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閑話小題~ 『孤独論』ですか… ~3

          <『孤独論』 ―逃げよ、生きよ― 田中慎弥・著>
   * まずは、実家に引籠りをしましょうよ!
 副題が ―逃げよ、生きよ― である。家庭を持って、その生活を支えな
ければならないのに、何を優著なだが、それでも死んだまゝより遥かに良い。
この年齢で同年代の人たちをみると、あまりに、死んだまゝ生涯を過ごしてきた
人が多いのに驚かされる。世間とかいう、妄想に縛られ、現実社会との見境が
つかぬまま、最晩年を迎えようとしている輩。
 
 私たちは目先の事象の縛られた奴隷でしかない。それはそれで良しとして毎日
をマンベンダラリと生きているに過ぎないなら、実家にでも引籠って、七転八倒
でもすればいい。誰かから、<あの人の息子さん、一流大学を直にやめて今では
務めるでなし、懸賞金で食い繋ぐ日々>という。フリーランスそのものも、他者
からみれば、こんなもの。一流大学を卒業して、一流企業で無事退社。 それが
如何してというのか! 時代は、そんな人を求めていない。テレワークの時代、
自宅勤務で自由業みたいな働き方改革の時代である。 
 お堅い銀行員でさえ、フリーランス的センスが必要とされ、ほゞ全てが器械化
され、本部決済されて、必要とされるのがインテリジェンス。 上を向いて口を
開けているば何となく、過ごせて時代は終わった。 …まあ、大変だ。
 で、彼らが出来ることは、仲間内の足の引張合い。そこには侘しさしかない。

 逃げることは、決して恥ずかしいことではない。恥ずかしいのは仲間内の食い
合い。地軸が逆さまになってしまった現在、居酒屋でも、スナックでも、小さな
中華料理店でもいい、一度、そこから逃げれば良い。まずは助かって活きる事!
「色即是空」より、むしろ『空即是色』である。折角の人生、生きたままの仮死
よりも、一度、サッサと空になればいい。「捨ててこそ、浮かぶ瀬もあり!」
あの奴隷のごときゾンビの集団から、逃げる事から第一歩を踏み出すこと。

 孤独とは、1人の周囲に囲いをつくり閉じ籠ること。その為に準備が必要。
あのオバサンの臭気が、その嫌らしさを物語る。 5百メートル内の比較社会に
生きてきたヘドロの臭いは、その中にいては全く気付かない。

・・・・・・
6933,閑話小題 ~新型コロナの現状と、行方は? ~9
2020年03月08日(日)
   * 身の毛もたつ程、末恐ろしい事態か?
 このシリーズをテーマに書いてきたが、時間経過をする程に深刻さが増している。
まずはリーマンショック、3・11東北大震災以上か?の見極めから始めないと!
◉ 毎日、通っているSJの実態を垣間見ると、大フロアーに15人位のメンバーが
居るだけ。エアロが休止しており、席取りの行列は無し。二週間と区切っているが、
これで再開は無理? この騒ぎが始まったと同時に、一人ヨガの際にマットを
丹念に拭いてきたが、それも数日前から消えた。 その代り、スタッフが、その後
に拭いている。 何か末恐ろしくなった。これが半年も続くわけがない。
<平日の昼間コース>は人気があり、メンバーが溢れかえっていたのに今は疎ら。
◉ 夜の居酒屋、スナックも虫の息だろうに。そのレポートのニュースも、報道規制
か全く見当たらない。若い人がいくキャバクラなら、関係ないか。
「インフルエンザのように夏になれば消滅すると考えるのは間違い。現時点では
そのように考える根拠が見つかっていない」とWHOが強調するのも当然。
 以下の記事をみると、異次元の驚きの内容。
 ――
【 新型コロナウイルスで死亡する日本人は最悪のシナリオでは57万人。
   世界では、最悪6800万人が死亡。
 恐るべき数字を伝える報告書「COVID-19が世界のマクロ経済へ与えるインパク
 :7つのシナリオ」が、3月2日(米国時間)、アメリカの著名シンクタンク
ブルッキングス研究所」のウェブサイトに掲載された。
 この報告書の著者は、オーストラリア国立大学教授のワーウィック・マッキビン氏
とローシェン・フェルナンド氏。両氏は、新型コロナによる病気や死亡のため各国で
減少する労働者数、消費者の商品嗜好の変化、製造網が受ける障害によるビジネス
コストの上昇など世界経済に与える経済的ショックを分析、新型肺炎パンデミック
となった場合に、適切な経済的判断が行われないと起こりうる7つのシナリオを紹介。
 この報告書によると、7つの中の最善のシナリオであっても世界のGDPは2.4兆ドル
(約254兆円)も失われることとなり、最悪のシナリオでは世界のGDPは9兆ドル
(約954兆円)も失われるという。 】
 ――
【 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3日、新型コロナウイルス感染に
 よる致死率がこれまでのところ約3.4%となっていることを明らかにした。
 季節性インフルエンザの1%未満を大きく上回る。
  ~テドロス事務局長の主な発言は以下の通り。
新型コロナウイルスは季節性のインフルエンザよりも重篤な疾患を引き起こす。
世界の多くの人が、インフルエンザへの免疫を持っているが、新型ウイルスへの
免疫は誰も持っていないからだ。つまり多くの人が感染しやすく、重症化する
ケースもある。】
 ――
【 イタリアで感染者3000人超 死者100人超 新型コロナウイルス
             2020年3月5日 2時22分新型コロナウイルス
イタリア政府は4日、北部を中心に感染が広がる新型コロナウイルスについて
感染者の数が新たに587人増えて3089人となり3000人を超えたと発表しました。
また死者も28人増え、107人になったとしています。】
 ――
【 <ジュネーブ共同> 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括する
 ライアン氏は6日、新型コロナウイルスについて「気象条件が変わればウイルス
の活動がどうなるのか、まだ分かっていない」と述べ、気温が上昇すればインフル
エンザ同様に終息するかどうかは見通せないとし、過度の期待を戒めた。
ライアン氏は「インフルエンザのように夏になれば消滅すると考えるのは間違い。
現時点ではそのように考える根拠が見つかっていない」と強調。
「ウイルスが自然に消えてくれると期待するのではなく、今こそウイルスと
闘わなくてはならない」と述べた。】
 ―
 ―
▼ 新潟駅前で30年実業してきた事業を止めざるを得なくなった。最終場面の
 2001~2011年の10年が、酷かった。2割、4割、6割減の大波が到来。東北大震災
で7割減となり、即座に事業断念した経験を持つため、この降ってわいた事態
(何処かのホテルの責任者が、東北大震災よりも、落込みは深刻)とコメント
していたが、人一倍、この事態の深刻度が理解できる。…としても、タイミング
も含めて不可解さ残る大惨事である。第一次世界大戦時の「スペイン風邪」までで
ないとしても、リーマンショックを遥かに超えたレベルでないと幸いだが。
知れば知る程に、ことは深刻。 関係者には酷だが『オリンピック開催?』とは
異次元の大問題が既に発生してしまった! 中国帰りの日本人が宣った
『中国と日本とでは、これに対する危機感が全く違う』が、全てを物語る。

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6567,閑話小題 ~白鵬よ、モンゴル大統領を目指せ!
2019年03月08日(金)
   * 白鵬よ、モンゴル大統領を目指したら!
 貴乃花が、次のステージに向かって動き出した。あのサッパリした表情。
少なくとも、大相撲協会の理事長より遥かに条件が良い。顔見せパンダとして
東京オリンピック協会の役員の1人にでも… その前に代議士選挙ですか。
生れる前から、相撲の世界にドップリ浸かっていた人間が、離婚をした上に、
一匹狼とは… まず精神の切替えに2年は要する。『精神は自由ほど不自由』を
肌身に感じとり、新たに、問題から目を逸らさず判断、決断をする難しさは
並大抵ではない。少なくとも、あの延長上より、道は大きく開ける。あれはあれ。
8年前、20年、40年前の自分と重なる部分が… あのままでは、親父の
大関貴乃花と同じくストレスで早死に! まあ、良かった。世の中、粗悪の
人間が多いからね! 他人事でないか? 人生の味わい深い経験は、50歳辺り
から経験できる。見えない筈の先が、見えてくるため。それも、思い込みとして。
 ところで白鵬よ。年内でキッパリ引退をして、数年後にモンゴル大統領に
立候補を宣言したら。 この男なら可能な筈。日本で門外不出の優勝回数
重ねたことを考え合わせると、話題性もあるし― 9割かたは可能である! 
 要するに地頭が異常に良い! ハロー効果もあるだろうが…
 ―
 逮捕されていたゴーンが108日ぶりに釈放された。工事関係者に扮して隠れる
ように記者団の前に現れた姿は往年の姿がない。これも一週間もすればギアが
元に戻り、執拗な反撃が始まる。出世街道を順調に駆け上がってきたゴーン。
さて次のラウンドは? 一度、道を踏み外すと、元に戻すに膨大なエネルギーを
要するのは人の常。次期フランス大統領を狙っていた飢えた狼、さて如何する?

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6203,閑話小題 ~宇宙は本当にひとつなのか -9
2018年03月08日(木)
    * 再び、多次元宇宙論
 6年前に、8回にわたって要約していたテーマ。内容は遠大で、当時の驚きが
そのまま伝わってくる。自分の死など大したことはないと、宇宙科学に面前に
突きつけられたようだ。
<我々の宇宙は10の500乗分の1個でしかない!>という科学的事実?の前に、
プーチン、習主席、金、トランプが、それが如何した? 一兆、100兆、千兆円
が何んだ? 人生の一大命題の「死」の問題も、些細でしかなくなるような思い
に誘う破天荒な説である。6年前、ここにビッグバンが137億年前とあったが、
数年前に、正式に1億光年がプラスされた。1億光年といえば、気の遠くなる数値。
半世紀前の学生時代に「ビッグバン」を知り、驚いた。宇宙に外側があるか?が、
そこに、多元宇宙論である。6年前も、驚きそのままを書いていた。この本を読む
までは、宇宙は拡大するにつれて、密度が薄れていき、最後は縮小に転じて消滅
するとあった。観測からして、薄れてないという。他宇宙からループ状の管から
我々の宇宙に素粒子が注ぎ込まれており、永遠に拡大し続けるという。私たちは
三次元世界に生きているが、宇宙には7次元、8次元の世界があるという。三次元
世界からは考えられない次元というと、私たちは、宇宙も、世界も殆ど知らない
ことになる。子供じみたような、異次元宇宙の知的生物の管理下にあるのでは?
という説がまことしやかに語られている。それを否定する実証が不可能とか。
 論理の飛躍は、ここで止めておくが、孔雀の羽根のデザイン? 高度の知的
レベルの…と考えたくもなる。自己の存在を含めて、世界は、宇宙は不思議である。
私たちは何処から来たのか?=ビッグバン。 
何処に 行くのか?=いったん消滅。
はたまた多宇宙の一つに? 生残りし者の心の内? 宗教めいてきたか!
 重油で燃やされ、永遠の彼方に消滅するのが現実? 
…で、魂とは何ぞや? このブログに残した魂を込めた言葉。
私の両親をみると、娑婆に残した愛情。 心残りだったのだろうが…