2004年01月20日(火)
1021, 22歳の日記

半年近くつづいた22歳の日記もあと一ヶ月足らずで終わろうとしている。
丁度、昨日と一昨日の辺りの日記が内容としてピークのようだ。 この日記を読むと頭が痛くなるので、
当日分を書くとき以外読まないことにしている。写しながら赤面も良いところだ。
こんは華やかな?日々を、過ごしていたことが不思議でたまらない。
高度成長期真っ只中という時代背景もある。最後の青春を謳歌してようだ。

昨日の聖心女子大明美は卒業をしたあと、手紙のやり取りを一回したことがあった。
また、私が結婚をした一年後(5年後)、深井と千葉の私の新婚家庭の近くまで車で訪ねてきたという。
途中で彼女が気が引けてUターンをして帰ってしまったと後で聞いた。
その時は、彼女はお医者さんと結婚、亭主がニューヨークに行っていたとか。
何ともおっとりした感じのよいお嬢様であった。好き嫌いというより、
彼女たちからは温かさが、そのまま伝わってくるのが良かった。
一度皆と会おうかという話もあったが、仲に入っていた深井が10年前に脳梗塞で亡くなってしまった。
世界の違う人たちというのが分っていたので、恋愛感情は全くゼロであった。
全員が、洗練されたかなりの美人であった。

こういう女性を見ていたためか、女性の職場を転々として、同僚の女性を結婚相手という気持を持つことはなかった?
どこか冷静な眼ができていたのだろう。 この時期の自分が大きく揺れていたのが日記帳から窺い知れる。
濁りのない純粋の目も感じることができる。内面はもっともっと揺れていた。
別に人に見せる文でもないのに、自分に対しても気取りがあることがハッキリ解る。若いということだろう。
それと精一杯一日一日を過ごしていた日々が懐かしい。書き残すということは、非常に意味があるとつくづく思う。

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