つれづれに

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 今日はシネマに日。 何をみるか?





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3999, 宇宙は本当にひとつなのか ー4
2012年03月07日(水)
 * 暗黒エネルギー
   ー次に宇宙の全エネルギーの73%を占める暗黒エネルギーについてー
【 暗黒エネルギーは暗黒物質と並んで、宇宙を作るものの中で正体がわかって
 いないものです。正体不明のエネルギーなので、暗黒エネルギーといっている。
暗黒物質のほうは10年以内にその正体が明らかになるのではないかと期待が
持てるようになってきたが、宇宙の全エネルギーの73%を占めると考えられて
いる暗黒エネルギーは、まだ糸口がつかめていない。
 今のところ、私たちは暗黒エネルギーを見ることも感じることも出来ない。
しかし、宇宙のエネルギーの約四分の三を占めているものが、どこか一部の場所
に偏って存在するとは考えられないので、私たちの周りに既に存在することになる。
 暗黒物質も、暗黒エネルギーも、それが分かっていないのに、物質とエネルギー
とに分けているのはなぜか。
 一番の違いは、宇宙が大きくなると暗黒物質は普通の物質と同じように薄まる
のに対し、暗黒エネルギーは薄まらない。 暗黒エネルギーを発見するきっかけ
は非常に遠くの宇宙で起きた超新星爆発。 超新星の観測から宇宙は常に膨張し、
その膨張速度は速くなっていることが分かった。宇宙には、目に見える星や
銀河などより、目でみることの出来ない 暗黒物質のほうが多く存在する。
ところが、宇宙が広がっていけば、その分薄まっていきます。そうなると、宇宙
のなかのエネルギー密度が低くなり、宇宙の膨張速度は遅くなると、物理学者は
考えていた。ところが、観測結果はそうでなかった。
 宇宙が大きくなるにつれて、どこからからエネルギーが湧き出てくる。
何故そうなるのか。それは宇宙が大きくなっても薄まらない何かがある。
それを暗黒エネルギーと名づけた。】
【 宇宙の体積が大きくなっても、膨張速度は速くなっている。宇宙が広がる
 たびに増え続けるエネルギーが必要で、そのため考えられたのが暗黒エネルギー。
有力な仮説は、真空も粒子は反粒子が出来ては消えてを繰り返してエネルギーを
持っている説。 この説により真空エネルギーを計算すると120桁も大きな値になり
宇宙は引き裂かれてしまうことになる。そこで、素粒子を点でなく、小さなひもだ
という超ひも理論が登場し、宇宙は1次元の時間、目にできる3次元、小さな異次元
が6次元(カラビ・ヤウ多様体)の10次元ということになる。超ひも理論は重力を
含む力の統一が出来る可能性がある。超ひも理論特異点を持つブラックホール
熱を持つという問題に解を与えた。アインシュタインの重力理論はまちがっていて、
宇宙は加速膨張しないとする人たちがいる。
彼らは超ひも理論の一つにより泡宇宙となるとの提案をしている。】
▼ 「宇宙の体積が大きくなっても、膨張速度は速くなっている。
宇宙が広がるたびに増え続けるエネルギーが必要で、そのため考えられたのが
暗黒エネルギー。 有力な仮説は、真空も粒子は反粒子が出来ては消えてを繰り
返してエネルギーを持っている」という説が分かりやすい。真空の中にエネルギー
があるというと仏教の「空即是色」が思い浮かぶ。 この本をキッカケにし、
「宇宙オタク」のブログを幾つか見たが面白い。 広大な宇宙に興味を持つと、
シャバの世事に囚われている自分が見えてくる。
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4002, 宇宙は本当にひとつなのか ー5
2012年03月10日(土)
           「宇宙は本当にひとつなのか」 村山斉著
 * 多次元宇宙論と多元宇宙論
     ? まずは多次元宇宙論
◇ 多元宇宙という言葉はあまりなじみがないと思いますが、この言葉には
大きく分けて二つの意味が込められています。 一つ目は多次元の宇宙。
次元というのは時間や空間の広がりを表すもので、私たちの目には宇宙空間は
三次元に見えています。私たちは上下、左右、前後と三つの方向に動くことが
できるので、三次元空間といっていますが、実は、宇宙には私たちが気づいて
いない方向があるかもしれません。つまり、三次元以上の次元があるという
考えを多次元宇宙といいます。これは、あくまで、宇宙は一つという前提です。
◇ そして二つ目が多元宇宙。多次元と多元。文字が一つ違うだけで言葉の
 意味が大きく違ってきます。多次元宇宙は、宇宙空間に今まで知られていな
かった次元があるということで、次元が増えても、「宇宙の数は一つのまま」。
 ところが、多元宇宙というと、宇宙がたくさんあるかもしれないという
考え方なのです。 私たちは、宇宙は一つしかないと思って生きてきたわけ
ですが、もしかしたら、私たちが住んでいるこの宇宙は、たくさんある宇宙の
中の一つで、この宇宙のほかにたくさんの宇宙があるかもしれないということ
をいっています。
◇ まず、一つ目の多次元宇宙から話を進めていきます。そもそも、次元とは
 何かというとところからおさらいをしていきましょう。私たちは日常生活の
中で人といろいろな約束をします。例えば、友だちと映画を見ようという場合
・待ち合わせをするわけですが、 このとき、基本的に四つの数字が必要です。
場所を東京都新宿区の映画館としますと、新宿駅から東へ四分、そして南へ
三分というように目的地までの道のりがあります。ここで二つの数字が出て
きました。目的地がビルの場合、もう一つ、ビルの何階という数字が必要に
なります。これで三つの数字が出てきました。この三つの数字があれば、待ち
合わせの場所を指定することができます。
 しかし、これだけでは友達と会うことができません。あと大事な情報が
抜けています。「いつ」という時間の情報ですね。 今度の日曜日の十時と
時間が決まっていれば、すれ違うことなく出会うことができます。これが
四つ目の数字となります。 ・・・しかし、これ以外に、違った見えない
次元があるかもしれない。・・・空間が3次元であるというのは、人間の感知
能力では3次元までしか感知できないという意味であって、空間が絶対的に
3次元であるということではない(「ひも理論」という最新の物理の理論では
宇宙空間は9次元だという)。4次元以上の空間で働くエネルギーを把握
できていないので、残りの95%は何なのか、分からないのでは? 
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▼ 多次元宇宙は、この宇宙が一つで、その中の異次元宇宙をいう。
 三次元の他にも異次元があるが、三次元の空間では、それを理解できない。
二次元の世界で、三次元を理解できないのと同じ。10年ほど前までは、
異次元というと眉唾ものであったが、2003年を境に宇宙学者が真剣に
研究を始めるようになったという。
4374, 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 ー6
2013年03月08日(金)            
              「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」 橘玲 著
    * 平等も格差も遺伝子に組み込まれている
 チンパンジーに、既に平等が埋め込まれているとは驚きである。長年の間の試行錯誤の結果である。
ということは、それから進歩した人間は、平等から一歩進めて「公平」という概念になる。しかし、
この辺りが一番難しい。容姿も、能力も、人種も、生まれてきた環境も、その人によって違っている。
当然のことながら、人間は不平等に生まれつく。しかし、チンパンジーの遺伝子に平等も格差も組み
込まれている意味を考えてみる必要がある。 
  ーその辺りを抜粋するー
≪ 二頭のチンパンジーを、真ん中をガラス窓で仕切った部屋に入れ、片方に
キュウリを与えるえるとおいしそうに食べる。ところがもう一方のチンパンジーにバナナが与えられると、
いきなり怒り出して、手にしていたキュウリを壁に投げつける。さっきまであんなにうれしそうだったのに。
霊長類学者のドゥ・ヴァールは、こうした観察結果からきわめて重要な発見をした。
平等はチンパンジーにとって、けっして譲ることのできない「基本的猿権」なのだ。
 ぼくたち人間も、「平等」に強いこだわりをもっている。人種差別でたくさんの血が流れるのも、
バックパッカーがぼったくられたことに延々と文句をいうのも、同じ人間として平等に扱われていない
と感じるからだ(もっとも先進国のバックパッカーは、自分たちが特権階級に生まれたという不平等を
意図的に失念している)。でも平等が遺伝子に刻み込まれた生得的な価値観なら、なぜ世の中は格差社会
になるのだろう。それは、「格差」もまたぼくたちの遺伝子に刻印されているからだ。初対面の二頭の
チンパンジーを四角いテーブルに座らせ、どちらにも手が届くところにリンゴを置くと、互いに取りあう。
負けがつづくと威嚇の表情を見せるが、喧嘩にはならない。互いに先取者に所有権があることを認めて
いるからだ。ところが同じことを何度も繰り返すうちに、どちらか一方がリンゴに手を出さなくなる。
からだの大きさなどさまざまな特徴から二頭の間で自然に序列が生まれ、いちど階層が決まると、
下位のチンパンジーは上位者にエサを譲るようになる。保育園や幼稚園でも、子どもたちを集団で遊ばせると
ごく自然に階層が生まれ、リーダーが決まる(とくに男の子の場合、この傾向は明瞭)。サルやヒトには、
相手と自分の関係を測り、無意識に支配したり従ったりする強力なちからが働いている。
人間の耳には、五〇〇ヘルツより低い周波数は意味のない雑音(ハミング音)としか聴こえない。
ところがぼくたちが会話をすると、最初はハミング音の高さがひとによってまちまちだが、そのうち全員
が同じ高さにそろう。 ひとは無意識のうちに、支配する側にハミング音を合わせるのだ。≫
 ▼ サルの研究では、サルと人間の重なる部分から、人間の本質を探っていく。特にサル社会の「平等」
と「格差」との微妙な調整がポイントとなる。生まれて死ぬまで、高校、大学、会社、事業、結婚相手など
の選定が延々と続く。その結果、都会では、住む地域まで格差ができる。その最たるものが皇居。
アフリカの王族国家を見れば、システムの馬鹿馬鹿しさが見て取れるのに、自国になると分からない。
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4000, 4000回の随想日記
2012年03月08日(木)
 千、二千、三千回目に、それぞれの感想を書いてきた。 旅行中も「書きだめ」をしたのを知人に頼んで
アップをしていたので、ほぼ休まず書いてきた。自分でも11年近く四千も連続して書いたと驚いている。 
次は五千が目標になるが、四千回を契機に時どき休むことにする。 また五千回に到達した時点で半年位は
休むつもりである。この程度の文章は誰でも書けるが、一応自分で納得した内容を書き続けるのは大変である。
充実感があり、習慣化したから可能だった。「チョット聞いてよ。こんなことがあったよ!」という長屋
のハッツァンが、クマサンに自慢気に話している感じである。もちろん、自分のために整理し知識として
残すのが目的だが、せっかくの獲物?を共有することで、学び続ける動機づけにしている。気楽に、面白
可笑しく、バカ丸出しで、地頭で、書いたため、それが、そのまま伝わっていたはず。それも四千ともなると、
自分の脳内そのものでもある。 自分の貯めた文章を毎朝、同月同日分を読む楽しみは格別。今では、その日
書いた分を含めると11年分の同日の自分に出会っている。 書いたことも、その内容も、ほぼ忘れた文章が、
早朝に読み返すのは不思議で奇妙な感覚になる。だから倒産とか、それに関わる嫌な日々も、この御陰で
毎朝、心が洗われる。 文章を起承転結でまとめるのはプロならいざしらず、気力が無いと無理。但し、
一度、その習慣をつければしめたもの。 しかしブログに字数制限があるため、当日分の書いた分だけ、
過去に書いた文章をカットする。それが、身を切る思いになる。しかし、それが好い加減な文章を書くと
数年もしないうちに、自分の手で削除することになるので、内容の質を落とせなくなる効用がある。 
文は、一度書き、アップすると、あとに戻せない。何気なく書いたために明らかに傷をつけた人が何人かいる。 
注意はしているが、厳重な注意が必要だが、それが見えなくなってしまう。時系列に書き続けていると、
ある意味で、メモ帳、雑記帳にもなるが、毎日、書き連ね、別ボックスに分類すると、違った意味で、
価値が出来てくる。 また分類ボックスの一番下に、過去に書いた文章の検索が出来るようになっている。 
時々、検索をすると、秘境旅行、と入れれば、過去に書いた文章が時系列に出てくる。これは記憶の検索
になる。 以下の、千、二千、三千も、それぞれ検索で調べたもの。 
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2003/12/30
1000, \(~o~)/千日の随想日記!
 1昨年の5月2日から今日の12月30日までは973日である。更に旅行をしていて休んだ一回分の日
にちを加えると約35~40が合わない。調べてみると206~222とか250,251辺りとか何箇所かが間違いて
いる。しかし小説風の「宗親日記」が大体その位の数を書いているので、合わせて一千回の到着日とすること
にした。 あくまで自分ひとりの記念でしかない。子孫への永久保存版としてー「子供や孫に見せるように」
と、また「遺言」のつもりで書いてきた(書き始めて一年位経ってからだが)。だから続いたのだろう。
自分の父親や、祖父がこのような文章を残していたら、実際のところ面白いだろう。いま考えてみると、
随想日記を書き始めた日を境に自分が間違いなく変った。一日一日が充実してきた。20~30人位?の人
に毎日読まれていると思うと、見守られているような感覚になる。 作家などの物書きが必死になって
書くのも解るような気がする。 死ぬ前に全てを消し去るのもよいし、また書き残すもよいのだろう。
いずれにしても50年以上は残らないのだろう。 いや死んだと同時に消滅してしまうか。そうすると生前葬
の遺言みたい、いや墓みたいなものだ。 ところで実感としていうと一番勉強になり良いのが、自分。
・テーマ探しに46時中頭が1杯    ・そして構成に苦労して
・書き上げた後に、何回か書き直し   ・誤字と矛盾をさがす
そのプロセスで内容を練り上げることが、思考を練ることになるからだ。といってこの程度の内容だが。
 ス~と書ける日はよいが、全く書けない日がある。それでも何とか書くからよいのだ。
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2006/09/25
2001, 二千日の随想日記!         
 この随想日記が昨日で2千回目になった。母の十周忌の命日というのも何かの因縁である。 
千回時の達成感ほどではないが、やはり2千回は・・・。 といって意識したのは3日前だから、千回の時
ほど達成感がないのは事実。千回時ほどの心理的な圧迫感がないが、常に黒い影?に追われている感覚は同じ。
あまり深刻に考えないで、書けることを書けばよい!と気楽に思うようにしている。一種の気楽な喜〔苦〕業
と思えばよい。次は三千回が目標になるが、楽しむ?しかない。 2009年6月某日になるが、どうなるか。
千回はきつかったが、二千回の労力は半分になった? 楽しまなかったら、続かない。
 良寛の  たくほどは 風がもて来る 落葉かな  と同じで、習慣の流れにまかせて
       書くほどは 知恵(空)がもて来る 話・題(色)かな   というところか!
だいたい2~3つ位は時間の合間に下書きを用意して、寝る前に30分かけ書き上げ、当日の朝に修正をする。
朝はそれでも一時間はかける。テーマ探しと、下書きの時間を入れると合計三時間は一文章にかける。
その三時間のプロセスは考える時間になる。そのために毎週図書館と本屋に通ってテーマ探しをする。
アウトプットを習慣づけることによって、インプットを図るのが目的の一つになる。
もう一つのプラスは五年分の同月・同日の文章を読み返せること。未来の自分の眼に対して、好い加減な文章
をかけなくなる。毎日読み返すことは、このようなコントロールがはたらく。最大の読者は未来の自分である。
書いた文章を会社に行って読み返すと、数時間の経過後の冷徹に自分の文章を見ている自分に驚く。
自分が初めの読者であると同時に、一番の批評家になっている。これは、書き重ねるほど鋭くなっていく。
これは読書力の強化につながっている。 千回目の日記が懐かしい!

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3634,  閑話小題   
2011年03月08日(火)
  * てっぱん
 毎朝のNHKの連続TV小説の「てっぱん」が面白い。私生児?の19歳の女性の目を通して家族問題をテーマに
したもの。舞台は大阪と尾道。下宿先の訳ありの住人たちが個性的で人情があり、互いを支えあっている設定。
実際の社会は、この夢のような暖かさはない。逆に虐めと見下げの中で、本人は崩れていく。 
往年の美女、藤純子がお祖母さん役で、番組そのものを引き締めている。全体に流れている湯気が出ている
ような暖かさは、家族崩壊が問題になっている中、大きな問いかけになっている。それにしても、19歳の
ヒロインの持てること。逆に周囲の男たちの持てないことが何か不自然である。 それがTV小説であるが。
それと、ここには悪役、三枚目役が全くといってよいほど出てこない。 それも良いのかもしれない。
 * 携帯電話の買い換え
 先日、家内の携帯電話の買い替えのお付き合いをした。 私の携帯電話を半年ほど前に、iPhonから
ドコモに買いかえたばかりなので、家族割引もあるので家内もドコモにした。私も家内も型落ちのゼロ円のもの。
しかし半年前には2~3万はしたもの。 その二つを比べると、その差に驚いてしまった。携帯は日進月歩である。
売場は半分はスマートフォンで占められていたが、これまでの携帯電話ではカメラ機能が強化されたものがメイン。
数年で、大部分がスマートフォンになるのだろう。世界中の情報が、これら端末情報機器から大量に流される時代。
一時代前までの社会的格差は、そのまま情報格差に比例していた。それが、フラット化していけば、社会的格差が、
これまでと違ったカタチになってくることになる。これが北アフリカ、中東のアラブ圏で起こっている変動として
現れている。パソコンも、卓上、ノート、そしてタブレット型と進化をしてきた。携帯電話からスマートフォン
へ雪崩をうって移行を始めたが、これがどの方向に変化していくのか? スマートフォンタブレットの境目は、
どの辺になるのだろう? 35歳が子供の頃からゲーム器やパソコンに慣れ親しんで育ってきた年代の分岐点となる。
その人たちが社会の中心点になろうとしている現在、時代は大きく変わってきた。 もう化石人間などという
言葉は、誰も使わなくなった。 誰もが使えるようになってきたからだ。しかし、情報格差は、違う意味で
果てしなく広がり出した。
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3269, ドル亡き後の世界
 2010年03月08日(月)
   「ドル亡き後の世界 」副島 隆彦 (著)
 10年ほど前から、著者の副島の本を何冊か読んできた。何か山師的な表現で眉唾ものだが面白い。
 外れも多いが潮流は的を得ている。 この本も買おうか迷ったが思い切って注文をした。
(そして、土・日曜の二日間ジックリと読んだが、これからの具体的な恐慌のスケジュールが書いてある)
  ー以下は、ポイントを荒筋にまとめてみた。 恐ろしいことだが、こんなものだろう。
FRBの「景気回復宣言」は大本営発表で、大嘘。アメリカの景気は冬季オリンピックが終了後の2010年
 3月頃から崩れ始め、いったん持ち直すものの、2010年末にアメリカは恐慌に突入し2012年が大底となる。 
 まずは株、為替、債権は世界的に暴落し「金融恐慌」が顕著になる。一ドルが80円を割り、60~70円代
 に、ダウ平均は6000~7000ドルまで低落、日経平均も5000円を割る。
オバマ政権は経済的な失敗から任期途中で辞任する。
・日本はいまだ米国債を購入しているが、中国は米国債を徐々に売る準備をしている。
 RMBS、CMBS、CDOなどの金融派生商品のリスクが一気に顕著になる。
アメリカは借金を返せなくなり、デノミ、計画的インフレを引き起こさざるを得ない。
・このプロセスで、中国のプレゼンスは必然的に高まる。アメリカ中心の世界は崩壊し基軸通貨としての
 ドルは地位を失う。
・個人資金の保護のためには「金」や成長可能な日本株を底値で買うべし。(株価が5000円を割ったとき)
・国家戦略において、アメリカの国家戦略に勝る国はない。 軍事力は他国を圧倒、食料も世界一、金も
 圧倒的に保有。ドル暴落で借金棒引き、穀物の暴騰などで逆に潤う。アメリカの借金や財政から考えて、
 ドル暴落や大恐慌が起こって一番得をするのはアメリカである。 結局は世界がアメリカは借金の棒引き
 をしてしまう。これが国家戦略というもの。
・1ドル=10円時代の到来も有りうる。 日経平均は4,500円を割るのは二年以内?。
・ドルの暴落後は、ハイパーインフレーション、そしてデノミが起こる。日本は米国債や外貨を溜め
 込んでいるので、日本国民の資産が吹っ飛ぶ可能性が大。 既に800兆円もアメリカに貢いでいる。
アメリカは現在、増刷した紙切れドルで米国債を買うという禁じ手を使っている。アメリカ自身がもう
 自国通貨を信用していない。各国の大使館に現金を送って現地通貨に替えている。2012年の底を経て、
 3年かけて世界の覇権はアメリカから中国に移る。したがって2015年には中国が新しい世界覇権国
 になると予言。 上海万博が開かれる5月1日から10月31日までは、世界経済や相場に何度か暴落
 はあっても決定的なものにはならない。上海万博が無事終わったその後にアメリカ発の大恐慌が起こり、
 世界経済は地獄を見る。その過程では、日本でも日経平均が一時、5000円を割り、1ドルが70円
 を割ると言う。
  ▼ 以上だが、100年、いや500年に一度の変わり目、これより劇的なことが起きても不思議ではない。
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2894,厭世的時勢に、楽天であること
2009年03月08日(日)
「厭世」とは、まず自己を厭うがゆえに世界を厭う心の習性をいう。「楽天」とは、幼児の頃から両親
を初め周囲から愛され、それ故に自分を愛する心の習性をいう。人生を振り返ると、悲しいこと、苦しい
こと、不安、恐怖心など、多くの精神的苦痛があったが、なぜノイローゼや自殺に追い込まれなかったか
というと、それ以上に楽しいこと、面白いこと、明るい展望があったからだ。いや、それを見守ってくれる
家族・友人があったからである。そのもとは幼児体験、そう両親の絶対的な愛情が基本。楽天性は、まずは
親子関係の中でジックリと育てられる。基本的に親は子どもに絶対的な愛情を降り注がなければならない。
しかし家庭内にも色いろの事情がある。幼児期に親父が事業に失敗してしまったり、両親の不仲もある。 
最近では離婚確率が家庭内離婚を含めると過半数。その中で自分を楽天的性格にするためには教養を自ら積む
しかない。最近になって「楽天は意思」とつくづく思う。人間は誰でも心の底は楽天でないと生きていけない。
「自分だけは大丈夫!」と思っているからこそ、エネルギーが、生命力が、発露してくるのである。
いずれにしても、誰もが直ぐに死んでしまうのだから、生きている間は、面白可笑しく生きること。
ただし、将来の見通しだけはシッカリと立てた上だが。だから楽天には長期的な生存確保が前提になる。
毎日、安心して日々を過ごせる生活力があり、時代の変化に堪えられる力を持ち、それ故に互いの信頼を
維持できることが基本になくてはならない。その前提がないと心が不安定になり、厭世家になるのである。
楽天家過ぎてホームレスになった人はいても、楽天的なホームレスは、ごく一部を除けばいない。
このブログをみていると悲観論者と思われるかも知れないが振り返ると楽観主義者?。
(字数制限のためカット2,012年3月8日)
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2530, 千年働いてきました ー2
2008年03月08日(土)             ー読書日記
 第四章の 日本版バイオテクノロジーの発明の「売り手、よし買い手、よし羊よし」が面白い。
  その要約とは・・・
ベルトコンベアーに送られる前、羊たちは一匹ずつ仰向けにされ、脚の付け根あたりに注射をされる。
(字数制限のためカット2,012年3月8日)
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2007年03月08日(木)
2165, 駅周辺専門店ビルの開店、三店!          (~Q~;)  おはよう??  サム?!
 三月に入って、新潟駅周辺の大型集合専門店ビルなど三店がオープンした。
 さっそく見学をしてきたが、なかなかよい!新規オープンは夢があって新鮮で良いものである。
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 2006年03月08日(水)
1800, 「一夫多妻」男          (ρ_・).。o○ おはよぉ・・
少し話は古くなったが、「一夫多妻」の事件は日本中の多くの男達の丁度良い、酒のツマミ?。
私など家内一人でも辟易しているので、羨ましいとは全く思わなかったが?
 (字数制限のためカット2,011年3月8日)
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2005年03月08日(火)
 1435, 人生の第四コーナー
私の年齢ともなれば競馬でいえば第四コーナーを回って最後の直線コーナーになる。名馬は、この第四
コーナーから最後の追い込みに本当の力を出す。逆にいえば胸突き八丁でもあり、一番大事な時期である。
両親の生き様を直接目にすることができた。それは、長年かけた楽しみを追及することである。
(字数制限のためカット2,013年3月8日)
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2004年03月08日(月)
 1069, フランチャイズ・ショー ?3
変わったものでは、「ブランド物の中古品仲介店」があった。
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2003年03月08日(土) 703, 
「金持ち父さん貧乏父さん」ー読書日記
 この本を読んで、読めば読むほど納得する事が多い。
 (字数制限のためカット2,010年3月8日)