* 夢の中の幽霊の老夫婦
 何時まで続くか分からないが、夢日記を続けていると奇妙な感覚になる。
今度の夢は、霊界に入り込んだような物語。 以前、一度行ったことがあった
?民家の軒先が小さな貸本の店。そこに入ると小さな店内が取り払われていて、
御婆さんが業者みたいな人と話をしている。 たしか連れがいたはずと、奥に
声をかけると、80歳過ぎの爺さんが出てきた。「もう店をやってないのですか」
と聞くと、奥から書棚とか、台を引っ張ってきて、本やビデオを並べ始めたので、
自分が奥の座敷に上がる。元もと、爺さんの本やビデオを貸出していたようだ。
ところが何か不自然で、この老夫婦、実は、この世の人でなく、既に亡くなって
いるのを気づかないで、そのまま家に居るような? 
 そこで、「もう、あなた方は、死んでいるんですよ」と言ってよいものか、
迷っているうちに目が覚めた。 ただ、それだけの内容だが・・
   * つれづれに 〜あと少しで4年ですか!
 あと二ヶ月で、御隠居生活に入って4年、長いようで短い感がする。 
変化したことは、外で酒を飲む機会が半分近くなったのと、少し肩身が狭い?
ぐらいで、違和感は少ない。4年前に決めた日課どおりの生活が今も続く。
 気ままで、誰の干渉を受けない日常は極上だが、あるとすれは家内の壁。
書斎コーナー、寝室、スポーツセンターで、半分の時間は開放されている。
 40年、事業に集中していたエネルギーを、自由に使えるのが非常によい!
この随想日記を14年近く書き続けてきたお陰で、気持ちを言葉でハキ出す
ことで、心に羽根が生えたように飛びまわり、開放される。
 ここは閉鎖社会の城下町。月に一度は聞こえよがしの嫌味か、卑しい視線
を受けるが、これも想定内。 尾ひれはひれで、とんでも人間になっている
のだろうが、これも20歳時に起業を決心した時点で、割り切ったこと。
そのまま受け入れている。 世間とかいう修羅世界への私の視線が遥かに
冷たいことを、私が一番知っている。 死んで三日もすれば、300年前に
死んだと同じと考えれば、殆どの怒りや悩みが消える。無知は罪!
 古希あたりから、さほど長くない先に死ぬことを前提に、モノゴトを考え、
判断するというが。去年、宅建主任免許の書換え、必要ないと、しなかった。 
・・・・・・
4714,現代のベートヴェン 〜2
2014年02月09日(日)
‘現代のベートヴェン’のゴーストライターのライブの記者会見は、
 「事実は小説より奇なり」を、そのまま地でいく内容。 
 物語風に、現代のベートヴェンの経緯をまとめてみるとー   
              <私もミーちゃんハーちゃんになったもの>
《 18年前に(仮に彼をAとする)Aが作曲家で一旗上げようと思い立った。
 が、才能がない。そこでA自身をタレントにして、作曲はゴーストライター
に任せることを思いつく。親が被爆者であるのを利用し広島被爆二世の作曲家
として売り出した。しかし、それだけでは、いま一つインパクトが足りない。
そこで全聾の悲劇を加えることを思い立ったところ、これが大当たりになり、
NHKスペシャルで放映される。ところが、あまりに売れたため、ゴースト
ライターが恐ろしくなり、止めたいと言い出したが、Aは引き下がれない。
そこで自殺を仄めかして、作曲を強要。とこが、オリンピックのフィギア
スケートのテーマ音楽に取り上げられ、その重圧にゴーストライターは自滅。
週刊誌に、真相を告白。そこで共同会見が行われ、全聾もバラされた・・ 》
▼ これに殺人を絡めれば、刑事シリーズの『相棒』物語になる。
 現に似たストーリーがあった。また、その謝礼金額の安さにおどろいた! 
現代のベートベン・Aの後ろ盾に、誰か企画立案者などがいるはず?
問題は、この件が刑事事件になるかどうか? 会見の記者の質問の鋭さは流石。 
著名なシンガーソングライターに、こういう類の話が多いだろう。「たけし」
には週刊誌の連載や書籍があるが、彼に公然としたゴーストライターがいる。
しかし誰も咎めはしない。「たけし」だからだ。ゴーストライターが本人と対話
しながら、内容をまとめるのだから、別に問題はない。以前、ここで取り上げた
プレーボーイの元編集長の島地勝彦は、有名作家のゴーストライターを自認、
堂々と『乗り移り人生相談』を出版している。二年前に、そのものズバリの
ゴーストライダー』というハリウッド映画を見たことがあった。
戦場のピアニスト』などのポランスキー監督が、ロバート・ハリスの小説を
映画化したサスペンス。<元イギリス首相のゴーストライターとして雇われた
平凡な男が、ある秘密に吸い寄せられていくさま>が描いてあったが、
これが面白い!これを題材にした小説をゴーストライダーと組んで出版すれば、
面白いものが出来ること受けあい!
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4347, 暴力団  ー3
2013年02月09日(土)                        
 * 実際にホテル現場であった手口とは   「暴力団 」溝口 敦 (著)
 現場の苦情処理はチーフとマネジャーが対応していたが、ホテルが4棟に
分かれているため支配人と副支配人も直接受け持つ。最後は支配人に来るが、
私のところに来ない。私が出れば浮き役が無くなり引っ込みが効かなくなる。
脅す方も、社長が出た時は、警察に直結するため口先で出せと言っても本気
ではない。彼らは、常日ごろ刑事が宿泊者チェックに来ていることを知らない。
だから脅すのだろう。 しかし常に夜半に刑事が警察にいるわけでない。
刑事とて公務員。基本は自助努力しかない。普段から指名手配書をフロント内に
貼り付けておき積極的に通報するようにしているので、好意的に対応してくれる
が、脅しと分かっていても民事である。そう簡単に表立った口出しはしない。
 ところで、現場での手口である。開業2年目頃の、初めての脅しを鮮明に
憶えている。明らかに暴力団風の男に電話を受け継いだところ切れてしまった。
そこで、「数百万の商談が壊れてしまった。弁償しろ!」と凄んできた。 
明らかに脅しだが、電話の取り次ぎのミスも仲間と仕組んだのは明らか。
さてどうするか・・ ただ謝るしかしかないが、彼らは、そう簡単に脅しで
金が取れないこと知っているので執拗。 最後は、諦めたが! 似たような
ケースで副支配人が二人組にナイフを突きつけられ、数万、強奪されたが、
逃走中に警察に逮捕された。ナイフが逃走の車中にあったので立件が出来たが、
もし無かったら、そのまま釈放されたという。4〜5年前には水商売風の
アベックの女性が、風呂の石鹸を使ったら肌が荒れたと病院に行き、その
診断書を見せて何とかしろ!と凄んできた。これも刑事に相談しても、
難しいという。「示談はしない、裁判所を通して下さい」と突っ張ると、
「10万円で手を打とう」と言ってきた。具体的金額を言うと脅しになり
警察は介入すると聞いていたので、連絡。警察もチンピラの脅しの対応など
御手のもの。 二人が外出をするのを待って、後から歩きながら、
「私は刑事だが、地元の組に挨拶をしてやっているのか?やっているとしたら
組の責任もあり大問題。挨拶無しでは、ただで済まないぞ、どっちなのだ!」
と、気合をかけたら、逃げるように二人は消えた。事務所に、恐喝をしてきた
宿泊の二人組が執拗に電話で脅してきたので、録音をして警察に提出したが、
これまた逃げるように消えたこともあった。要は、ケチなチンピラだが、
持って生れた天性があるが、簡単に屈しない相手を見分ける嗅覚もある。
間違って直接電話に出てしまった時は、瞬間、電話を切る。2〜3回繰り
返せば、二度と来ない。脅しようがないからだ。直接、事務所に乗り込んで
きたことは、一度も無い。それをすると強盗になるからだ。
何度か、彼らの脅しの現場を至近で見たことがあるが、当事者でない
としても、恐怖のどん底に突き落とされる。
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3972, 閑話小題
2012年02月09日(木)
  * 大地震が夜半に起きないのは何故
 関東大震災、神戸淡路大震災、中越地震柏崎刈羽地震、この東北大震災、
そして海外ではスマトラ沖大地震四川大地震、ペルー地震と、小さいのは
別として、最近の大地震は何故か殆どが日が明るいうちに起こっている。
太陽系の引力にも関係しているのだろうか?もし東北大震災が夜半だったら、
数倍の死者が出ていたはず。日の入りの時間は約半分として、上記の最近の
地震全てが日が明るいうち、というのも偶然にしては?台風も、不思議に
週末に集中する。
  * 単身女性の3割がワーキングプアー?
 先日、TVで単身女性の3割がワーキングプアーと報じていた。
個々人の事例を紹介していたが、男性のような暗さがない。その生活も決して
不満でなく、それなりに満足している? 心のどこかに「白馬の騎士が迎えに
来てくれるかも?」の願望があるのだろうか? 女が一人で生きていくのは
甘くないが、今さら元に戻れない。まだ社会に余裕があるから明るくいられる?
時代が、さらに厳しくなった時に、その明るさはなくなる。母子家庭の過半数
以上がワーキングプアーというが、単身女性も加え、女性の時代という掛け声と
現実の違いはあまりに大きい。 国民の平均所得の半額以下の収入の人をプアー
というが、その規定を見直すことも必要の時期にきている。
プアーの言葉が世に出てきたため、意識をするようになっただけか?
右上がりの時代から右下がりの時代の対比からみて、明らかにプアーの時代
になったことは確かである。この言葉の規定からすると、国民年金生活者は
全員プアーになってしまう。プアーだが、情報だけはリッチの時代。
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3607、絵になりますね
 2011年02月09日(水)
「この風景、何処から撮っても絵になりますね」など、風景、場面の美しさを
表現するのに「絵になる」という。「アート画転換ソフト」は、その言葉の
とおりにデジタル化した写真を絵画やアート画などに転換してくれる。
絵を描くのはプロでも大きなエネルギーを要するが、気楽に一瞬のうちに転換
してしまうから驚きである。デジタル写真を絵に転換すると、何故、気持ちが
響くのだろうか? そもそも絵とは何か?
  ーそこで「絵」とは何かをウキィペディアで調べてみたー
≪ 絵画は、板や布、紙、壁といった支持体と、絵具などの描画材料による
 特定の支持体に対する描画で成立したもの。板や布に描かれた油彩画や
テンペラ画、フレスコなどで描かれた壁画を指す。紙に描かれた水彩画などは
含めるが、木炭や鉛筆で描かれたものは含めない。≫ 
 この説明では、書かれた絵の意味することの説明にはならない。
絵は描く人の直接手描きの主観と気持ちが入っている。対象に集中した魂が
絵画の絵画たる由縁である。それからして、この転換されたデジタル絵画写真は、
果たして絵画と言えるのだろうか。先ほどの「板や布、紙、壁といった支持体を
パソコン画面かネット上に替え、絵具などの描写材料がデジタル写真による
支持体とした描画で成立したもの」とすると、デジタル絵画としての立派な絵
になる。手描きはデジカメで現場で撮ったことに置き換えられる。
そう、これはバーチャルペインターという絵画ロボットが描いた立派な
芸術である。それは、誰もが過って見たことのない新しいバーチャルの世界
であり、これまでは一部の専門家しか出来なかったアート画を、気楽に絵画
ロボットが変幻自在に描き上げてくれる。そこに現れ出るのは、今までは
絵としては表現出来なかった、異次元のデジタル芸術の世界が創造される。 
実際に、過去のアナログの写真をデジカメで取り直し、ロボットで絵画転換
をする度に過去が新たによみ返ってくるようである。その現場で写した写真が
アート画になるとは、数年前までは、誰も想像すら出来なかったことである。
IT化の凄みの一例を垣間見ている。成るほど、20、200万年に一度の
境目で見えてくる現象はこんなものか。
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3242, 葬式は、要らない
2010年02月09日(火)
「葬式は、要らない」 島田 裕巳 (著)
 ーアマゾンの内容紹介よりー
 日本人の葬儀費用は平均231万円。これはイギリスの12万円、韓国の37万円と
比較して格段に高い。浪費の国アメリカでさえ44万円だ。実際、欧米の映画等で
見る葬式はシンプルで、金をかけているように見えない。
対して我が国といえば巨大な祭壇、生花そして高額の戒名だが、いつからかくも
豪華になったのか。どんな意味があるのか。古代から現代に至る葬儀様式を
鑑みて日本人の死生観の変遷をたどりつつ、今激しく変わる最新事情から、
葬式無用の効用までを考察。葬式に金をかけられない時代の画期的な1冊。 
〜この一冊を読んでいるといないとでは、葬式費用は大きく違ってくるはず。
先日の新聞広告に、この本の見出しをみて、以前にあまりに高い葬式費用に
ついて書いたことを思い出した。図書館の本棚に「葬式僧侶と、葬式業者の
ボッタクリ」の内情が書いてある本が数冊ならんでいる。それを宗教学者
島田裕己が書いたのだから、説得力も増す。最近、不景気も重なりジミ葬の
流れが出来始めてきた。さらにGMSのイオンが葬式に参入するという。 
これは葬式業者にとって大きな脅威である。身内の死で慌てふためいている人
の隙を突いて、世間様並みにというキーワードで、タカルのがナリワイ。 
戒名など、自分でつくれるし、そのほうが葬式坊様につくってもらうよい、
ず〜〜〜とよい。ネットで「戒名のつくり方」とでも入力をすれば、
幾らでも基本が書いてある。直葬でけっこうと、いいづらいのが日本!〜
 * 直葬とは
 葬式をせず火葬だけすることを「直葬(ちょくそう)」という。
これまで我が国では、人が亡くなってからは死亡→通夜→葬儀・告別式→火葬
というステップを経るのが一般的でした。これに対し、死亡→火葬と、
途中の儀礼・イベントを取り払ってしまうのが直葬です。
※ 直葬に対応してくれる葬儀会社をネットで探すには、「直葬+プラン
+(地域名)」で検索するか、葬儀会社特有の呼び名である「火葬式+(地域名)」
で検索するのが、おすすめです。
 * 直葬をどのくらいの人がしているか?
正確な統計はないが、専門家の推定では、2008年時点で東京都下の20〜30%、
地方の5〜10%が直葬だと見られます。直葬そのものは生活困窮者や天涯孤独者
については昔から行われてきたが、一般に広まり始めているのが、最近の特徴。
 * なぜ直葬が増えているのでしょう。
 あくまで仮説に過ぎませんが、次のような要因が考えられます。 
平均寿命の伸長(つまり死亡年齢の上昇)により、社会的儀礼としての葬式
の必要性が薄れた。 格差社会の進展で、生活困窮者そのものが増えている。
宗教、とりわけ仏教離れ。葬式を金銭や時間、手間の点で「ムダ」と考える人が
増えているメディアでの報道により、直葬が「市民権」を得つつある。
 http://www.yuigon.info/keywords/chokuso.html ー遺言情報局
 ・・・・・・・・・
2867, 「ほめる」言葉  − 4
2009年02月09日(月)
人は9割がたが褒められた事がキッカケで成長するという。子どもの頃を
振り返ると納得する。母親が38歳時の子どもだったこともあり、母はことある
ごとに褒めていてくれた。また4人の姉の存在が女性心理からみた
褒める以前の知職を経験的に教えられた。
・下手に女性を褒めないこと ・嫌らしくしないこと ・媚びないこと 
・心を開いているようで開かないこと ・優しくすること 
・何気なく褒めること ・噂話は絶対にしないこと、などである。 
褒める以前に、その人の品性の裏づけがないのは、相手の心に響かない。 
話しは変わるが、十年ほど前のこと。同級生が300人ほどの何かの講演会の
締めの挨拶に立った。その会の後に。同級生が十人ほどいたので急遽、親睦会
を開くことになった。和気藹藹と飲んだ後に、その男が隣に来た。
「挨拶は如何だった?」と聞かれたので、「御前さんも、やっと面(ツラ)
が出来てきたな」と言うと、すかさず「どういう面だ?」と一歩つ込んできた。
そこで思ったまま「我われに笑されている自分を、笑っている面だ。
それが何とも味があった」と、その時の本人の嬉しそうな顔は、忘れられない。 
上手く褒めた時は、褒めた方も嬉しいのである。このところ「褒め言葉」系
の本を数冊読んだためか、無意識で相手を褒めている自分が、そこにいた。
何時の間にか、それが無くならないように習慣の核にしないと。 
先生は幾らでもいるのだから!
 
第三章 相手の成長をうながす「ほめ言葉」 
  ー相手の小さな進歩を見逃さない-精神対話士 Mさん
   −以下は字数の関係でカット(2010年02月09日
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2008年02月09日(土)
 2502, 「体験と偏見による養生の実技100」
「体験と偏見による養生の実技100」の例が、主観的だが面白い。
  その中で6項目を書き出し、考えてみた。
13、中心は辺境に支えられる。心臓や脳を気遣うなら、
  手足の末端を大切に。指先、掌、足裏など。
  解)フランスの、あの「成り上がり大統領」に聞かせてやりたいもの。
35、人生50年というのは正しい。それ以降はオマケと感謝の日々を送る。
  朝、目が覚めたときには、胸の上で手を合わせて、「きょう一日の命を、
  ありがとうございます」と言う。眠りにつく前には、同じく「
  きょう一日の命を、ありがとうございました」と言う。
  解)もともと、おまけと考えればよい。死を悟ったときに気づくこと。
50、仏教では「われありて、かれあり」という。笑うことは心身によいが、
  泣くことも同じ。涙は魂を浄化する。
  解)泣き笑いか、人生は! (字数の関係でカット2010年02月09日)