2005年09月12日(月)
1623, 自民党大勝

予測どおり自民党が歴史的大勝をした。 反面、民主党が惨敗である。
これで自民・公明で三分の二を占め、郵政改革案は確実に成立することになった。
自民党の郵政反対派が34人のうち18人も当選したのが意外である。三分の一になると思っていた。
綿貫と亀井が当選したのも、地方の民度の低さをそのまま現していた。 この二人は落とさなくてはならなかったが。

これで、参院が法案を否決をすると面白くなってくる。参院の存在そのものが、無用になっているのは誰の目にも明らか。
コントロール機関であるべき存在が、害悪そのものでしかない。二院制度は激変の時代には、時間がかかりすぎである。
何回もここで書いているが、郵便局の存在価値が全く無くなってしまった。それを国民が知っている。
宅配便と郵便局のバイクのオジサン、どちらが合理的で社会の役に立っているか、誰の目にも明らかである。
『くちなしの花』の、「ゆうびんや(指輪)も まわるほど、・・・」ではないが、
もう歌謡曲の世界の存在でしかない。歌謡曲は必要だが、郵便局は不要である。
それを誰も声高々に言えないことが、この事態を生み出してしまった。今回の判断は当然の結果である。

思い切った国家リストラをしろ!という国民の声である。ただ自民党の体質がそれを許すかどうかは、大いに疑問がある。
小選挙区制度のあるべき選挙の姿が現れた選挙であった。それにしても、ここまで大勝するとは思っていなかった。
二大政党から、自民圧倒の「一大政党」の時代になってしまった。 時代は大きく変わる。

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