2007年07月21日(土)
 2300, また地震!どうなっている?まったく! −4
 ー中越地震中越沖地震の意味することー

 この二つの地震が地元新潟にとって大事件ということは、今更だが、二回たて続きに重なったことと、
 原発活断層の真上にあり、直下型だったことは、重大な事態である!
 まず中越地震中越沖地震の違いは何か? 私の主観で考えてみる。
 
・規模からいえば三年前の中越地震の方が圧倒的に大きいが、地域的にみても長岡を中心とした
 中越地区全体にわたっていた。 山間部の道路や田畑、そして道路・線路がズタズタになった。
 一時期、中越地区で10万人が学校の体育館などに避難していた。
・それに対し今回は避難民は一万人足らずであり、柏崎市中心の商店街や住宅と、至近にある刈羽原発などに
 被害が限定していた。しかし柏崎市を中心を主にした1000世帯が全壊、半壊などを含めて6000世帯が破壊。
 小さな市としては甚大である。その数は前の中越地震の3倍近い。
・今回の特徴は、世界で最大規模の刈羽原発の直下型ということである。
 もう少し震度が強ければ、チェルノブイユの事故の二の舞になりかねない事態だった。 
 現実的に日本崩壊?の一歩手前だったのだ。チュルノブイユの8倍の規模からみて決してオーバーな表現ではない!
 (このことを何でマスコミは騒ぎ立てないのか不思議で仕方がない。また住民の怒りが、あまりにも少ない)
 まさか、角栄活断層が下にあるとは、思わなかったのだろう。政治は結果である。 この男の罪は重大である!

 この中越沖地震の深刻なのは、三年もしないうちに二度たて続きに発生したこと。
 その意味では今回の地震は、前回に比べようもないほど衝撃的といってよい。
 新潟県にとって、アメリカの9・11事件に匹敵するといってもよい。
 9・11以前、以後というほど、この地震新潟県にとって深手である。まだ誰も気づいてないようだが。
 このまま原発が再開されれば、大手の企業の進出を躊躇うだろうし、撤退を真剣に検討するだろう。
 それだけではない、農水産品をはじめ酒や、加工品までもが影響を及ぼす。
 今後、観光地は致命的イメージダウンになり、回復には時間がかかるだろう!
 
 「チェルノブイユ一歩手前だった!」と、何故言わないのだろうか?
 日本沈没が現実になるところだったことを! 何で気づかないのだろうか? 
  脳がおかしいんじゃないか、この国は! 1〜2週間以内に、震度6弱の余震がある可能性があるという。
 何故、そのことに無頓着なのだろうか?原発の施設にとってダブルパンチになり、危険性は計り知れない。
  本当は、そ知らぬ顔をして新潟に行っているほうが良いことになる。
 
 解っていながら行動に移してないのだから、おかしいのは、私も同じである! 
 もし現実に行動していたら、現実の意識レベルからみて、お笑いだろう。
   何故なら、普通の日常が、そのまま続いているからである。
 まさか、こんな大事件が起ころうとは!そして、いま現に現在進行しているとは。

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