2003年09月30日(火)
909, 巨人軍の原監督の更迭について

「巨人・大鵬・玉子焼き」の世代に生きてきたものにとって、
 巨人は大きな存在であった。しかし、この数年は年々興味が薄れる一方だ。

「今回の原の更迭?まあ当然だろう」と思う位である。
しかし堀内恒夫が監督と聞いて、少し興味がわいてきた。
今の原では来年勝てる感じは全くしないが、堀内なら思い切った改革ができそうだからだ。
「悪がき」といわれた堀内の、監督としての実力は未知数だが。
原監督は長島前監督のあくまで延長だ。
翌年は、長島更迭ショックでチームがまとまり一団となって優勝した。

 つぎが悪かった。ペタジーニや外国選手を金に糸目を付けずに入れた。
個人主義の塊のアメリカのベースボール選手が一挙に、
日本野球の典型的な巨人に入れば、チームがガタガタになるのは当然だー結果論だが。
それに清原などの外様などの寄せ集めのチームに更に、数億をかけて
ペタジーニを入れれば、微妙に全体の結束が緩むのは至極当然である。

 長島のように、少し頭の??いカリスマがトップにいればこそ、
何とか束ねることができたのだ。そこに更に強烈な我侭?なペテタジーニを入れることで、何かが狂って当然。
堀内といえば十数年前、経営セミナーで巨人の名物寮長の講演を聴いた内容を思い出した。
初めは堀内は悪がきで生意気で手が付けられなかったが、歳を重ねるにつれて
良くなっていったという。「あれは必ず巨人の名監督になる」と言っていた。
しかし江川のことは口を極めて悪く言っていた。江川を監督とかコーチにという話は全く聞いたことがない。
それぞれの特性があるのだろう、解説なら良いようだが?

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