2003年01月26日(日)
662, 「他人の血で自分の傷口を洗うな!」

この言葉を初めて聞いた時、その意味をしばし考えてしまった。相手を傷つけてしまう事は
「何らかの意味で自分の問題を相手に投影してしまった」という事でないか。
いじめっ子は家庭の不和の子が大部分だ。そのトバッチリを学校で弱い相手を捜して攻撃する卑劣の行為だ。
これが「他人の血で自分の傷口を洗おうとする行為」の典型だ。あと戦前の日本軍の古参兵の新兵虐めもそうだった。
「新兵の時の虐めをやりかえす」という行為で傷口を洗っている愚劣の行為だ。必要悪の部分もあるが。
傷ついて膿を心に持っている精神症(精神病)の人も、その苦しさのあまり血の匂い嗅ぎつける。
「自分の人生失敗だった」という敗残者もこういう傾向が強い。精神に深い傷を持っている。
といって正常の人でも、誰でもその傾向はある。その軽い症状が「他人の噂しか話す内容を持たない人種」だ。
教養を積んでこなかったオバちゃんだ。男ー子狐もいるが。これには大きな落とし穴がある。
他人の血で傷を洗うという事は、その傷を目先癒すが逆にどんどん傷を深くし、さらに黴菌が入ってくる。
それこそ「無知の涙」である。他人の事といっていられない自分の問題だ。誰もが心の傷を持って
知らないうちに他人を傷つけている。そして傷つけてきた??・・!それに気がついているかどうかのだが。
「恨んだ相手は高いびき」その相手になっているのではなかろうか?

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