2004年03月09日(火)
1070, 美容整形医師の「美人の定義」

ある月刊誌に書いてあった美容整形医師の「現代美人の定義」が面白い。
ーその文章を書き写してみるー
普通、美人と問われれば「目がパッチリ」「肌がきれい」「鼻が高い」「小顔」
・・・と思いがちだが全部間違い。現代美人とは「顔立ちが整っていること」が絶対条件。
浜崎あゆみの目であろうが、ベッカムの鼻にしても、バランスが悪ければ立派なブス(ブ男)である。
つまりプロポーションの良いのが美人であり、いくら部品がよくても組み立てが悪くては
ブスなのです。一点豪華主義の美人は存在しません。むしろ全部地味なほうが美人なのです。
日本の伝統的美人は雛人形に見られるように、目も鼻も口も全て小さく平べったい顔をしています。
ヨーロッパの美人はミロのビーナスに見られるように、口も鼻も口も全て大きく、立体的な顔をしています。
美人に見せるには、全部大きいか全部小さいかどちらでも良いから均一化して、バランスをとることが重要なのである。
日本人は突出することを嫌います。「出る杭は打たれる」などいって、平均的な小さくまとまった美しさを好みます。
これが美人の基準にもなる。いま一つは、権力によってその基準は左右される。
北朝鮮では「金正日がいい男の面」になっている。欧州の貴族は、それだけで顔立ちに係わらず美人美男になる。
 ー以上である。

美人バランス論ということか。中年になってきて、特に45歳を過ぎると急激に体形や顔立ちが崩れるのは
バランスが悪くなる為であったと考えると納得できる。本来、化粧はそのバランスを直すためするものである。
わざわざ崩している人がいるが。太りすぎも体形のバランスの崩れを直すため痩せようとするのだ。
固太りの人は、それほど見たほどデブに見えないのはバランスが崩れないからであろう。
西欧的美人より日本的美人の方が歳を重ねた時に美的段差が小さいのは、チマチマしているから
バランスの崩れが小さく済むためだ。顔は、その人の家系や過去の集約として現れるが、
化粧一つで誤魔化しがきくから恐ろしい。といって品位などは三日も経てば直ぐ見えるが。

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