2007年01月04日(木)
2102, バンジージャンプ −2
   ohayou_〆(∀`●)
(以前にも書いたことがあるが、同じテーマが二年後にはどうなるか、
    以前の文章を見ないまま書いて比べてみるのも面白いだろう)
  
昨日のNHK/HVで世界自然遺産の特集番組を幾つか放送していた。
その中の一つ「ビクトリアの滝」(am10:00~11:00)で、カメラをつけたカメラマンが
バンジージャンプをする場面があった。ジンバブエからザンベジへの国境に架かっている
100?の鉄橋の上から、飛び降りるのだ。 世界で一番高いジャンプ台である。
私も11年前に飛び降りたことがあるが、今はもう無理だろう。
「ジャンプをしてやろう!」と、いざ決断した瞬間から息ができないほど緊張をする。
その数年前に、ニュージーランドで43?の橋の上から飛び降りた時の恐怖心が、
その時に立ち上がったからだ。そうなったら身体全体をフイゴのように呼吸するしかない。
そうしないと恐怖で息が止まりそうになる。

恐らく銃殺か、斬首のため刑場に引き出される時は、あんな感じなのだろう。
飛び降り台に立ったとき周りが恐怖心のためか、銀色に輝いて見える。
躊躇したら恐怖心が数倍になるのを知っている。身体を前に向かって投げ出すしかないのである。
そして投身! その瞬間、頭の奥から「おい、目を開けてみろよ!」という声が聞こえてきた。
そしてバウンドを数回したあと、腰につけたベルトを上に引き上げたのである。
引き上げられる時に更なる恐怖心が襲ってきた。自分が逆さの宙吊りのまま大きく左右に揺れている時の恐ろしさ。
そこに、10歳位の黒人がするすると紐に釣り下がって降りてきて、紐のついた鉤をかけて引き上げ始めた。
もうできないが、何ごとも経験である。南アフリカ旅行といえば、これが強烈過ぎて他が霞んでしまった。
 
   ほぼ同じ内容だが、以前書いた文章をコピーしておきます。
ーーー
2004/09/13
H0705  バンジージャンプ  −1 

南アフリカジンバブエー 
ナイアガラの二倍の落差のビクトリア大瀑布に息をのみ、
そのまま進むとジンバブエザンビアの国境を結ぶ小説等で有名な鉄橋がみえてきた。
よくみるとバンジー・ジャンプで丁度人がとびおりたところであった。
思わず“私もやりたい!”今年の五月にニュージランドで43mの高さを挑戦!
今度はその二倍あるという。現地案内人の黒人女性も、私の気迫におされて「OKの返事!」
一度国境を出てまったく無国籍の橋の上へ行ったところ、国境警備員も本当かと何回も念を押した。

そして……。 飛び込み台に立って気がついた高さと恐怖心は正比例である事に!
氷つくような恐怖心!後ろをふりむいて“やっぱりやめた!”という一瞬の気の迷いを振りほどいてジャンプ!
何と次の瞬間思いもよらない脳の奥より声!“目をあけてみてみろ!”何とそこには高速道路で170?のスピードで、
車をはしった時の世界と同じような空をとんでいるような感覚。
いやに緑の木々の印象の強い光の中をつきぬけていく風景がみえてきた。
さらに恐ろしいのは50m位の中間で何分か宙づりになり、橋まで再びひきあげられるまでの恐怖であった。
(次はヘリコプターよりのジャンプ!?)

ニュージーランド
四十三mの渓谷の吊橋より足首に一本のゴム紐をつけて飛びおりるゲーム。
まさに“身も氷るおもい”そのものであった。あの飛びこみ台は死刑台と同じ感覚ではないかとその瞬間思えた。
立って下を見た瞬間まさに金縛りそのもの。自分は何でこんな事をしてしまったのか。自分がここより飛びおりる?
…本当に恐怖のどん底とはあの瞬間であった。そういえば現地の日本人ガイドが私の申し込みに、
四回も私の目をみて念をおしたのも、そこに立って始めて頷けた。
また、その後にのったジェット・ボートの現地の運転手がその事を聞き、真面目な顔で“クレージー”。
                  (ニュージーランド、クラフトチャーチ)
60歳以上と、女性の場合スポッポンの場合無料だったが、
女性の無料があまりに多いので中止になったという。

・・・・・・・・