つれづれに

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 昨日は、恒例の飲み会。最近は三軒で帰ってくるが、少し二日酔い気味。
早朝のポタリングは午後からにする。 信濃川の河川敷の公園では、何か子供向けの
イベントをしていた。


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1632, 記憶する身体、飛翔する意識ー 日野敬三 対談集  3
2005年09月21日(水)
柄谷と保坂の違って、三木は本人自身が生死の淵の大手術をしているので
対談の内容は、よりリアルになっている。
ー手術の前前日、夜に病院を抜け出して、信濃町の駅の向かいの喫茶店に一人座って
茫然とコーヒーを飲んだのです。ふと見たら駅の改札口が、ひどく明るく見えるのです。
そこだけ輝いて見えるのです。努め帰りの人たちがドンドン出てくる。
以前だったら、疲れて不幸そうな顔をしているなと思うんですけど、そのときは出てくる人たちの顔が、
みんな輝いているのですよーのクダリなど、挫折を何度か繰り返してきた経験から、痛いほど解る。
現在、リストラにあった人の心象風景そのものである。以下は、少し暗いが真実の声である。
ー記憶する身体、飛翔する意識ー   三木卓
ー三木
生死ぎりぎりの大手術をして、人生の荒治療を食らったという感じは大いにありますね。
突如として目の前に「シャッター」がダーンと落ちてきたときには、やはりかなり慌てた。
多少は死のことを考えていたつもりなのに、やはり本番の覚悟はできてなかったのですね。
ー日野
2001年宇宙の旅』というSF映画の中に、モノリスという不思議な金属が出てくる。
ツルツルの黒っぽい。三木さんは先ほど、シャッターとおっしゃいましたが、
僕はあれが目の前にスーッと現れた気がしたの。
ー三木
モノリスが?怖いな!
ー日野
つまり、引っかくところも隙間も何もない。
嘆いたって、喚いたって、抗議したって、何をしても受け付けない。
至上絶対なるものですよ、死というものは。
死というものは、生物学的にわかっていても、理解をはるかに超えたところにある。
これまで、作家とか評論家をしながら、生とか死とかを書いたり、それなりに
考えてきたのに、ほんとうに実感してないと思いました。
ー三木
病室の窓から、恵比寿の町の灯が見えるんです。
そうすると、街のどこかのバーで、僕が一杯ひっかけていてもいいわけですよ。
ところがその風景が、何か、明治時代のガス灯の世界か何かに思えてくる。
その間にあるガラスは厚いですね。驚くほど厚いガラスなんです。
そこに僕が行って飲むということは素晴らしいが、もう絶対できない。
ー日野
僕は、手術の前前日、夜に病院を抜け出して、信濃町の駅の向かいの喫茶店
一人座って茫然とコーヒーを飲んだのです。
ふと見たら駅の改札口が、ひどく明るく見えるのです。
そこだけ輝いて見えるのです。
努め帰りの人たちがドンドン出てくる。
以前だったら、疲れて不幸そうな顔をしているなと思うんですけど、
そのときは出てくる人たちの顔が、みんな輝いているのですよ。
僕はここにいて、10~20m先の改札口の皆が帰っていく姿が、この世のものならぬ
光に包まれて、そして自分とそこの間には絶対の隔たりがあった。
その光景は忘れられません。
ー三木
日野さんも僕も、シャッターが落ちたときから、そういう時間が始まったんだと思う。
僕はときどき高校に講演に行くんですが、入試に絶対に受かる方法があると、
冗談めいたことを言うんです。
君達には、まだ一年があると思って悠々としているだろう。
しかし、入試一ヶ月前になったら必死に勉強しないではいられない。
それは一ヶ月という時間ならそれを実体として把握できるからだ。
その実感としての時間を一年前に見通して把握できるなら、つまり一ヶ月前の時間の質と
同じように一年前の時間を感じることができればいい。
きっと優秀な人間はそういう能力を持っていると思うと。
ー日野
もとに戻った、回復したということは、この世界のーー宇宙の、といってもいいんですが、
時間の流れの中に再び組み込まれたということです。
今という永遠が非連続に続いているのではなく、それは連続した時間なのです。
英国の物理学者、ホーキングは、三つの『時間の矢』があるといっています。
・熱力学的な時間の矢ーエントロピーが増大する時間の方向ですね
・それから、昨日のことは覚えているが明日のことは覚えていないという心理的な時間の矢。
・それと、ビッグバンから始まる宇宙的時間の矢です。
時間の矢はあるとおもう。
だから、今という非連続の永遠だけを一日一日楽しく生きればよいというのは、
三日ならできても、三ヶ月は難しい。
死ぬ経験をして生き返ってきて、死を毎日時間して、一日一日が永遠ですということはいえない。

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2004年09月21日(火)
1267, 書いてなかった旅行記ー2
カナダ旅行紀ー2
バンフスプリングス・ホテルが一つの芸術作品のようである。重厚な石造りの建物に、豪華なロビーとレストラン。
もちろんホテルとして、世界的に有名なホテルである。その庭先にはレイク・ルイーズがある。
いや、レイク・ルイーズのほとりにホテルを建てたのだ。朝、昼、夜(白夜)とその湖の色が大きく変わって見える。
ロビーの窓が、あたかも絵の額縁のように作ってある。早朝、その窓から見た湖の美しさに息を呑んでしまった。
白夜の11時過ぎに、一人でレイク・ルイーズの畔のウォーキングコースを散歩をした。
よそ者は入ってくるなと脅しているように稲妻と雷の音が鳴り響く、自リスや、ラッコが威嚇の声を上げる。
それが、その背景とピッタリなのである。恐ろしくなり引き返そうとした。ふと人の気配するので、
目をやると若い白人女性が一人でハイキングから帰ってきたところだった。
男でも恐ろしいところをよく一人で歩くものだと感心をした。
高台から見えたペイト・レイクの美しさも心に焼き付いている。
コバルトブルーの色は、過って一度も見たことのない色であった。
右を見ても左を見ても、全てが絶景というのがカナデアン・ロッキーの特徴である。
旅行の都度、添乗員に必ず次の質問をしていた「貴方の主観でよいから、一番良かったところは何処ですか?」
殆どの添乗員答えは「カナダのロッキー」であった。次がスペイン。そして、インドであった。
そういわせるだけのものは確かにあった。
ところで現在の私に同じ質問をしたら、迷わず、「ケニア!」と答える。

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2003年09月21日(日)
900,『 V・E ・フランクル』についてー2

彼の言わんとすることはー「よく働き、よく遊び、よく学べ」ということだ。
「よく」あるためには、この3つのバランスがとれてなくてはならない。
よく働くためには、よく遊び、よく学ばなくてはならない。
よく遊ぶためには、よく学び、よく働かなくてはならない。
よく学ぶためには、よく働き、よく遊ばなくてはならない。
 私の場合は、
・よく働くは、現在の事業の発展・維持である。
バブルがはじけて大変だが、5年~10年先を読んで、事業構造の変換が当面の課題である。
・よく遊ぶは、ウォーキングや、秘境旅行、映画・TV鑑賞。
・よく学ぶは、読書や人間・社会観察である。
 この3つはそれぞれ重なり合い、同じであったりする。
この「随想日記」は私にとって3つが含まれている。
「何を」という目的・目標をハッキリさせ、
そのプロセスを楽しみや遊びになるまで、徹底することだ。
 フランクルは死と常に隣りあった異常な状態の中で、人間の可能性を見た。
その「人間の可能性」を大学に復帰して講義をするイメージが、彼を収容所から生還させたのだ。
収容所で作業のため整列して歩いている時に、数?上から見ている自分がいたと書いていた。
これなど究極の体験から生じる脳の昇華であろう。
 彼のコぺルニクス的大転換は「人生に何かを求めるのでなく、人生が何を求めているか」
を常に問い続ける重要性に気づいたことだ。それも死の収容所の究極の状況の中でだ。
初めて読む人は、
・「フランクルに学ぶ 」    
  斉藤啓一 日本教文社  2000年
・「どんな時も、人生に‘YES’と言う
  諸富祥彦  大和出版 がよいのではなかろうか。
真っ暗な中にさしこむ太陽の光のように、輝き光っている人間の可能性を見ることができる。
 以前にも書いたが、自分の赤ちゃんの服を編んでいる姿の中にさっき書いた要素が
全てー愛・創造(能力)・知が含まれている。この随想日記も考えてみれば同じである。
好きなことや人を見つけ、心を込めてすれば何事も後悔をすることはない。
そして、その対象は、半永遠的に残る。

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 526,社会の変化
- 2002年09月21日(土)
日本も社会の価値観が根本的に変わろうとしている。
この失われた10年間で政治も企業も宗教も権威が失墜してしまった。
一昔前の一流企業といわれるところが、倒産や赤字や不祥事で全く権威を消滅してしまった。
代議士や大臣を偉いと思う人が全くいなくなってしまった。
宗教もしかり、「集り」という姿がオウム教で露出してしまった。
「家」という制度も根こそぎ変わろうとしている。江戸時代から続いてきた「日本的家制度」が、
新しい年代の出現や我々の意識の変化で根こそぎ変わってきている。
家のオモヒの仏壇も仏教がまだ権威を保っていた時の文化だ。法事も地味なものになるだろう。
農家や商家が激減し始めきたことも「家制度」の崩壊の原因になっている。
家業としての商売や職業が成り立たなくなってきた。
周辺でも多い事例として、実家にUターンで帰ってきたが、家業が成り立たなくなり
再び都会に帰っていくケースが多い。「帰ってこないほうが良かった」といって。
初めから帰ってこないケースも多い。結婚式も最近、当人が会費制度でやる地味婚が増えてきている。
家どうしの顔ミセから、本人達のお祝いの会に変わっている。家単位の行事が一づつ消滅か縮小してきている。
葬式や法事もこれに近づいてくるだろう。何かの本に、「家業一代、家二代の時代」と書いてあった。
私の場合、この十年間で年で数回海外ツアーに出ているせいか、更にこのホームページを開いたせいか、
人間関係の感覚が変わった。趣味の同じ人と、側にいなくとも何かどこかで繋がっている感覚がある。
気持ちの距離感が変わってしまった。やはり情報革命が背後にあるのだろうか。

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         2001/09/21
第三次世界大戦開戦!ーほんと!まだピンとこない。しかし一日一日とその重みを感じる。
長期になる宗教戦争だ。怖いのは北朝鮮が関ってきたかどうかである。
30~40%の確率で関っていると見る。あの男ー金正日なら可能性大だ。
その場合もちろんアメリカは原爆を使う可能性がある。そうすると日本海側の原発がまず狙われるだろう。
 また日本は世界恐慌を狙ったイスラム過激派に狙われて当然である。パレスチナの?2が殺されたので
必ず大事件がおきると思っていたが、まさかここまでのテロをやるとは!
 企業はまず生存対策に全てのエネルギーを向けなけ