2006年02月07日(火)
1771, 老いを生きる意味  
           ヾ(●´∀`●)GOOD MORNING!!  

図書館で立ち読みして思わず吸い込まれて、借りてきた本である。
還暦を過ぎたためだろう!その中の「老いのキー概念」が考えさせられた。
一つずつがシビアで、煉獄を思わせる。
(1)居場所がない   (2)社会的役割の喪失
(3) 貧困と孤独    (4)生と死の間のさまよい
(5)青春への希求ー自分に青春がなかったという疑問等
(6)老年危機ー生きる意味の喪失 (7)枯れへの悶え
(8)矛盾する心性(自分の人生の肯定・否定の自問自答)
(9)ボケと過敏        貴方は誰? Oo(っд・`。)私は誰?
(10)成熟と衰え
 以上のそれぞれの項目は深い問題であるが、デッサン的に取りあげていた。
 北欧で老人が公園で何もすることが無く、寂びしそうにベンチに座っている
 姿が眼に焼きついていたが、内面の複雑な心までは感じ取れなかった。
それぞれの項目ごとに、過去に出会った老人の患者の逸話が具体的に生々しい。(*^ー^)/C□~コーヒードウ?            
両親、特に母親を見ていて、この全てのプロセスが悲しく可笑しかった。
そして自分も10〜20年で、一つずつ直面していくことになるのだろう。それまで生きればの話だが。
父は70歳、(70歳で末期がんになり、71歳で亡くなった)
母は80歳までの人生であった。(82歳より痴呆、88歳で亡くなった)
ある医師の対談で「‘70代後半に痛みのない癌で死ぬ’のが、私が見てきた理想的な死だ」
という話が印象に残っている。 その意味では、義父は理想的な死だった。
私ごとの話だが、理想的な50代を過ごしたが、理想的60代はどう過ごすか考るのが、今年の課題である。
 60歳代前半は後継者への引継ぎの期間、後半は40〜50回の秘境ツアーに集中!が大きなデッサンである。
そして70歳代前半は人生の後始末で、70歳後半〜80歳前半で癌でさらば!  ☆ミ(o*・ω・)ノ サラバジャ!!
 後は野となれ山となれ、というところだ。そういうものと思って生きていれば、気が楽になる!

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