2006年12月28日(木)
2095, 下流喰い −4
オッ(*^○^*)ハ〜ヨウサン!
バブル崩壊から日本の経済が立ち直りつつあるというが、
金融の再編成の歪みや、ゆとり教育の行きすぎなど多くの問題が日本社会を蝕んでしまった。
強者が弱者からむしり取る社会構成が出来上がったのである。
高利貸しは徹底して弱者からサラ金三悪という手法で全てをむしり取る。
十数年前のことだが、ある話が鮮明に記憶に残っている。「中華料理店を共同経営者と立ち上げた時、資金繰りに窮した。
資金は高利貸を受け取りにして保険をかけて、失敗した時は死んで償いをする約束で借りた。
そして共同経営者は自殺をした。そのお陰で現在この店が存在している。
この店には血と汗と涙が入っています」という内容である。ただ唖然として聞いたことを憶えている。
もっとも幼児の頃に両親から、このような話は子守がわりで聞いていたが・・
事業にしても、商売にしても、一つの生命体を立ち上げることは、命がけである!
ーー
*サラ金一人勝ち*
アイフルの「おまとめローン」が酷いものだ。
・返済不可能な多重債務者に他者からの借り入れをます一本化する。
・さらに増枠させて融資を可能にする。
・それに親族や知人などの不動産を担保にさせる新手の不動産担保ローン。
いずれ返済が滞るのを見越したうえでさらに300万円から500万円の貸付けをする。
・多重債務者に追い貸し。で、不動産を格安で乗っ取ってしまう手法である。
これが一時期のアイフル躍進のカラクリであった。
?高利貸し、?過剰融資、?苛酷取立てー不動産ののっとり
の三点セットで「サラ金三悪」と一般にいわれている。笑えない事例として、元アイフル社員へのインタビュー。
仕事に嫌気がさして退社。しかし、自分が退社するときになって、夫が多重債務者になってることが判明。
「そんな出来事もあって、被害者の痛みが実感できました。サラ金は人を簡単に多重債務者にしてしまう。
その恐さだけでもキチットお話しておくべきだと・・・」(p.37)
−−−−−−−−−−
債務整理には次の4つがあると、この本で初めて知った。字数の関係でカット(2007年12月28日)
(。・ω・。)!ホンジャ!
・・・・・・・・・