つれづれに

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  今日のYoutube

今日は、シネマの日。予定は、『ゴーストバスターズ
久々の続編である。

オリンピックも、あと三日。日本は今のところ順調である。





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3433, 電子書籍の衝撃 ー2
2010年08月19日(木)
    「電子書籍の衝撃」佐々木 俊尚 著
 *iPadの有利な理由と、不利な理由
  ◎ まず優れている点は、
・汎用機としての魅力。パソコン、携帯電話に次ぐ三番目のデバイスとして
生活の中の確固として存在になる。大きな画面を近距離からリラックスした姿勢
で見ることができる。書籍、ちょっとした動画の鑑賞、映像つき音楽などが気楽
にみれる。マニアを除けば一人一台になると、キンドルのような専用機は不利で、
本も動画も見れ、ウェブも 楽しめる汎用機を皆が見れるようになるか。
・次に、iPadはiPhoneをベースにしているため、そのアプリを、
 そのまま使える。既に数万点もある。既に一年前で3000万台を持った
 ユーザーが、そのまま横滑りをしやすい。
  ◎ 不利な部分は、
・サイズと重量、バッテリーの持続時間などのスペック。キンドルに比べ面積も
 重量も、大きく重い。持続時間は、バッテリーの10時間に対して、キンドル
 は7日から10日。
・第二に、キンドルはバックライト付きの液晶画面で、見た目が紙に近く、
 液晶より文字が読みやすく、目が疲れにくい。
・第三に、値段がキンドルの二倍もする。それらから、結局何を選ぶかになる。
▼ 以上から、決め手は、そのプラットフォームになってくる。
 プラットフォームとは、購入システムのことをいう。キンドルなら、アマゾン
という書籍専門のネット販売サイトがある。それに対しiPadは、iTunes
ストアがあり、そこから音楽や映像も購入できる。その何を選択するかになる。
流行している本は、なかなか入手しづらいが、ネットなら、そういうことはない。
これにグーグルがソニーと組んで参入してくるというから、その有利なプラット
フォームを前面に打ち出してくる。それが何かまだ分からないが、二社に対して
強烈なものになるだろう。他にもマイクロソフトも何かを出してくる。
その激闘の中で、今までの紙の新聞・書籍が壊滅過程に入る。
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3058,逆説思考 -2
2009年08月19日(水)
 逆説思考といえば、ここでも取り上げた京都大学工学部の新宮教授が、
古今東西の幸福論を読み漁った成果としての「幸福の4階建て論」説が面白い。
《「幸福ということ」-エネルギー社会工学の視点からー新宮秀夫著 》
  4階:克服できない苦難や悲しみの中に、幸福がある。
  3階:苦難や悲しみを経験し、それを克服する。
  2階:獲得した「快」を永続させる。
  1階:人間の本能的な「快」(恋、富、名誉など)を得て、増やす。
この論に関しては釈然と出来ないので何度も考えてみた。それでも疑問が
残ったが、考えるという面では良い問題提起である。これを逆説思考と考えると
違った見方になる。挫折、失恋、倒産、などで失意のどん底でもがいている、
そこに幸福があるのだろうか? 金沢時代を振り返ると、何ともいえない酒の味
とか、友情とか、仲間の邂逅があった。節目となる失意の底ほど、無駄なようで
いて一番大事なことをしているのである。「窮すれば変じる、変じれば通じる」
である。竹の節目と同じ。哲学的にみれば横の時が平常とすれば、窮した時は
垂直の時ということになる。垂直で立ちっぱなしも問題だが、ここは志が
試されている時である。
 ーネットで逆説思考を調べてみたところ《逆説思考 ー自分の「頭」を
どう疑うか 森下 伸也著》が、あった。   ーその概要とはー
逆説こそ「思考力」「洞察力」の根本とし、通常の価値観の一面性を暴露し、
それを反転させてしまう思考のスタイルを、「逆説思考」と定義している。 
転倒思考(常識の命題を逆にする)、逆因果思考(常識の因果関係の
結果を逆にする)、因果反転思考(常識の因果関係を因果反対にする)と
いう3つの類例を設定する。(字数制限のためカット2013年8月19日)


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3059,逆説思考 -3
2009年08月20日(木)

  * 「逆説思考」を逆説で思考してみよう。
まずは逆説思考の典型的事例は、フランクルの心理学である。フランクル
「夜と霧」で、死と隣り合わせの日々で、コペルニクス的転換の心理転換が起こる。
「人生に何かを求めるのではなく、人生が私に何を求めているか。そう、生き抜いて
愛する人と再会をし、自分の残してある仕事をやり遂げること」である。
人生が何を人に求めているか? 
・創造価値(何かを創造することによって実現される価値)
・態度価値(人生でどうしようもならない究極の場面で態度を変えることで実現される価値)
・体験価値(何かを体験することで実現される価値。美しい夕日や景観を見て実現される価値)
 これらを知るために、「本当にしたいことは何か」「夢は何か」「人生の目標は何か」
をまず追求すべきである。しかし、自分の人生は無意味という観念にとらわれた人にとって、
その価値を受け容れることが難しい。 それでは、どうするか! 「闘う」ことしか、
自分の価値を創りあげることができないのである。 人生に押しつぶされいる人は、
「生きるのが辛くなっている」のである。 その「つらさ」については仏の哲学者ドゥルーズ
が原因を追究している。彼は「器官なき身体」という生きることの実相を明らかにしている。
我われは「欲望」と「欲求」によって動いている。 喉が渇けば水を飲むことによって
欲求を満たそうとする。性欲も、食欲も、睡眠欲も、排泄欲もである。しかし、それだけ
で人間は行動するわけではない。
 自動車がガソリンの補給と、ラジエーターの水の交換だけで動くものではない。
それは自動車が人間の目的のための道具であるのと同じく、人間も、身体の生理的欲求
だけでなく、「器官の欲求」を超えたところに存在する何かのありさまを「器官なき身体
ドゥルーズはいう。 
 ー彼は以下のようにいう。 (*参考 「現代思想の使い方ー生きるのがつらいと
感じた時ードゥルーズ」P176) 「闘いとは、反対に、力と力で補完し、自からの捕らえる
ものを豊かにするあの『器官なき身体』の生命力のことである。赤ん坊が呈示している
この生命力、すなわち、執拗で頑で飼い馴らしがたく、あらゆる器官組織的な生とは異なる、
そんな生きるー意志である。」それは、私たちの「存在そのもの」に由来する力であり、
「存在そのもの」が指し示し、進んでいこうとする方向性である。「存在そのもの」とは
「生そのもの」と置き換えることが出来ます。辛いというのは、その「生そのもの」
の発露が何かで阻止された状態である。 この辛さを克服するには、「器官なき身体
の目指す方向を見据え、その方向に努力することである。それは、別の存在と衝突し、
その価値観を取り込んでいくことにより次第に達成されるのである。
その闘いを、ドゥルーズは『あいだにおけるー闘い』と呼ぶのである。
「あいだにおける闘い」によって、私たちは、「存在そのもの」へと近づいていく
ことが出来ます。たとえば自然と闘うとき、「対抗する闘い」ではなく、
「あいだにおけるー闘い」を行うことによって、「自然」と融合し、新たな何かなる
ことができます。「裁きによって、人は成長しない」と彼はいう。
「裁き」は既存の枠組みによる準拠して何らかの価値判断を行うことであり、
それでは、それから一歩も抜け出せない。 我われが、その裁きから抜け出て闘いを
選択しなければならない。その闘いが我われの生命を輝かせるのである。
 ーーー 以上だが、
生きていくうえで、3C(チャレンジ、チェンジ、コンペティテーション)が必要である。
世界は常に変化しているなら、己も変化しない限り、不自然状態になり、「つらさ」
という圧力が押しかかってくるからだ。フランクルの人生の意味を見出していける人なら、
価値を求めることも出来ようが、意味や価値をどのようにして見出していくかという、
更なる根源的な問いが必要になる。そこにあるのは、闘いしかないのである。
先ほど書いたように「つらさ」は、その闘いの回避に原因があるのである。
常に自問自答している「正中心一点無」の気持ちで問題から目を背けないで立ち向かう
しかないということになる。最後の最後は「見方を変えるのではなく、宇宙の中で
自分は独りと自覚し、己の価値を闘い取るべし」ということだ。
アウシュビッツ収容所内では無理だろうが! 部屋の中からなら良い、ということ?

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2694, 「レンタルの思想」-2
2008年08月20日(水)

 二十年ほど前か、「人生は神様からの借り物、何を焦っているのか! 
借金も資産のうち、その資産も借りでしかない。自分自身も大自然からの借り物で
しかない。借りの世界と言う人生では、何事も真正面から目を離さなければ、
それだけでよい!」と、視点を見据えたら気持ちの重みが半減した。
所詮、娑婆は生きているうちの幻想でしかない。「色即是空、空即是色」という
ことだが、それもこれもレンタルと思えば、それでよい。
宇宙からの俯瞰からみる宇宙的人間論も必要な時代に差し掛かったのである。
 ーネットにあった「レンタルの思想」の松井教授の‘インタビュー’
の部分をコピーしたー
・夜半球の地球を宇宙から眺めると煌々と輝く光の海が見えます。
 この光の海を "地球システムを構成する人間圏という構成要素"としている。
・大気が見えるとか、海が見えるとか、大陸地殻が見えるとか、森林が見える
とかと同様に森林は生物圏です。
・我々が一万年前か農耕牧畜という生き方をしている。狩猟採集"と"農耕牧畜"
という生き方を宇宙から見るということと同じですが、地球システムという
見方で比較すると、この二つはまったく違う。 "狩猟採集"というのは、
"生物圏"という地球システムのサブシステムに閉じて生きる生き方です。
 動物がやってる生き方なんです。我々人類が700万年ぐらい前に類人猿から
分かれたといっても、狩猟採集をしているうちは基本的にほかの動物と
変わらない ー人間は、生き物の一種にすぎなかったー
・人間は生物圏の中の種のひとつとして生きているということなんです。
 食物連鎖に連なって、生物圏の中の物やエネルギーの流れを利用して生きる生き方。
 いろんな人類が生まれては消えたという歴史の中で、現生人類も1万年前までは
そういう生き方をしていた。その"農耕牧畜"という生き方を地球システム論的に
考えてみる。例えば、森林を伐採して畑に変えると、太陽から入ってくる
エネルギーが地表で反射される割合が変わるわけです。
 これは、太陽のエネルギーの流れを変えてるわけ
・雨が降ったときに大地が侵食される割合も、森林に覆われているときと
農地とでは全然違うわけです。それが土砂として海に流れていく。これは、
地球における物質循環を変えるということでしょ」 これはすなわち、地球
全体のエネルギーや物質の流れに関わって生きるということです。
 それを地球システム論的に分析すると、"人間圏"という新しい構成要素を
つくって生きる生き方ということになる。その結果、地球全体の物やエネルギー
の流れが変わったということです」
ー"人間圏"というのは、我々が生物圏の中から飛び出して作った新たな構成要素ー
・1万年ぐらい前に生まれて、どんどん大きくなって今に至ると。その発展段階
での違いも分析することができます。すると今の人間圏の問題点も浮き彫りに
なってくるわけですよね。そのシステムが何であれ、システムを記述するとき
にはその構成要素が何なのか、構成要素間の関係性が何なのか、これを特定
するとそのシステムの特徴が分かるわけです。関係性とは駆動力が何なのか、
によっています」 地球システムの場合で言えば、構成要素とは先程述べた
ようなさまざまな物質圏です。その関係性とは例えば、から蒸発した水が
大気中で雲を作り、雨となって落ちて大陸を侵食して……といった循環ですね
・人間圏の場合だと、産業革命のころまではその誕生以来、基本的な変化は
ありません。駆動力という意味では、地球システム固有の自然のエネルギー
を使っていたということです。すなわち、地球という星全体の物やエネルギー
の流れを人間圏にバイパスさせていたということです。日本だと江戸時代まで、
ずっとそうなんです」
・体にしたって、皆さん自分の体だと思ってるでしょ。でも、自分の体じゃ
ないよね。生きている間、地球から借りてるだけだよね。
・元々地球を構成している元素の一部をたまたま体として利用している。
我々が生きるときに身体という物が重要なんじゃなくて、それぞれの臓器が
重要なんです。人体というシステムを構成する構成要素ですが、その臓器が
それぞれの機能を発揮して、人体というシステムを作ってる。重要なのは、
その臓器の機能なんですよね
・これはどういうことかっていうと、実は身体という物を所有するんじゃなくて、
レンタルしてるということです。こういうふうに物事を考えない限り、地球
システムと調和的な人間圏は作っていけないこういう方向に動いていかなきゃ
いけないけど、これは基本的には資本主義経済とか市場主義経済とかと矛盾する
よね 「例えば江戸時代だと、領地にしても家屋敷にしても、所有している
のではなく、貸し与えられているだけですね。」
「そのころは、もともと所有なんて概念はない。みんなレンタルだった。加えて
駆動力をその内部にもたないから、江戸時代に環境問題なんてほとんどない。
これは地球システムと調和的な人間圏。そういうことを考えてみれば、
わたしの言ってることはそんなに荒唐無稽じゃないんだけど」
 ーー
 一万年来の、大転換期に差し掛かっているのは解っていたが、それは情報化
時代の到来が起因と思っていた。それが人間圏の膨張による限界点を超えたこと
による、とは。 地球のシステムが間違いなく人間圏を破壊する。それが温暖化
による天変地異や、これから間違いなく数千万規模の死者が予測される鳥ウィルス
の流感や、エイズである。 それを目の当たりに見ているのである。
ミャンマーのサイクロン、中国の四川省の大地震、至近では中越地震中越
地震、これは始まりでしかない! 人生の元を取っている?ので、諦念でとらえて
いるが、しかし5年~10年スパンのことではない。 50年~100年単位で、いや
もっと大きなサイクルだろう。20世の人類は何をしたのか?未来の人類に。
   
・・・・・・・・・
2007年08月20日(月)
 2330, 「ぼくの血となり肉となった500冊」 
                          ー読書日記
         (`・ω・。)っノXXXXXXX>C 才ノヽ∋―
 「ぼくの血となり肉となった500冊そして血にも肉にもならなかった100冊」
ー著者 立花隆
昨日の「株価暴落の意味するもの」で引用したが、この一ヶ月は隙間時間があると、
この本を読んでいる。彼の猫ビルにある3万5千冊の中から選んだ数百冊の本の
ミニ・ダイジェスト。 数行から数十行の内容がキラリと光っているものばかり。 
ランダムに面白そうな部分を抜粋しながら考えるに丁度良い。
『思索紀行 ぼくはこんな旅をしてきた』の続刊的な本である。
この本がキッカケで、彼の著書「エーゲ 永遠回帰の海」を買って読んで、
今年の旅行ははギリシャと決定した。更にウィトゲンシュタイン
「90分でわかるウィトゲンシュタイン」を買った。 彼の本は、読書の
ナビゲーターとして割り切って読んでいる。まずは、彼の彼たる所以である
特徴の部分から抜粋してみる。
--
*フィクションからリアル世界へ(P-64 )
  (字数の関係でカット2008年08月20日) 
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 2006年08月20日(日)
 1965.事業百訓・・・?
  事業百訓ー1985年・1986年(3)
   S6001新年にあたり
  (字数の関係でカット2008年08月20日) 
ーS6004事業百訓ー
  (字数の関係でカット2008年08月20日
ーS6007事業百訓 ー
  151 彼は何も知らないのに何か知っていると信じている。これに反して
  私は何も知りはしないが、知っているとも思っていない。(ソクラテス
  152 序、破、急
  153 暇を利用しない人は常に暇なし。
  154 芸術とは、破壊の集積である。-ピカソ
  155 三十才までで人生の大部分が決定する。
それも二十才より二十五才までが人生の縮図と断定してよい。
  156 “ひらめき”は集中力のきわみ。
  157 万事を得んとすれば一事に専心すべし。
  158 個性、個性といって、一つの石ころが他の石ころと違うことを
   得意になってもお前さんがたを大勢一緒にあつめたら、
ただの「砂利」ではないか。-広津和郎
  159 集中力とは、問題に対して注意を一点に集める能力。
  160 問題解決の方法は「理ずめに考える-論理的に考える」
「比喩-たとえ××」の二つの方法しかない。
ーS6008事業百訓ー
  161 ライバルは他社ではなく変化そのものだ。-イトーヨーカ堂
  162 一番危険な事は多少とも知っていることだ。
  163 質の向上が自然と量の拡大になる。(質の追及は量をともなってくる。)
  164 一つの成功は次の成功の入場券を手に入れたにすぎない。 
キッシンジャー
  165 “旅立ちは夜あけ前に!”
  166 “常住戦場”“常住不況”
  167 D・D・S(Deep・Discount・Store)
    今までのディスカウント・ストアよりももっと安さを追求した店で、
アメリカ流通業界の新しい業態の店。
  168 怒らず、恐れず、悲しまず。
  169 経験をしない者は、知ることができない。
  170 人間は神様によって生かされている存在である。この認識の上に立つと
いろいろな事がみえてくる。運にめぐまれ隆盛している人物がいる。
彼は神につかわれているのである。別の言葉でいうと、この状態は
    ツイている状態である。……こうもいえる天地自然の法則にそって自然の流れに
    適応していく事が神様につかわれることである。 -伊藤昌哉-
ーS6010事業百訓ー
  171 欧米社会の原型は“父性社会”であり、日本は“母性原理の社会”である。
    (グレート・マザの潜在意識の中の存在・マザコン社会)
  172 悩むのはお前の勝手! 自分が悩むのは自分を“神”より見せてもらっているのだ。
  173 “情報化”とは“自由化”を意味する。(逆に“自由化”は“情報化”を意味する)
  174 時代の流れで“高度化”と“高級化”を間違わぬよう。
  175 順境は逆境のシグナル(逆境は順境のシグナル)
  176 生徒(我々)と先生(お客様)はむかいあうのではなく同じ方向に向いて
いなくてはならない。
  177 一日十通の手紙を出す事を自分に課した七万通を既に出した人の話。
  178 “商い”と“経営”のあたりまえの条件とは「一人一人のお客様が
きちんとみえること」「一品一品の動きがきちんとみえること」
  179 店や企業にとってのチャンスは外にはない。我うちにある。
  180 真の価値は体質が生みだす。お客様の選択は表面的なものでなく体質
そのものにむけられているはずだ。
  181 キューピーマヨネーズはマヨネーズだけであれだけ大きくなった。
  182 店の「心」がときめいているか。そのときめきをお客様につたえるのだ。
ーS6012事業百訓ー
  183 企業内にあるのはコストセンターのみ。プロフィットセンターは外部にある。
  184 経営の根幹は、第一に徹底したプレーン・ストーミング。第二にそれによる
明快な戦略の確立。第三に軍隊的な実行。  第四に公正な事業評価である。
  185 一棟規模を思いきって大きく投資する事が経営のポイントである。
  186 プライス力 四割 規模力 三割 駐車力 三割
  187 企業の「三力」 「知力」「体力」「魅力」
  188 予定挫折(人生マニアル化)
  189 葉書の達人たるべし(葉書の活用いかんでその人の人生の充足度がわかる。)
  190 人はこの世に神より封書をもたされておくり出されている。35才を中心と
する小十年の間にあけてみるべし。
  191 “必要は発明の母”の時代より“発明は必要の母”の時代へ。
  192 地方における最大の害悪は、農民感覚をマイナス面に作用させてしまう
事である。(毎年同じ作業をくり返す事がよい事であり変化は悪である。
城下町はその典型。)
ーーーーーーー
事業百訓ー1986年
ーS6101新年にあたり
(字数の関係でカット2008年08月20日

ーS6103事業百訓 ー
193 ・性相近 
  ・習相遠(人間はうまれた時は能力に差はないが、努力の積み重ねで
その差は無限となる)
194 今なる時はなかりけり。“い”の時くれば“ま”の時は去る。
195 べきときにべくる事をべきすべき。
196 創造とは伏従行為である。耳をすましてきこえない声を聞く。
197 生のほうから死をみると暗いが、死のほうから生をみると明るい。
198 五年あるいは五億が一つの壁、この壁をこえなくては並の中小企業か倒産かどちらかである。
199 今年はごまかしごまかしやってきた高度成長期の遺物が、かたずけられるといった程度の年。
200 感謝をすれば感謝のできる事が近よってくる。
201 現在の絶対的方向
  (1) 国際化が進む事  (2) すべての面で自由化が進む (3) 都市の集中化が進行
  (4) 人工の老齢化が進む  (5) 科学技術の想像を絶した発展
202 “美”の本質を追求していくと秩序を内在している。
203 “美”とは誰がみても美しい不思議。
204 古今の名作はわかりやすい。(難しさはきえやすい)
 ーS6107事業百訓ー
205 他人によってキズつけられるのは自分のエゴイズムだけである。
206 善き人におきる事は必ず善き事である。  (善き人には悪いことはおきない。)
207 みじめなということは低きところにおる人ではなくて、進むことのできなくなった人です。
八木重吉
208 私みずからであること、それのみ絶対である。私みずからより大きい必要もない、
自からである時のみ神を感ずる。
209 禅を通じて得たことは“徹すること”“こだわらぬこと”である。
この二つがそのまま勝に通ずる。-川上哲治
210 打破漆桶底(性の根底にある無明その底をぶち破る。その底がわれて仏と
ひとつづきになること)
211 もとはこちら、そのままけっこう(そのままけっこうがこの世の極楽である)
212 一日は一生の縮図です。それをさとって粛然たる思いがした時初めて人生の
真実 の一端にふれたようなものです。
213 人の幸福をともに喜び、ひとの不幸をともにかなしむ
 ーS6109事業百訓ー
214 悟りということは「如何なる場合にも平気で死ぬ事かと思っていたのは間違いで、
  悟りとは如何なる場合でも平気で生きて居ること」であった。-正岡子規-病 六尺
215 平家を滅ぼすものは平家なり、鎌倉を亡ぼすものは鎌倉なり -徳川家康
216 プライス戦争が最終的に勝てる条件である-そのための体質づくり-
217 大きくなるまでは専業できなくてはならない。
218 “量”の拡大は“質”の向上をうながす。(質が向上しなくて量の拡大を維持できなくなる)
219 “量”が70%、“質”が30%(量稽古を体験せずして、技術の向上なし…)
220 一流の結果を二流の選手が出しただけのこと(-野村元捕手の講演より-
その為にあらゆる手段、頭を使いきった)
221 人間限界を知るようになると
  ・目標より現実をみるようになる ・ノウハウがはっきりみえる
・頭をつかう必要性を知る(野村選手)
222 明確な他社との差別化こそ戦略のテーマ
   (→それは他社との闘いよりで得られるものでなく、
  (自社のお客様との闘いの中より勝ちとる事である)
223 人材とはある一面がすぐれている人をいう。
   人物とは一つ一つはたいした事はないが、トータルとして重量感があり
   魅力・能力のある人のことをいう。
 ーS61 12ー  今年度をふりかえって                  
 以下字数の関係でカット2008年8月20日