2005年12月16日(金)
1718, お金の現実          
 オハ ☆:*:・★(o≧□≦)o☆・*:..。o○☆*゚オォォォーーーハヨ!!       
          −読書日記  岡本 吏郎著            
             ma!~~匸Pヽ(・ω・`)コーヒーデモ
これまで著者の本は二冊読んでいるが、
 ・中小企業を経営しているなら、一億の現金を個人名義で持ちなさい。
  ・ヤップ島のフェイという石で出来たお金の話以外、さしたる記憶が残っていない。
    今年の4月に新らしく刊行されて本屋で見たが買う気にならなかった。
     ところが先日図書館で見つけて読んだところ、なかなか面白い。

 ほとんどのポイントが最後の章の第五章・この本の結論に集約されていた。
ーそれを更に私流に要約すると、
お金の語源から、その意味するところは「測定」「警告」「狂気」「生け贄」「循環」というキーワードである。
「測定」は、対象の価値を測定するもの「警告」は、お金からの警告である。
    儲からなくなってきたのは、お金から事業に対する警告である。
  「狂気」は、成功している人は必ず狂気を含んでいる。パラノイア(偏執狂)とか、変人である。
    それが無くなったとき、平凡な経営者に落ち込んでいる。「生け贄」は、何かことを成すときは、犠牲が必要である。
     それは私生活であったり、普通の人の生活の犠牲であったり。「循環」は、お金は循環してこそ本領が発揮できる。
      お金の概念として一番重要な意味といってよい。箪笥預金は、お金として一番意味も無いし、本領を発揮しない。
        我われが情報を買っているのは、金で時間を買っていると同じことである。
   ( )     
     ‖┓  ((  
    (_)  匚P  
    ━┻      ♪〜♪〜
 ーさらにポイントをあげるとー
 
   1.知識労働が主体の社会へ移行し、より所得格差が発生しやすい社会になる、
    2.長寿化が同時進行しているので、より長く働く社会になるという2点から、
     逆算してお金を生み出す法則を述べている。その一つは、安田善治郎(安田財閥創立者)や
      本多静六(巨額の財産を築いた農林学者)が実行した地道な貯蓄方法で、
       自分の所得の何割かを決めて、貯金することである。
        安田善治郎氏は実に収入の9割を貯蓄し、本多静六氏は名目収入の4割を貯蓄に回している。
         その結果、安田善治郎氏は安田財閥をうちたて、もう一方の本多静六氏は現在の価値で数百億の資産を作った。
           この地道な方法は時間を味方にする方法である。
          
 特定の分野に集中すれば、かなりのスキルや能力を身につけることが出来る。
 それを狙う方法は、自分の好きなことに集中すること。
 長い目で見ると、好きなことを長時間すると圧倒的なスキル・能力を身につけることが出来る。
 著者は、十年間を特定のスキル・能力に投資すると十年を超える時に、大きな見返りを得ることが出来ると主張。
  その長期的な目論見を妨げるのが、目先の金銭的な成功になる。
  甲野善紀氏の言葉「小成は大成を阻む最大の要因」を引用して、説明している。
                        キャーq(|`驚´;;*)     
  また節約の大切さを述べている。細かな節約ではなく、大きなレベルの節約の方針をたてる。
  まず、特定の分野の出費を減らすと良い項目に、家、車、旅行、外食、保険の五つを見直した方がいいと指摘している。
  世の中の価値観を疑い本当に欲しいのかを問いかけることの大切さを説いている。
  例えば、住む場所や肩書などのステータスなどを根本から問い直すことを。
                       (。・ω・)ノ゙バイ!    
・・・・・・・・