* 創業? 実は、そんな格好いいものでなく、半狂乱!
 もし、あなたが転機に立たされて何か新事業の創業の課題を与えられたとして、何が考えられるだろう?
具体的には、何も思いつかないのが実際だろう。そこで、幼児から、その時点までの自分が経験してきた中で、
大きは時流に対し、何か材料を探し、新たな装いをするしかない。それまで、顧客として何を経験してきただろうか? 
そう、学生時代に池袋駅の居酒屋と、その後の勤務先のスーパーの経験と、その近くの飲食店と居酒屋くらい。
対象の物件の道路を隔てた膨大の空地に、近々に5百世帯の団地が計画されている。それなら、その小判鮫の商店が必要。
とすると、テナントビルと、その一角での手堅い商売。 しかし、ノウハウは無い。ならば、それを買えば良い。
そのためには、フランチャイズに加盟すれば良い。で、問題は、その選定。失敗は、状況から許されない。それも、
父の余命が一年での、調査になった。「第一の協力者の連添いを、真剣に探しておくべきだった!」という後悔も、
先に立たず。とにもかくにも、適切なフランチャイズの本部巡り。で、見つけたのが、当時、国内最大レベルの
居酒屋チェーンの『養老乃滝』。さっそく、説明会に参加したが、「駅前立地が基本。郊外型立地は皆無だが、
これからは郊外化の時代、非常に面白いシュチュエーション、是非とも組みたい!」と、乗り気。考えあぐねた末に、
思い切って参加することにした。 その具体的内容を13年前に書いたのを、昨日、コピペをしたが、今でも、あの
パニックを鮮明に憶えている。 人間、何事も忘れるから、勇敢になれる。知らないからこそ出来ることがある。
二ヶ月前まで、全く知らなかった家内との結婚。商業ビルの完成。そして、二ヶ月も経験してない、チェーンの
居酒屋の立ち上げ。 その直前には、最大の後楯だった父の死の中の創業は、極限の事態に自分を置くことになる。
顔は平静だが、気持ちは半狂乱。創業とは、半狂乱というより、狂乱状態でなければ、出来はしない。それも血だらけで。
その傷口が、その人にとっての事業。それも1〜2年もすれば、その状況を自ら受け入れ、それに見合うようになっている。
 当時の飲食業界も、逆境の人たちが集まる、気違い水を飲ませる異様な世界。千葉といえば、首都圏をアメリカに
喩えると、未開の荒野の西部。江戸っ子にとっては、地方出身者の田舎者も吹き溜りの地と、一段下に見られていた。
そこは、土木作業員や、ヤクザが屯する底知れぬ世界があった。それなら、狂うしか、なかったのが実情だ。
その後の人生も、狂いっぱなしだったが、致し方ない。 自分が選んだ道だから! だから、面白いのである。
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4466, 余命半年 −4
2013年06月08日(土)
   * 末期から死ぬまで   「余命半年  満ち足りた人生の終わり方」大津 秀一著 
  ー末期の現象をまとめてみると、
≪ 「末期」の一つの定義は、余命六ヶ月以内、である。しかし、その状態の悪化は右下がりの直線ではない。
 要するに、調子がズッと良かったのが、急に悪化するケースや、凸凹であったりする。
・緩和治療を行っている患者の場合、死の1〜2週間前まではそれなりに元気だが、その辺りから身の置き所がないような
 全身倦怠感が強くなる。また点滴の量が増えることもあり、むくみが酷くなったりする。この時期が一番、患者にとって
 きつい症状。そして歩行が困難になり、トイレに行くのも困難になる。特に、きれい好き、清潔好きの人にとって辛い。
 他にも食べものや水分を飲み込むのも難しくなる。喋り辛くなり、耳鳴りがして、口はカラカラに渇くなど様々な
 苦痛症状が出てくる。だから、1〜2週間前辺りまでに、できることは早めにしておくべき。 
・そして、余命日単位になると、患者の苦痛も限界に近づき、家族の心労も募ってくる。この時期に家族を苦しめるのは、
 患者のせん妄(混乱、錯乱)である。「つじつまの合わないことをいったり」「周囲の状況が全く理解できなかったり」
「幻覚がみえたり」するなど、大声を上げたり、暴れたりするなど、患者を見守る家族の苦痛は大きい。
 そうだとしても、家族は身近にいることが大事。無くなる24時間前が、そのピークなる。それが「最後の山」という。
・余命数時間単位になると、痰がつまってゴロゴロ音がずっと続いたり、呼吸が荒くなったりするが、患者の苦痛はない。
 しかし聴覚は最後まで保たれるので、発言には十分に注意が必要。その中で、家族も辛いだろうが、傍に付き添うこと。
 最後は、お医者さんも、教えるだろうから、大声を出すのではなく、静かに耳元で囁きかけ、手を握ってやったり、
 身体を擦ってやるの、死出への旅立ちにふさわしい。
・最後は、まず呼吸の仕方が変化をし、下あごを突き出すような医学語でいう下顎呼吸になり、数分から数十分で
 呼吸が停止する。呼吸停止後、数分で心臓も停止する。その時が、死亡時刻になる。   ≫
 ▼ 実際の臨終に立ち会ったのは、近くに住んでいた伯母と、母親である。父の臨終は、私が当時、立ち上げていた
  千葉のビル現場の打ち合わせで立ち合えなかった。臨終の場面は人生が終わるのだから荘厳だが、厳しく生々しい。
  家族も疲労困憊する。幻覚、幻聴、錯乱、暴れなどは付きものと割るきるしかない。母親の子宮から、管につながれ、
  のたうち回って産まれ出て、それぞれの一生を生き、最後は管に巻かれ苦痛の中で死んでいく。せめて、その間、
  精一杯生き、悔い無い終わりを遂げたいもの。末期を具体的に想定することは、高齢者の生き方を考える糧になる。
   で、以下文に続く。
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4092, 老いの見本帳ーダークサイト −12
2012年6月8日(金)
   * 老いについて ーつれづれに      「老いへの不安 歳を取りそこねる人たち 」春日 武彦 (著)
 定年とかで現役を退き御隠居暮らしになるのが第二ステージとすると、寝たきりとか痴呆症になって病院などで誰かの
世話になる時期が、第三ステージになる。第二ステージが60歳辺りなら、80歳辺りだろう。 それまで大よそ半数が
亡くなるので生き延びた者には厳しい現実が待っている。寝たきりなら、一日一生のような日々を過ごすしかない。
人間は生きてきたように老いていくのである。 
 第二人称の人の死を身近でみる限り大往生は少ない。あるのは不幸にしか思えない死。そのため私たちの社会は嫌老が
基本になっており、老化を遅れさせるか、隠すことが善と捉えられている。 老いの肯定など、あまり聞かない。 
その死に現実問題として日々近づいている老人の心も肉体も歪まない訳がないと割り切った方がよい。 この本は、
その歪んだ老人を真正面から光?を照射している。そうこうみると最後は自分だけの孤独に慣れておく必要がある。 
人間、「人は人、我は我、されど仲良く」が基本。相手に何かを求めないで、独りで趣味を楽しむのが理想的。 
 古来から社会は老いを嫌い、可能な限り社会の隅に置いてきた。しかし医学の進歩により平均年齢が日本では80歳を
ゆうに超えてきた。定年後、平均20年以上も生きていかなければならない。それは有難い反面、社会的弱者としての
長い人生が待ち受けていることになる。世の中は青年と壮年を中心に回っている。老兵は静かに去らなければならない。 
引き時を見失うと憎まれもの世にはばかるになる。それを自覚出来ないから始末が悪い。 老いることは、絶望に近い
意味を含んでいることを忘れないこと。引くべき時には引かなければ。人生も見切り千両である。
歳を取りそこねる人たちは、その逆の漫然と生きている人たちをいう。人生は最期は独り静かに逝くしかない。
歳を得たが故の楽しみを見つけ独り楽しむ、それが良い老い方になっていく。この本と「嫌老社会」長沼行太郎著ーを
読んで、ジックリ?と老いを見つめると、背筋が凍る思いになる。やはり一日一生、一期一会で、日々、瞬間瞬間を
生きるしかないということか。 娑婆から早々、一歩身をひいて鮮明に見えてきたことは、世界が大きな断層の
真っただ中にあることと、自分の年齢の微妙な立ち位置である。地球見学の最期は、こんな風景だった。
ネット社会など情報化社会の劇的進化と、それに伴なう社会的激変、そして、地震などの地殻変動、どれもこれも、
想像を遥かに超えたことばかりである。そうこう考えると、長く人生を生きてきたのである。あと10年が、更に・・
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3726, 全米N0・1弁護士の勝ち抜きセオリー  〜�
2011年06月08日(水)
     『議論に絶対に負けない法』ー ゲーリー・スペンス著
 ここの12章に《 どんな議論でも「絶対に負けない」十の鉄則 》がある。
* 何ごとも十分に準備をする。ー適切な準備には、物語・シナリオをつくることと、関係者に役割を当てることが必要。
* 相手に聞いてもらえるように、心を開かせる。 ーウソをつかない。
* 議論にストーリー性を持たせる。 ー私たちは遺伝子による物語の話し手であり、聞き手である。
                   審番員、上司、家族、相手は物語を聞くように条件付けられている。 
* 真実を語る。  ー力の議論は、真実を語ることに始まり、真実を語ることで終わる。
* 相手に自分の望んでいることを話すー正義の力を忘れないこと、どんな議論にも備わる正義を見出し、求め、要求しなさい。
* 皮肉や冗談を避ける。ー相手に敬意を払うことで、私たちは高い次元にたつ。相手を軽蔑する人は、その次元に留まる。
* 論理を見方にする。 ー論理は力だ。「論理は剣に似ている。論理にうったえる人は、論理に滅ぼされる。」
* 行動と勝利は兄弟  ー緻密な防御をするより、最悪でも真正面から攻撃をした方がよい。相手に主導権を握らせない。
* 自分の議論の弱点を認めなさい(自分の弱点を曝け出しなさい)
* 自分の力を理解しなさい(自分自身に勝つ許可を与え、そして恐怖を乗り越える)。 これらが、この著書の柱。
≪ 主体的であること、主導権を持つこと、準備を充分すること、シナリオを練上げること、自分の力を信じること。
 それが、勝利のコツになる。≫ 周辺をみて、事業も、家庭も、うまくいっている人を観察すると、大体がクリアー。
十人に一人か、二人位だろう。 それらの人は、同じような人と群れるから、それが相乗効果として、ますますプラスが
膨らんでくる。逆に、まったく無頓着に、目先のこと、現象しか見ることが出来なくて、現象の底にある本質など考える
ことすら出来ない人は八〜九割。その色濃い人に、不幸の種が八〜九割、集中する。 そして、それが自虐、他虐へと
マイナス回転を始めることになる。さらに似たのが集うから、不幸に箔がついてくる。要は、永年かけた教養を積んで
こなかった結果である。自分だけにマイナスの事態が積み重なってしまうか理解出来ないため、自虐のドブ沼に嵌まり込む。
「勝のセオリー」を、実際に身につけることは、そう生易しくない。だから時間をかけ準備をし、積み上げていくしかない。 
ところで日本の検察、この本の読みすぎ?検察が権力をつかったシナリオとは? 
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3361, すでに世界は恐慌に突入した ー2
2010年06月08日(火)
「すでに世界は恐慌に突入した ーデリバティブとドルは あと数年で崩壊する」ー朝倉慶 著
    P/129の 「デフォルト宣言するオバマ大統領」は注目に値する!
・過去を振り返るとニクソンはお馴染みニクソン・ショックで金本位体制を破壊し、ドル垂れ流しという
 アメリカの覇権取りに向けた基礎を作った。
レーガン新自由主義と言って、規制緩和財政支出拡大、スター.ウォーズ計画など冷戦勝利のために軍拡に努めた。
クリントンの役割はドル高の演出で、世界からお金を無尽蔵に集めてくること。
・次にブッシュに引き継がれますが、消費バブルや戦争バブルを拡張させるためにインフラ整備、要するにドルに魅力を
 持たせること、ドルを集めることを至上命題としてきたのです。その後、集まったドルがレバレッジでさらに氾濫して、
 今回の危機を起こしたのは承知のとおり。これもクリントンのやった世界中からの資金導入がなければできないこと。
・そして今回オバマ大統領の影の役割、一番大事な、すでに大統領になる前から決まっている最大の仕事は何かと言えば、
〈借金踏み倒し〉スワットいわゆる米国債のデフォルト、それに伴う新秩序の形成なのです。いずれ〈オバマショック〉と
 命名されるかもしれませんが、ドル暴落後の世界をいかに収めるか、それもアメリカの国益を最重点にして、これが焦点。
 これまで書いてきた今の世界中で繰り広げられている国債発行、借金頼みはどう考えても持続不能。どこかで大整理が必要。
 ドル暴落は見事にこれから仕掛けられることであって、オバマ大統領の役目はその状態がいかに自然に起こってきたこと
 なのかとふるまうことです。世界やアメリカ国民がこの状態では止むを得ないと思う形で、米国債の無価値化、借金踏み
 倒しをするか、酷ければ戦争に走るかということでしょう。 これらの行為はアメリカの復権を目指すもので、
 そのプロセスを自然にやったように演出することが大事なのです。オバマ大統領は、就任前は中国を為替操作国と呼び、
 大変強硬な態度でした。それは今は中国に媚びて、米国債を買ってもらうように懇願しているようにみえます。
 これは演技なのです。もうすでに財政破綻から、ドル暴落に陥っていくのは日程に入っている状態ですから、自分達は
 ドルの価値を維持するため、全力を尽くしましたという演技が必要なのです。一生懸命ドルを支えるため、超大国
 アメリカの大統領であるのにもかかわらず、頭を下げたという演技が重要なのです。
   〜以上だが、ほぼ上記のことは間違いないだろう。
 このまま世界各国が札を刷りまくるしか手立てがないのだから、早かれ遅かれハイパーインフレは、発生する。
 だから金(ゴールド)が、まず買われ、次に食料品、石油などの資源株が買われることになる。そして極めつけが戦争。
 ネタはイランと北朝鮮あたりになる。アメリカにとっての公共事業は戦争であるから、もっともらしい火種に火をつける。
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2986,友愛思想
 2009年06月08日(月)
民主党党首の鳩山が「友愛」の必要性について語ったところ、自民党などに失笑をかってしまった。
隣に「北朝鮮」というテロ国家があるのに、何が「友愛」だと等々・・・。
私が学生時代に住んでいた寮の先輩が軽井沢の「友愛山荘」のペアレント(管理人)をしていたこともあり、
何度かホステラーのアルバイトに行っていた。 そこが鳩山一族の政治団体「友愛の会」の経営する山荘で、
友愛思想について、何度か聞いたことがある。クーデンホフ・カレルギーの友愛思想は現在のEC(欧州連合共同体)
の根本思想で、自由と平等と博愛を目指す考え方である。フランス革命の自由・平等・博愛思想がバックにある。
 ーネット辞書のウィキペデアによるとー
【『自由と人生』著者 クーデンホフ・カレルギー 1938 年刊 訳者 鳩山一郎 】に 友愛とは、上記「自由と人生」に
記されている友愛思想、友愛革命、友愛社会に則る考え方であるが、要は、自由と平等との対立を解消し、
克服するのが友愛主義であると記し、友愛の基本をフランス革命の友愛に依拠していると説明している。 
 (字数の関係でカット2011年6月8日)
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2622, 『12の口癖』 成功者たちの幸運を呼び込む言葉
 2008年06月08日(日)               ー読書日記
ーまずは、「まえがき?人は言葉で評価される」よりー
銀座ママが見た日本のエリート1万人の秘密!!
「銀座という場所柄、お店にはいわゆる成功者」といわれる方々が数多くいらっしゃいます。
経営者、政治家、スポーツ選手、作家…その数は一万人を優に超え、どなたも溢れる魅力をお持ちです。
そして、その魅力が一番輝きを放つのは、口をついて出てくる言葉でした。 (中略)とくに、
何気なく話しているときに耳に残る口癖は、私を励まし、支えになってくれました。
そして、私はこの口癖こそが成功の秘密だと気づいたのです。」            
ー次に、その『12の口癖』