2004年01月14日(水)
1015, 一人と独り

度々この言葉の書き方を迷うことが多い。私の場合は、状況から「疎外感を持っている状態」を「独り」と書き、
数名の一人の場合を「一人」と書いていた。独りは、独身や孤独などの置かれた状況をいい、一人は、
一が人についている状態で孤立とは違う。したがって独りという言葉とは少し意味が違ってくる。
数字で言うと一人は「一」で、独りは「ゼロ」ということか。
 辞書で調べると
・ 独り ー単独、孤独「独りになりたい」
・一人 ー人数「息子が一人います」となっている。
状況と数の違いということだ。凍りつくような独身生活と青春を謳歌している独身生活とは同じ独りでも、
また意味が違ってくる。老人の自殺は、凍りつくような独り生活に耐えられなくなるケースが多い。
生涯を通じて、自分独りの楽しみを創ってきたかどうかだ。しかし連れ添いや子供を失った喪失感は、
それでもカバーできない場合がある。この随想日記も早朝、独り居間で書いている。
全く寂しいとか、辛くて書いてはいない。どちらかというと面白い。「独り」は「真我」といってよい。
自分の中心点の奥の「正一点中心無」といも言えるだろう。
 
ー以下はインターネットで調べた内容をコピーしました。ー
 ー「独りって…」
  ある人が言ってたよ。 一人と独りは違うとね。私はその言葉にうなずくよ。私は独りだけど独りじゃない。
  私には、友達も仲間もお母さんもいる。でも、私は独りです。どんなに幸せな時間が流れても さっきまで、
  仲間と笑ってる時間があっても独りの寂しさはやってきます。 人間、しょせん独りなんです。
   ーーー
 −ひとりでいるのは寂しくない?−
  誰かに聞かれたことがあった。「一人は寂しくなんかないよ。」たしか俺はそう答えたはずだ・・・
  でも  ―――独りは怖い―――
  心ではそう思ってはいたが、外に出すことはしなかった出しても気付く人はいなかった 
  「一人」と「独り」の区別を知らない者・・・

 彼らは幸せ
「独り」の寂しさを知らないから「独り」になったことのない”幸せ”な人たち
”孤独”という単語は知っていても理解することは出来ない者達、そう彼らは知らない  
 知らないから”幸せ”でいれることを

 けど知ってても幸せになる方法を 教えてくれた人がいた『一人は怖い?』
 ――怖くないよ。ただ嫌になるだけ――

『独りは嫌い?』
 ――嫌い――
『じゃ、一緒にいよう? だったら独りじゃないよ』そういったのは誰だっけ?

・・・・・・