2006年10月22日(日)
2028, ネット空間「セカンドライフ
                          才八∋ウ_〆(∀`●)
最近のネットには、日々驚かされることばかりである。
 ー朝日新聞の文化欄の記事(10月19日)ー
  :現実に溶け込む仮想世界「もうひとつの世界」で起きたメディアの地殻変動:には、驚かされてしまった。

   「ネット上の仮想世界で建物を作ったり、売ったお金で現実に住居を手にいれた」
    というような夢のような話が起きている。今月中にも日本語版サービスが始まる予定という。
    この3D仮想空間は最近では「メタバース」と呼ばれ、ネットを全く変えてしまうのでは、という見方も多い。
 
 ーここまできたか!という内容の概要をまとめてみたー
・舞台は「セカンドライフ(SL)」というオンラインサービス。
・全米で始まり90ヶ国を越える国から参加者を集う仮想空間。現実の経済や学術とも融合する空間として注目を浴びている。
・ユーザーは登録すれば無料で遊べるが、10ドル支払うと土地を所有する権利を与えられる。
 従来のゲームのようにあらかじめ提供された世界の中で遊ぶのではなく、
 ツールを元に自らあらゆるものを作り出したり、クリエイターから買ったりする究極のCGM
・個人・法人を問わず、自ら作り出したものには著作権が与えられ、売買する権利もある。
・取引に利用される架空の通貨リンデン・ドルは現実のドルとの換金が可能で、このバーチャル空間で
 実際に生活をする人も現れている。いまや新たなマーケティングツールとして活用する企業が急増中。
・ユーザーにはTシャツとジーンズ姿のシンプルな「アバター」が与えられるだけ。
 ほしいものがあれば、洋服であれ、建物であれ、提供されたツールを元に自分で作るか、
 誰かから購入するかしかない。与えられるのは、白いキャンバスを提供されているだけ。
・ゲームとの最大の違いは、仮想世界を構成するCGなどを作れ、現金に交換できる点だ。
 都市や、建物、衣服、映画などの表現作品まで、すべて参加者が専用ソフトでつくる。そうした物の売買に使われる
 リンデンドルという[通貨」は米ドルとの交換が認められているため、現金化する道が開かれている。
・現実にSL内で、「妻がファッションデザイナーとして稼ぎ、夫は都市づくりに半年従事。その建物などを売り、
 二人は現実の住居を手に入れた」「SL内のゲーム『トリンゴ』が任天堂の携帯ゲームに使われヒットした」
「人気アバターアメリビジネス誌の表紙を飾った」というケースが出ている。
 リンデンラボ社はサンフランシスコに拠点を置き、今やWeb2.0の代表的な企業に挙げられる。
 同社が提供するMMOSecondLife(セカンドライフ)は、従来のゲームやソーシャルネットワーク
 発想では語ることのできない全く新しい形のメディアである。
  −以上が概要であるー
第二の人生をネット上でつくり上げることができれば、これほど面白いことはないだろう。
そこでは理想の部屋も、家も、建物も、島も、飛行機も、宇宙船も、国すら持てる。教祖、いや神にすらなれるのだ。
そのネット世界の神が、現実社会に出てくることすらありえる。
第二の人生とは、それまで出来なかった全く違う理想の生き方を求めることである。
幻想ネット上では、自分の仮身が大きな自由を得ることができるのである。
下手をすると、現実世界の戻れなくなる可能性すらある。カルト世界に似ているところもある。
これはウェブ2・0の世界の一つなのだろうか、それともウェブ3・0の世界だろうか?
まあ、私は今のところ観光するだけにしておくが・・  毎日があまりに刺激的である! 
           (+●∀●)ノ さいなら! さいなら!
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