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2005年12月21日(水)
1723, ベルグマンの法則
オハョョヨヨ∃"ヽ( ゚∀゚)ノ"ョョヨヨ∃ゥ!!
生物学上の法則に「ベルクマンの法則」がある。
哺乳動物の分布と体の大きさの関係を表した法則で「近縁のものが南北に渡って分布するときは、
寒い地域に生活するもののほうが、体が大きくなる。」というもの。
例えばクマでは (。'(ェ)'。)ノ♪
北海道のヒグマと本州のツキノワグマではヒグマの方が体が大きい。
ホッキョクグマ 体長3.5m 体重400〜500kg
ヒグマ 体長 2m 体重300kg
ツキノワグマ 1.5m 体重60〜150kgと、極端に北にいくほど大きくなる。
☆━━━…‥‥ソウカ〜('(ェ)'ヽ)
その理由は、体重の大きなものは小さいものに比べて体表面積の割合が小さく、それだけ保温効果が大きいから。
もっっとわかりやすく言うと、大きな鍋と小さな鍋ではどっちがさめにくいか、考えてみるとよくわかる。
他にも「アレンの法則 」というのもある。 キツネやアメリカのウサギ類の耳のように m9(`ω゚)
「より寒冷地に行くに従って体の突出部が小さくなる傾向がある」というもの。
突出部が小さいと熱の放散量が多く、突出部が小さいと放散量が少ないためだ。
さらに「グログラーの法則」というものもある。哺乳動物の分布と体の色との関わりを表した法則。
「近縁のものが南北に渡って分布するときは、北に生活するものがほど体色が薄く白っぽくなる傾向にある」というもの。
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━┻
人間もほ乳類だから、この原理は当てはまる。確かに北国の人は色が白い。
中間のアジアは黄色で、南にいくほど黒くなる。旅行してきて気がついたことは、
カナダや北欧で黒人やインド人をほとんど見かけない。 体質的に合わないのだろう。
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