2004年01月11日(日)
1012, 牛丼チェーンー狂牛病の影響

 他山の石という面で考えてみる。アメリカの狂牛病による牛肉の輸入禁止は、牛丼チェーンを含めた
飲食業界や食肉業界などに、大きな影響を与え始めてきた。アメリカの圧力で、早々に輸入禁止措置を
解除されるだろうが、一般の牛肉に対する不信感は、そう簡単には拭い去ることはできない。
「輸入牛肉を使用しない場合は500円の売価で、かつ硬くなってしまう」と吉野家がコメントしていた。
早速、昨日近くの吉野家に行ってみた。 12時前にしては5〜6人しかお客は入ってなかった。
普段はその時間帯はほぼ満席である。年初という面もあるが。やはり肉は以前とは違い、硬く味も不味くなっていた。
新メニューを注文をしようとしたが、解りづらく牛丼を注文をした。
今までの牛丼の単品から、他の丼モノのオペレーションは出来てないはず。
その店は、駅近くの二人だけの従業員の店の為に新メニューは扱ってなかったのかもしれない。
やっと数年前の狂牛病騒ぎの影響が収まってきた矢先、飲食業界は大打撃。
グローバル化は、直接世界の影響を受けるから大変である。
 昨日、久々に紀伊国屋で定点ウォッチングをしていたら、新刊本の帯に
「10年後には、93.7?の企業が倒産」というキャッチフレーズが書いてあった。
面白そうなので早速買ってみた。既存の企業という点では、それもありえるというのが実感だ。
 現在は日本も含めた世界が大転換期にある。それも数百年単位の大転換期だ。
情報化社会が本格化してきたのだ。今までは他国・他社の事が、直接に影響をしてくる時代になった。
 経営という面では、本当に難しい舵取りの時代である。
 
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