2003年12月23日(火)
993, 「魔女は夜ささやく」ー読書日記

 長編小説を読むのは久々である。一昨日家内が親戚の葬式で不在であったので、一気に読み終えてしまった。
 「あ〜面白かった!」というのが実感の言葉である。新聞の書評で激賞をしていたのを読んで、
 早速インターネットで取り寄せた。新幹線の中で読むことにして、約2ヶ月かかった。上下800頁で、読みがいがある。
 初めから一気に緊迫場面の連続で、ロバート・マキャモンの世界に引き込まれてしまった。
 主人公の青年マシューの真実を追究する姿勢は好感が持てた。一人の青年の成長過程をみるようで、
 読み終えて爽やかさが残った。
 
 内容は 18世紀直前の植民地時代のアメリカ。
主人公の青年マシューは、判事の書記として魔女を裁判にかけるため、入植地に向かう。
そこで魔女として牢に入れられている美女の無実を実証しようと必努力を尽くす。
詳細はインターネットで調べたものを後でコピーするが、登場人物を一人一人丁寧に描いている。
最後の最後まで息をつかさない作品であった。これをきっかけに、新幹線では長編小説を読むことにした。
歴史の暗部を引き出し、それでいて内容は息をつかせないエンタテインメント仕立てである。
次の小説を何にするか探し始めたところだ。トマス・マンの「魔の山」か、それとも買ったままでまだ読んでない本か。
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題名:  魔女は夜ささやく(上下)
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以下は、インターネットで検索した内容紹介を幾つかをミックスしたものである。
 −内容
以下は字数の関係で中略(2007年12月23日)
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こういう分野の小説をじっくり読んだのは初めてであった。
また新しい世界を見つけたようだ。
 
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