2007年02月07日(水)
2136, 占いと、細木数子について −1
         o_ _)oパタ (o- -)oムクッ (o°▽°)oニ パッ
                        オハヨ〜
私は占いに興味がない。 ただバカバカしいからだ。ありゃ、??向けのものでしかないのは、
ジャリむけ女性週刊誌の定番商品であることが、そのまま実証している。
そこで理屈として「占い」を考えてみよう。その扱い心理商品は、「不安」と「「悩み」そして「物語」である。
人間は、この三つを抱え迷っている。「不安」といえば、「死の恐怖という先入観」を生きてきた過程で
植え付けられてきた。人生に対しても、「果してこれでよかったのだろうか」という疑問がついてまわる。
そして自分の創りあげてきた物語に対し疑問を感じ、その混乱が「悩み」という亡霊として頭の中を彷徨っている。
とくに若い女性は、論理的思考に弱い。そのため、そのストーリーを手っ取り早く、占いなどに求めようとする。
だから女性週刊誌には、もっともらしい占いの物語が用意してある。論理が無いと他人思考(志向)的になるしかない。
言葉に対して最大の弱点を持つと、それが言葉に対してマゾヒストになる。従属的な言葉のマゾヒストが、人生の意味を、
物語を安直に得ようと呪いや、占いの言葉を求めてしまうのは当然のこと。
だから占い師の立場からみれば扱いは簡単な相手なのである。言葉のマジックをつかえばよい、結婚詐欺師と酷似している。
「結婚詐欺師は絵に描いたような夢のような将来を語り、王子様を騙り、
 そして、相手にお姫様の幻想を持たせて身体とお金を巻き上げる」
物語を売るという点で占い師と何処が違うのか? 金額が安く、占い師というところが違うのだろう。
人生経験を踏んだものにとって、その数分の一、いや数十分の一しか経験をしてない人生の先行きなど、
大方なら当てることが出来る。その行く末など私でも解る。街頭で多く人生相談をしていれば、
プロのカウンセラーの能力はついて当然である。それを尤もらしい奇麗事の包装紙として、占いをすればよいのだ。
TVで3年ほど前から細木数子という元女ヤクザが、また懲りずに復活してきた。占いにヤクザの脅しのテクニックを
加味しながら即席の物語を、対象の有名人とつくり上げるのが売りである。一回の出演料が400万円だという。
次回、この元女ヤクザ・細木数子を書いてみる。知れば知るほど、この女の生きてきた凄みと闇が面白い。
今度また彼女のカラクリショーを見てみようか!
                      b(^o^)ノ バイ! 
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