ある時間の断片
12月18日 1968年

9時に甥のムーちゃんに起こされる。食後。浅草近くで電気商をしている従兄弟の治田さんが遊びに来る。
12歳も年上だが、子供の頃から殆ど変わってない万年青年だ。 彼を見ていると青春は年齢でなく、
理想と創造性をいかに持ち続けるかということが解る。写真マニアで子供の頃の写真は殆ど彼が撮ってくれたもの。
昼飯を一緒にとって13時頃に帰る。

14時から17時まで卒論のマトメをする。 卒論の清書を一枚50円で姉に書いてもらうことにした。
50枚で2500円である。それに食事代を5000円を払うつもりであったので、この金額を捻り出すのが大変である。
それと今月は遊びすぎて支出が大きい。 23日にジャスコオカダヤにレポートの構想と下書きを書いて、
27日までに完成させる予定である。