H0903 図書館の効用

十年位前に自宅の近くに公立の図書館ができた。はじめは月に一、二度位、通っていたが、今では週に一、二度はいく。
図書館で借りる良さは買うほどでもないと思う本を読める事にある。
そう思った本ほど、むしろ読書のジャンルに巾ができる為に良い本にあたる。
いやそれよりも絶対量を手に取れる為であろう。
「“図書館の天使”がそこにおり自分の捜し求めている本に導いてくれる」という欧米の諺がある。 
その信じられる現象に何度もあった。
今まで全く興味のない分野で、何気なく手にとり、その世界にひきこまれた事も図書館ならではである。

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