地球規模だと断言しよう。
(『冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見』p360より)
ー(観) 数年以内に行きたいと思っているが

共産主義であろうが、高貴であろうが、有史以来の最大の帝国であろうが、
需要と供給の原理が国家の決定によって覆されることなどありはしない。
(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P128)
ー(観)社会主義国に近かった日本にとって、考えなければならない言葉である。

・世界は変わり続ける。これを疑う者がいれば、頭が悪いとしか思えない。
(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P192)
ー(観)変わらないのが自分の頭の殻だけ!? それが解らないから苦労するのだ。

・年収7万5千ドルが保証されている役人が、自らの資本・名声・チャンスを
賭している企業家よりも経済的により有効な判断を下せるとは思えない。
(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P298)
ー(解) 全く!

・指導者が狂人のような行動をとるはずないなどと、絶対に信じていはいけない。
(冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見P336)
ー(解)狂人に見えるのと、狂人そのものとは違うが。
                   ホナ! ヾ(^ω^*) 
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1061, ロード・オブ・ザ・リング
 2004年02月29日(日)

この映画の三部「ロード・オブ・ザ・リング王の帰還」を見てきた。
一つの魔力を秘めた指輪の争奪の物語だが、ストーリーより、感想を書くことで
何かを感じ取ってもらえばよい。
一部を初めて見たときは、その特撮の迫力や、背景の田園や広大な自然の美しさと、
物語の内容の面白さに圧倒された。そして二部に続き三部も迷わず見てきた。
私のような年配が見ても、全然違和感のない面白い内容である。

特に特撮が素晴らしい。一部二部三部と段々と迫力が増している。
二部もそうだが、数十万の兵隊が激突する戦闘シーンの迫力はハイテクをフルに
使ったものだが、これを見るだけでも十分価値がある!
スターウォーズなど見てきた中でも、迫力は今までの映画で一番であった。
映画館の音響効果も含めて、進化し続けているのが解る。
要するに日ごとに面白くなっている。
10年前の映画と、現在とでは隔世の感がある。

3時間20分、一瞬も目をそらせなかった。
三部作で340億円の制作費と、15ヶ月かけて製作されたというが、
なるほどアカデミー賞のトップにノミネートされるわけである。

次は「ラストサムライ」を見てこなくては。
気持ちは若い?いやガキなだけか!

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・・・・・・・
お笑い 
 「水上を歩く」

キリストとモーゼがガリヤラ湖で魚釣りをしていたがさっぱり釣れない。
二人は退屈になり「なんか面白い遊びはないか」ということになった。

それでミラクル遊びになった。
モーゼがまず「4000年前の奇跡をおこしてみよう」
という事になり「水よ裂けよ」と声をかけた。
すると水が二つに裂けふねが湖の底に落ちた。

そこで(底で)キリストがわしの番と水の上を歩き出すと、
ドボドバと水の上にもぐってしまった。
「足に穴があくと、やっぱし水の上をあるけないか!」