2005年09月15日(木)
1626, 頭脳の果て−2

以前にも書いたが、この本をヒントに「三つの部屋」のイメージ空間を創ってみた。
一見バカバカしいが、イメージ空間から真実が語りかけてくる。
・縁者/故人の部屋 ・10年 20年後の自分の部屋 ・もう一人の自分がいる惑星(前回書いた)である。
 
通勤の列車の中とか、寝つきが悪い細きれ時間とか、ウオーキングの時などに、
このイメージ空間に入り自己対話をする。これも習慣にすると面白い。 さらに二つが加わった。 
以前行ったネパールの、カトマンズ近くにある山の中空の突き出た岩場で、
座禅をしている男(王)が、現在の自分をイメージをする。
現在の自分が透けて見えるような感覚になる。−荘子の「胡蝶の夢」ーからヒントを得たが。

また、毎日パソコンの壁紙を張り替えて、その場から自分を見ているイメージをつくる。
子供じみているが「思考にイメージの世界の空間」を持って、具体的な自己対話が気軽にできる。
この本の「ポータブルメモリーバンク・テクニック」 も誰でもできるテクニックである。
『小さなノートをいつも持ち歩き、どんなことでも書き留める。たとえそれが、
記憶に値しないと思われることでも、頭に浮かんだことや感じたことを全てをノートに書く。
どうでもよいことの中に、意外と面白いヒントが隠されていることが多いことに気づく。
その度に感覚や創造された行動は強化され脳に深くインプットされていく。
これが感覚的、非創造的な行動を強化することになる。』
「ひらがな三語日記」もよいが、この「ポータブルメモリーバンク・テクニック」も深い。

天才達は、日記、手紙、詩などを書きまくった。
全てを書くこと自体に、無意識のうちに知性を育て、活性化するメカニズムが隠されている。
最近つくづく感じることは、「ノウハウ書をバカにしてはならない」ことである。

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