つれづれなるままに

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   今日のYoutube

 のろい台風が日本列島を縦断しつつある。
何処かで地震か台風が日常の日々。21世紀に入ってから、
何か変わったような。 地球温暖化が背景にあるのだろう。

 今日の夕刻に歯医者で、「歯垢とり」へ。
三月に一度、二日間、行くのが習性。 


写真は、ロッキーの『ホテル・レイクイーズ』の遠景。

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3450 秘・異郷の旅、よもやま話 -7
2010年09月05日(日)
 * アフリカに魅せられて
 私がアフリカに興味を持ったのは、私の高校の友人がケニアのサファリ
から帰ってきて、その写真を見せてもらったことに始る。100枚以上の、
ライオンや象、ヌー、そしてチーターの写真が数多くあった。それだけの
写真が、その男が実際に写真に撮ってきた事実が受け止められないのである。
そこには、バルーンから動物を撮った写真もあった。なんで一回のツアーで、
これだけ多くの写真が撮れるのだろか? 実際に彼が撮った写真だろうか? 
狐に摘まれる感覚であった。 どれもこれも、これまで見たことのない
活き活きした野生動物のエネルギーが写真から溢れ出ていた。
丁度、カナダのロッキーに行って、大自然に魅せられたばかり。なら、
アフリカの大地と、野生動物が次のターゲットとして良いだろうと考えた。 
しかし、17~8年前にケニアのサファリというと、大きな抵抗感がある。
とはいえ、あの写真を見せられた上には、行かない訳にはいかない。
そして、初めてケニアのマサイマラの平原にサファリカーで乗入れたのである。
平原をしばらく走っていると、遥か彼方に動物が走っているのが見えてきた。
事前知識は全くないので、期間中にせいぜい数匹のライオンか、シマウマを
見れれば儲けもので、テレビで撮影された動物は、普通は見れないものと、
信じきっていた。それが、シマウマが走っているのである。 そして、
その後は、次々と、ヌー、ガゼルの姿を見ることができるのである。
現地のドライバーが、無線とか、行きあう仲間同士で、何処にライオンの群れ
がいるとか、チーターがいるかを連絡しあっている。そして、夕刻に象の
20頭位の群れが一列になり寝ぐらに帰っていくのに出くわした。夕陽の中に、
黙々と隊列を組んで進む姿が何とも絵になっている。そして、翌朝は、早朝
サファリである。この時の参加者が4名に添乗員が一人。我われ夫婦に40歳
ぐらいの中年の男の一人参加が、二人のため、ペースは我われ夫婦になる。 
これほど、都合の良いサファリのツアーは今だかってない。どの場面も、
強烈な印象が残っている。最初のサファリは、誰にとっても、そうらしい。
 
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3075, 父は疲れてしまったのです!
2009年09月05日(土)
   * 民主308議席の衝撃 ー朝日新聞ーオピニオン高橋源一郎 9月4日

 朝日新聞のオピニオンのコーナーの高橋源一郎の「父は疲れてしまった」
の例えが言い得て妙。  ー概略とは
《 今回の政権交代は、自民党が古いタイプの家父長で、国民がその「妻」、
民主党自民党から生まれた「子」と考えとわかりやすい。 要するに
熟年離婚」なんですね。「妻」である国民は、「夫」の自民党に何度も
裏切られても、なかなか別れることができない。 離婚など出来ないと
思い込んでいたからです。「夫」も、浮気をしても喧嘩をしても「妻」は
自分のいうことを聞く、過半数は取れると思い込んでいた。両者とも「離婚」
という発想がなかった。でも、05年の選挙で、投票で政治が変えられると
気づいてしまった。それなのに定年に近づいた「夫」がまだ威張っている。
そこで「妻」は離婚届を突きつけた。 一方で自民党も、実は離婚を無意識
で望んでいた?。 一種の自殺願望。小泉が自民をぶっ壊すといい、安部、
福田の二代の総理が政権を投げ出した。もう死にたいという自殺願望である。
半世紀以上も政権にいたことで金属疲労を起こし、当人たちは、もうやめたい
と思うようになった。国民は「戦後」的な関心を失っているのに、自民党
だけが旧言語で話している。彼等はそのことを体感としてわかっていても、
あまりにずれていて、自分ではどうしようもない。
「子」である民主党は、自民党から脱皮した形で生まれた政党。だから、いち早く
「戦後」から脱皮できたのです。自民党の大物議員に「小沢チルドレン」の女性
をぶつけたのは、「家父長的な老人と若い自立した女性の戦い」という構図を
見せつけたかったからです。 民主党は、この選挙が過去と現在の戦いという
ことを知っていた。「いま」や「変化」を掲げて、「現在」という時空間に
適応したからこそ、大勝できたのです。自民と民主党は、いわば違う時空間に
存在している、だから、「現在」の中での価値の争いとはなりにくい。
恐らく、自民はこのまま自壊していくんじゃないか。民主党は、自民党という
「父」を敵にすることで結束してきた。 一度「父殺し」が成功してしまえば、
兄弟げんかが始まり、分裂しかけない。それをどう防ぐかが大きな課題になる。》
 = 作家とはいえ、全く上手い例えを思いつくもの。ギリシャ神話のオディプス
の父殺しを、持ち出すとは。このように一度、殺されてしまえば、父への思いは
何だったのか?、ということになる。森、安部、福田、山崎拓などの権威が元に
戻ることは無い。 「自民党パージ」である。社会党の残党が隠れ住んでいるが、
これらも森、山崎拓と同じ穴の狢。 一度、分裂した後に再編成のプロセスが
必定だが、少し勝ちすぎたのが時期を遅らせてしまう。自民党という父は疲れた
だけでない、殺されてしまったのである。困ったのは、本人たちが解ってないこと。

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2710, 今東光の話題
2008年09月05日(金)

 以前に、今東光の毒舌の味と凄みについて書いてある本を紹介したが、
インターネット上の検索で見つけた「極道辻説法」の一部抜粋してみる。
自分の年齢が、この人物の年齢に近づき、若い人に対する視点が似てきた
のに驚いているが、今東光の足元すら届いていない己との距離も見えてくる。
今の時代が、この馬鹿な質問者よりもレベルが下になっているのか?。
彼が現代の日本に対して曰うとしたら、こんなものだろう!
「この馬鹿野郎!手前ら、ここまで成り下がったのか、エエ~!
アメ公の毒饅頭をまだ食べてんのかよ~! ブチ殺すぞ、この野郎。 
頭と尻尾から腐るというが、あのパンダのようなキャスター上がりのような
オナゴが次の首相に立候補だと、何をぬかしあがるか。馬鹿野郎!
面を見な、面構えがなってないじゃねえかよ、わかんねえのか!
程度の低い二代目が続けて首相だと、あいつらに国家が任せるしかない、
日本がよ哀れでしか思えね~よ。たくも~! どれもこれも腑抜けた奴ばかり
じゃねえかよ、あの中曽根も、まだ生きてやがる!それもしたり顔をしてよう。
今度は、吉田茂の孫かよ、そして何をするかとみたら、またバラマキかよ。
なんなもの。一度な~、明治維新のことを考えてみなよ。今の日本の危機は、
あんなものじゃねえんだ。解ってんか!」 大体こんなものか。今度、今東光
を私の脳に呼び寄せて娑婆批判をしてみる。「今東光語る」とかいうシリーズで!
    ~~~
  ー「極道辻説法」etc よりー
(以下字数の関係で中間カット2009年9月05)
(相談者)「親友はどのようにしたら出来ますか?」
(回答) 「そういうことを質問するテメエぐらいバカはいねえんだよ。
      なぜテメエがだよ、テメエ自身がいい友達になってやるって
      いう覚悟をしないんだよ。」
 ~~~
(相談者)「男の生きがいとはなんですか?」
(回答) 「男の生きがいってもんはな、生きてて満足だっていうのが生きがいだよ。
      なにとぼけたこと言ってんだコノヤロウ」
 ~~~
(相談者)「人間はなぜ人を好きになるんですか?」
(回答) 「じゃあ、なぜ嫌いになるんだい? オレなんかやっぱり人間好きだもんな。
      人間が好きだからこう文学も絵も書けるんで、嫌いだったら出来ないよ。
      しかし、人間には欠点がある。逆にこの欠点があるからこそ愛せるんだよ。
      欠点がなかったら神様や仏様みたいなもんで、これは彼岸の人だ」
 ~~~
(相談者)「人生とは何ですか?」
(回答) 「いい言葉を教えてやろう。それは「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という言葉だ。
      遊んで遊んで遊び尽くせば何かに突き当たって掴むものがある。何もやらない
      戯無よりも、たとえ失敗しても傷心の方がはるかに貴いものなんだ。
      空々寂々たる人生なんて糞食らえと思うべし」
 ~~~
(相談者)「仕事が忙しくて友達ができない」という悩みを抱えた22歳の左官
(回答) 「オレはおめえの言うこと聞いてて、もっとも情けなくなるのは、
      どうしてそんなに友達が欲しいのかっていうことだ。友達なんて要りゃあ
      しないよ。自分が立派になりゃあ、向こうが友達になってくれと来るんで、
      友達なんてものは、いくらたくさん持っていたところで、いざとなって
      役に立つっていったら、一人もいないもんだ。
      友達なんてものはそんなもんでね。バカこくな!  (中略)
      何もつまらん女をひっかけたり、友達作ってストリップを見に行ったり
      せずとも、ひたすら壁を塗りまくれ! 金を使うひまがないんならなお
      結構な話じゃないか。 塗りまくって金を貯めまくりゃあ、いくらでも
      いい嫁をもらえるじゃねえか。 何をぐだぐだ言やがる。しっかりせえ!
 ~~~
(女に嫉妬する男に対して)
(回答)  その女、オレに紹介せい。なかなか面白そうな女じゃないか。
      結婚なんてさせちゃあいかん。てめえもヤキモチ焼くようじゃ、
      そんないい女とする資格なんかありゃあしねえ(中略)糞ったれ野郎!
      彼女が美しければ美しいほど、ボーイフレンドはいるだろうし、てめえ
      なんぞはもう脈ねえよ。

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2007年09月05日(水)
2346.エーゲ 永遠回帰の海ー2

この本を読むまでエーゲ海の周辺に無数の遺跡があることを全く知らなかった。
ギリシャ本土はもとより、エーゲ海に点在する島々に、そして対岸のトルコの
アナトリア地方に数知れないほどの遺跡がある。素晴らしい神殿があっても、その
由来が全く解らないために、神殿A,B,C,Dなど記号で呼ばれているものもある。
序章の中で、シチリアのセリヌンテ神殿群を訪れた時のことを、以下のように書いている。
「なぜそんなにまでして遺跡を見て歩いたのかと問われると答えるのは簡単でない。
ほんものの遺跡と自分自身で出会った事のない人にその理由を説明するのは、ほとんど
不可能に近い。」「遺跡=滅びた跡。そこに必ず、繁栄と栄華ののち、その時代の大戦
に敗北して破壊され滅亡した都市の歴史が刻まれてる」
「知識としての歴史はフェイクである。学校の教壇で教えられた歴史。
史書の中の歴史。歴史家の説く歴史。記録や資料の中に遺されている歴史。
それらはすべてフェイクである。最も正統な歴史は、記録されざる歴史、
語られざる歴史、後世の人が何も知らない歴史なのではあるまいか。」
「いま自分の前にあるこれらの神殿。これだけの見事な神殿が、これだけ立派に
保存されているのに、この神殿がいかなる神殿であったか、誰も知らないのだ。
記録された歴史などというものは、記録されなかった現実の総体にくらべたら、
宇宙の総体と比較した針先ほどに微小なものだろう。宇宙の大部分が虚無の中に
呑みこまれてあるように、歴史の大部分もまた虚無の中に呑みこまれてある。」
「時間は一つの方向に不可逆的に流れるものではない。円環をなしているのだ。
時が円環であるなら、初めもなければ終わりもない。過去は同時に未来で、未来
は同時に過去である。現在は永遠に過ぎ去りゆく一瞬ではなく、永遠そのものである。
現在はすでに過去に無限回くり返されたことがあり、未来においても無限回くり返される。
人はまさにこの現在の一瞬において、過ぎ去りゆく時を生きているのではなく、
永遠を生きている。」人気(ひとけ)のない海岸にある遺跡で、黙ってしばらく
海を眺めていると、これが永遠なのだということが疑問の余地なく見えてくるような
気がするという。他にも、シチリアのセリアンテ神殿群、トルコのペルガモンの大劇場、
ディディマのアポロン神殿、エフェソスの大劇場・アルテミス像、聖山アトス、リキア
のサルコファガス、ヒエラポリスのネクロポスなどがある。

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2006年09月05日(火)
1981, 歩行とダンスー2

「歩行とダンス」というて、テーマで文章を書いて、はや12年も経つ。12年ぶりに
引き継いでの文章化も面白い!と思い立ち書いている。 当時、転勤で大手商社の
新潟支店に来ていた大学時代の友人と、この話を酒のツマミにして酒を飲んだことを
思い出す。  その友人が、ダンスをフォーク・ダンスと喩えたのは面白かった。
その後「一人踊りでドアに行くとしたら何だろう?」と誰かにいったら、「鼻歌を
歌いながらスキップすることじゃないか」と答えた。なるほど、そのとおりである。 
この話、よく