2005年08月01日(月)
1581, 「これから5年・地価は半値になる」−4

この本に、「都心の大型マンションの暴落が引き金になって土地の下落は更に進む」と、あった。
そのままの記事が、五月号の「ヨミウリウィークリー」にあった。(昨日、図書館でみつけたものだが)
いま人気の「品川」に、価格破壊タワーマンションが1〜2年先に売り出されるとか。
70年の定期借地権つき高層マンションで、80平米が3600万という。
この値段は定借付でなければ、東京駅から30キロ以上離れたところの相場と同じ値段になるという。
品川駅から8分のところの高層マンションが、この値段というは不動産業界にとって衝撃的な価格ということがわかる。
こういうものが、これからドンドン売り出されると都内の十字架ゾーンから離れた不動産の価格がますます下がるのは当然。
このような物件は初めてかというと、そうではないとか。 平成16年、去年の春、横浜の港北ニュータウンで分離された
「タンタタウン」がある。 678室の大規模マンションで、82平方の3LDKが2180万などで売られた。

この記事を読むかぎり、この本の内容がオーバーでないことになる。
従来の50年の借地権つき物件、それも数年前に完成し、今は中古として取引される定借マンションに最近、
人気が出ている。 この数年は負け組みの土地の値段が下がり続けるのは間違いはないだろう。
まだ土地本位制度から抜けきれない銀行の体質から見て、日本経済の悪化は続くと見なければならないのか。
ー追記
この文章を書き終わって気づいたことだが、
の本をベースに一つの事例として肉付けした記事だったのかもしれない。

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