つれづれに

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 今回の解散劇は、今まで書いてきた、アベノミクスの失敗が
露呈してきたため、初期段階で衆院選挙をしようとするもの。
当たりまえだが、これでも自民を勝たす?のが、愚民?のなせる業。

 負けるのが承知だが、その負けは、今のうちなら最小で済むという計算。
下り坂には、下り坂の宰相ということになる。今回、黒田が思い切った
金融緩和に踏み切ったが、マイナス成長を事前に分かってのこと。
安部、麻生、黒田の「三??」が、考えた捨て身解散というところ?
 国民は、拒否反応を示すだろうが!しかし、これもまた変だから・・・


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2014/10/15
閑話小題 -アベノミクスへの疑問 

 去年の同月同日のテーマが「アフォミクス」であった。その数ヶ月前にも、同じテーマが幾つかあった。
その後、東京オリンピックの誘致に成功したこともあり、このところ批判の声が低くなっている。 
デフレ基調の中でのインフレへの誘導には、必ず無理が出ることは必定。欧米各国は、先行きが
不透明の中で、オリンピック立候補を避けたが、何を血迷ったのか2020年のオリンピックに立候補、
選出された。 国家予算の半分も収入がないボロボロの借金体質の国家が、これでは、地獄の蓋をあけて
自ら飛び込む行為になる。それも、この惨状の責任者の元首相が二人が、現在の首相と、副首相というから、
お笑いである! 日本は、70年近くの実質アメリ占領政策で、狂ってしまった!と、言わざるをえない。
 近い将来の国家の行く末は、惨たんたるものになること必定。 恐ろしいが、これが現実である。
それを横目で見ながら、私も地上から消え去る頃。その前に株式の暴落が起こる、それは前触れもなく、
ある日、突然に起こる。 もう一線から退いたため、その先行きが、より鮮明に見える。
 以前、同調した論説は間違いなく正しい! このバブルに乗って泡踊りをしたら、20年前の私のように、
大きな失敗を犯すことになる。 アメリカは、リーマンショック前の3倍、EUは2倍の通貨量になった。
その結果、ドル為替が半値、3分の1になって然るべきだが、殆ど下落はしていない。この矛盾は、
遅かれ早かれ、必ず、株価か、国債の暴落につながる。その時、誰が被害を被るか? 弱者である。
 この、生暖かい空気に迷わされることなく、以下の内容を、いま一度、読み解くことだ・・
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4595, 閑話小題 ーアフォノミクス
2013年10月15日(火)
   * アフォノミックス ーアフォが、三本の矢のミックスといっても!
 安倍内閣の経済政策に否定的で、先行き悲観論の経済学者・浜規子が、久々にTVに出演、アベノミクスを批判。
こんなバブルは直ぐに崩壊するのは自明のこと。 アベノミクスに対する街のインタビューで、20、30歳代の
17%に対し、40歳以上の74%がバブルを望んでいる結果であった。バブル経験者の多くが、その恩恵の
味が分かって期待するが、未経験の年代層はいずれ弾けるバブルに期待していない、と冷け気味。
 浜規子は、「1980年後半のバブルは4年数ヶ月つづいたが、今度は、そこまで続かない。前のバブルは、
中産階級の風船が膨んだが、今回は、その萎んだ風船に再びガスを入れるのでなく、別の風船を膨らませ、
萎んだ風船に紐を加え、空に上げようという代物。全くの見当違い!」と、一刀両断。これも、当たり前。
元女子アスリートが、「周囲が家を買いたいという人が多いので、家を買うか、迷っている」に対し、
「周りが浮かれ始めた時に何を馬鹿なことを! 家は投資の一つ。直ぐに弾けるのが目に見えている。
『周りが買うから自分も』という考えが、バブル犠牲者の発想。止めなさい!」と、ハギレはよい。
 安倍内閣が発足、現在の日銀総裁が立候補をした時、「日銀総裁になりたいポチが尾っぽを振っているだけ」
と切って捨てた。 FRBバーナンキンが無制限に札を刷って、目先のアメリカ経済の崩壊を引き延ばしたのと、
日本とは違う。彼らは世界の制空権を持ち、海軍力も世界一、言語も世界共通語の英語。その上、基軸通貨の発行国。
ドルを幾らでも刷って、それを米国債で回収するか、暴落に誘導すれば借金はチャラ。それと、デフォルトの手がある。
その米国を真似れば、待っているのは破滅。 米国予算が議会で否決、デフォルトをすれば、世界経済は大混乱になる。
『ひょっとすると、隠れた世界戦略』で、やってくる可能性が充分ある。リーマンショックで、世界の金融機関に
隠された不良債権ともども、焼き払うために?金融の世界大戦と割切ってくる可能性は充分にある。数年内に、火の海?
日本は米国債を4~500兆円も持っている? ・・ 世界が火の海になろうという時、東京オリンピック誘致に成功!
と、浮かれている。景気浮揚より、国民の目を逸らすため? 阿部の横で、麻生が「アフォ違うねん、パーなんで」と
フザけているパロディのイメージが、浮かんできた。悲しいかなA・B層の質の低下、特にB層が国を滅ぼす。
ーーー
2013/06/19
アベノミクスへの疑問
 アベノミクスの危なさは、二年前の事業断念に至るプロセスで直接、肌で感じ取っていた。
再び、とんでもない誤りを犯そうとしている。 「10年後に一人あたりのGDPを150万増加」など、方向は真逆。
それも以前に放り出した元首相二人が恥ずかしげも無くである。何人かの経済学者が、アベノミクスに批判をしているが、
円安、株高の現象の前に表立ってない。 先日、図書館で借りてきた文藝春秋4月号に、ー神谷秀樹のレポートー
アベノミクス「危険な熱狂」ーがあった。 ネットで調べたところ、これを簡略にまとめたブログの内容があった。
 ★ ~ブログにゃんとま~ ー神谷秀樹『アベノミクス「危険な熱狂」』文藝春秋4月号の一部を抜粋ー
≪◎アベノミクスを冷静に分析し「A=アセット(資産)、B=バブル、E=エコノミクス」と揶揄している人々がいるが、
 彼らのほうが正しいことは、いずれ歴史が証明する。いま喜んでいるのは、バブルに乗り一儲けしたい投機家ばかり。
「持続可能な経済基盤」を構築するものには、人口、中産階級の収益力、イノベーション(技術革新)、エネルギー価格、
 政府の健全な財政等々があるが、中央銀行はここに述べた経済成長の大きな要因のうち、何一つコントロールできない。
◎安倍政権は「市場にお金が不足している」と考えているようだ。だが、これは完璧に間違った認識、市場には金があり
 余っている。企業はもてあますほど現金を持っており、日銀の当座にも銀行が使い切れない「ブタ積」が山ほどある。 
◎株価が上がって投機家は喜んでいるが、何も企業の競争力が回復したわけではない。企業の持つ外貨資産の評価額が
 上がっているだけの話だ。 (中略) 外貨建ての資産が評価益を出すということは、裏返せば円建て資産が、
 国際通貨のバスケットで見れば価値が目減りしていることになる。
◎2000年代初めから民主党に政権を譲るまで、自民党政権時に彼らが行なった不況対策は、
 *「円安麻薬」で輸出ドライブをかけること、
 *「契約社員化」で賃金を切り下げ、国際競争力を維持することだった。しかし、この政策は完璧に破綻。 
「インフレを起こせば賃金が上がる、雇用が増える」というのは、全くの妄想で、「国際的に価格競争力を失ったのは
円高のせいだ」というのもの妄想。 競争力を失った理由は、同じ質の労働に対する賃金が海外に比べ高い、
製品の質の面でも優位に立っていないことだ。
◎「バブル崩壊の対策は新たなバブルの演出で」が正しい処方箋でないのは「失われた二十年」で学んだ筈だったが、
  実際には学んでいなかったようだ。ABEがバブルを大きく膨らませれば膨らますほど、大きな破綻を日本に
 もたらし、その時はもう復活不可能な致命傷となるだろう。≫
▼ グローバル化の中では、日本一国の金融緩和でコントロールが出来ようはずがない。アベノミクスは、
 一部の輸出産業と大手の金融機関が目先のプラスになるだけ。逆にマイナスのエネルギーは、弱者を直撃する。
二ヶ月前の地元の高校の同級会で、当初からのメンバー12~3名のうち、この1~2年で私を含めて6人が倒産、
廃業、経営責任の辞任、自殺に追い込まれた。過半数近くである。 
そう遠くないある日、中国かアメリカの投機筋から、売りを浴びせられ株価が暴落するだろう。 
ーーー
013/04/01  
閑話小題 ー要は、アベノミクスとは?
   * 要は、アベノミクスとは!
 アベノミクスと浮かれているが、少し考えれば、こういうこと。「小泉の中期政権後、毎年、首相が変わってきた。
その二人が偶発的に首相と副首相になって、似たような失敗の拡大版を始めようとしている。再び失敗したところで、
政敵に殺されたり、刑務所に入れられたりしない。大盤振る舞いの付けは国民の負担になるだけ。幾ら金を発行しても、
銀行を通して国債を買わせることで周りまわって戻ってくる。 一度、ハイパーインフレにし、銀行閉鎖するなどの
荒治療した方が、デフレスパイラルが続く現状より良策。 世界は通貨安比べ、その中で紙幣の供給を増やし
銀行閉鎖も含め、一より出直しすべし 」ということ。その中で大部分の国民に物価高という負担が架ってくる。
そして、責任を取って辞任。そのパターンが繰り返される。
ーーー
2013/03/07  
閑話小題 ーアフォノミックスとは
  * アベノミクスは、アフォノミックスか
 アベノミクスを揶揄して、「アフォノミックス」とは、よくいったもの。経済評論家の浜規子が先日、
アベノミクスの内容を問われ、「アフォ(ノミックス)そのもの。死に掛けている病人にホルモン剤
投与するようで気持ちが悪い。今さら経済成長などおかしい!」と切り捨てていた。
 日銀総裁の黒田氏の国会答弁の内容についてどうですかに対して、
日銀総裁になりたいポチが尻尾を振っているだけ」と、これまた辛らつだが、当を得たりと納得をした。
この事態を招いた戦犯達の主犯格の安部と麻生が、首相、副首相とは漫画の世界。殆ど、それを知っているから
恐ろしい。7月末の参院選までのミニバブルか、あと二年が限界か。しかし見渡す限り阿部しかいないのが現実。
一度チャラにになるなら、早めに息の根を止めるのも手か。この付けは、5年、10年後に覆いかぶさってくる。
 ところで韓国経済が特に変のようだ。円安も効いて、あの元気にみえていた経済も崩壊過程。輸出依存度を
見ると、日本14% 、中国26%、アメリカ10%に対し、韓国は50%。日本は貿易立国と言 われるが、実際には
内需大国。それにしても韓国の輸出比率が異常に高い。欧州危機と中国の経済停滞の影響を直撃し、急激に悪化。
世界的動乱は、国力がある方が有利。資源があり、海軍と空軍が断然強いアメリカが当分は世界をリードする
しかない。体力を疲弊をした日本は、当分、アメリカの属国として生きていくしかなく、TPPの参加は当然のこと。
 明治維新も、太平洋戦争敗戦も、今回もアメリカに屈した更なる開国。アメリカにとって、どれも世界戦略の
一つでしかない。韓国、台湾、日本が、アメリカの軍事、経済の中国に対する前線基地。中国も北朝鮮を庭先の
番犬で飼っている。ここにロシアが絡んでくると、1930年代から太平洋戦争の様相に酷似してくる。
そうすると、保守本流の安部と麻生の出番というのも分からないこともない。「天気晴朗なれど、波高し」である。 




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2419, 『楽天主義
2007年11月18日(日)
     『楽天主義』ーヘレン・ケラー著  
                     ー読書日記
 この本を図書館で見つけ、数ページ読んで、その行間から溢れ出てくる
光のようなメッセージに驚いてしまった。
三重苦を乗りこえた偉大な人物ということは周知のことだが、
実際に彼女の本を手にするのは初めてであった。
それも何と彼女の処女作で、100ページ足らずの読みやすい本である。
この一冊を、20歳前に読んでいたら人生が変わっていただろう。
三重苦の中で、言葉の持つ意味を深く理解したのである。
もしかしたら、今年の最高の本といってよい本だろう。
この本はもう廃刊になっていて、中古本で二倍の値がついていた。

ーその概要といえばー
この本は、ヘレン・ケラーが1903年、大学在学中に初めて書いた処女作である。
ヘレンは三重苦の身でありながら、88歳の生涯を障害者の救済のために力強く生きた。
彼女は生後19ヶ月の時に熱病に罹り、聴力と視力を失い、三重苦の生活を強いられた。
サリバンという女先生と出会い、読み書きを覚え、大学を卒業後、世界各地で講演したり
福祉活動を行い「奇跡の人」と呼ばれた女性。
  
ここで彼女は「楽天主義者とは、善を信じ、輝かしい未来の到来を確信し、
明日を今日より美しいものにするための努力を重ねる生き方」と述べている。
楽天主義者は、信じ、試み、そして目標を成し遂げる。楽天主義こそいっさいを
成功に導く信念である。 希望がなければ何ごとも成就するものではない。

人生の目的は何か、などと堅苦しく考える必要はない。
楽しく生きて、この世を去るときに、「生まれてきてよかった。幸福な人生だった」
と振り返ることができたら、その人は人生を楽天主義者として過ごした成功者である。
将来に希望をもって努力することで幸せは得られるものである。
逆に、悲観的な考え方のクセがある人は、幸せになりにくく、不幸になりやすい。
幸せになるためには、悲観的な(不幸になる)考え方をストップし、
意図的に楽観的な考え方をできるだけ心がけたほうがよいのである。

ー彼女は、ここで次にように述べている。
「幸福は心の持ち方の問題で、外見から他人が判断できるものではない。
私は、盲・聾・唖の障害者でも、世間の常識に反して自分は幸福である、
という考え方を信条としている。 どんなに幸せそうに見えても、
本人が幸せと思っていなければ、その人は幸せではありません。
どんなに不幸に見えても、本人が自分は幸せと思っていれば、その人は幸せである。
『自分は幸福であるという考え方を信条としている』という強い意志と、
意図的楽観主義こそが自分である。」

ー評論家の小林秀雄は彼女を評して以下のように書いている。
「人生の深淵を覗いて、ニーチェは大声で喚めき、ランボーは静か
 に引き返した」(ニーチェはドイツの哲学者、ランボーはフランス
 の天才詩人。ともに人間の悪徳をのろい、生を受けたことの悲劇を説く)
 もしヘレンだったら、こう述べたであろう。
「人生の深淵を覗き、さらにその奥深く、神の善の世界があることを知り、
 幸福と歓喜に打ち震えた」と。 ー

未来に用意された、光に包まれたバラ色の善の世界。
その存在を確信するゆえに、ヘレンはその人生は幸福に満たされて精一林に生き、
その希望を人々に与えて生涯を送ったのである。
 ー目次ー
第1章 私の楽天思想
 (私の幸福;思想の輝き;現実に立つ;善の世界;働く喜び;信じること)
第2章 楽天主義の世界
 (哲学との出会い;心の支え;神の世界で;楽天主義の根拠;教育の進歩;寛容の精神)
第3章 楽天主義の実践
 (厭世主義者;楽天主義の力;楽天主義の文学;神からの贈り物;
  光明を招く;キリストの福音;未来への確信;私の信条)