2003年01月18日(土)
650, 債務返済年数

 最近この言葉が新聞や本などでよく見かけるようになった。
会社の利益などや償却での現金収支の額が返済に充てると仮定して債務完済まで何年かかるかをいう。
ー総借り入れをキャッシュフローの金額で割った数字をいう。
 当社は今のところ12年である。装置産業の当社として、無借金と同じ状態が8〜10年であるから、
あと2~3年でその状態になる。といって大きい事件がおきて、日本の総生産が2〜3割ダウン、
利益がマイナスになれば、一挙に20〜30年になる可能性がある。 地銀などの
「審査能力の崩壊をきたしているところが、ただ審査基準を当てはめている」のが今の日本の状態である。
当方も危ない会社にされかけたが、貸しはがしの陰湿な口実だったかもしれない。
今朝の日経新聞に「過剰債務、中小が深刻」と書いてあった。大手で平均12年に対して、29年という。
深刻なすうじである。他人事でないのが経営である。新幹線にテロなどがあったら、売り上げが激減する。
小説といっていられない北朝鮮が控えている。あと2~3年でかなりの減量感が出るが、今の日本も似た状態だ。
本格的な倒産の嵐を耐えねばならない。

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