2007年10月19日(金)
2390, インターネット社会の凄み
                 オッ☆ o(≧▽≦)o ハァァァァァァ♪

連日のようにインターネットを介在したサイト犯罪が話題になっている。
自殺サイトの自殺依頼による殺人、見知らずの男がサイトを介在して集まっての殺人事件、
円天というネズミ講の応用の詐欺もサイトを巧妙に利用したものである。
フラッシュ・モブ」という新しい現象も起きている。インターネットを通じて広く呼びかけられた群集が公共の場に終結し、
あらかじめ申し合わせた行動を取る即興の集会。 狭義には、2003年5月にニューヨークで企画された集会と、
その後これを真似て世界各地で企画されるようになった一連の集会のことをいう。
 それに関して、産経新聞の記事の中に面白い内容があった。
ーその概要とはー
 昨年冬のこと。北京の繁華街・王府井の一角で、数十人の若者がいきなり集まったかと思うと、
おもむろに風船を取り出してふくらまし、一斉にそれを空に飛ばして「安全はコンドームから」と叫んで、
つむじ風のように逃げ去った。 いったい何事か、と多くの通行人がぽかんとしていた。
それが、世界エイズデーにあわせたフラッシュ・モブ(中国語で快閃族)と呼ばれる行動と知ったのは、
その様子がインターネットに動画サイトにアップされて話題になった後である。 元々、日本では2チャンネルで
「大規模オフ会」など、インターネットを通じて呼びかける集会はそれぞれ独立に考案され、広く行なわれていた。

更にスマートモブズ(賢い群衆)という言葉も出てきた。『バーチャル・リアリティ』などの
著者・ワード・ラインゴールドが、最新の著作『スマートモブズ』で使った言葉である。
ーネットワークでつながった新しいタイプの群衆のことを言い。
ラインゴールドによれば「人々は、ケータイやインターネット上でテキストをやり取りし、
何か1つものを作り上げようと協力する活動が目立ってきている。この協調活動こそが
スマートモブズ(Smart Mobs;賢い群衆)である」という。ネットワークは人々に協調する力を与えた。
その力を使いこなすのが、スマートモブズというわけである。
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以上が記事の内容であるが、人間が人間たる由縁は、言葉と、道具と、火を使ったことから始まった。
その中で言葉が一番の重要な位置を占めている。しかし、その言葉を文字に置き換え記録にしたことは、
それに劣らないほど意味は深い。そして文字といえば記録する対象が問題になる。
・初めは岩とか大地に絵や言葉に近いもの刻み、
・次に木とか、亀の甲、動物の骨になり、
・そしてバルプなどの植物の乾いたものに記録した。 紙である。
・ここにきて、それがネットという画面に記録されるようになった。
 この特徴はデジタルで、コピーや書き換えが容易に出来るようになった。
 これは革命的といってよい。さらに個々が自分のステーションを持って、
 書き込むようになったから、20万年に一度の革命といってよい。
 プラスもあればマイナスも出てくる。それは当然社会を根底から変えている。
 あと5年〜10年後の社会や情報機器は想像すら不可能である。
                    ΒΥΕ.._〆('Д'*⊂⌒`
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