座敷童子と出会える宿 −2

座敷童子を売りにしている旅館が、他に「緑風壮」がある。
実際、どうなのだろうか? 一度、面白そうなので行ってみたいが。            
 http://www9.plala.or.jp/ryokufuso/index02.html
 http://www.zashikiwarashi.jp/
 
 *優しい妖怪*
夜9時頃、旅館に帰ると、ビデオで座敷童子についての研修がある。
その後、ワイドショーの録画で「私は確かに菅原別館で座敷童子を見た」という証言を見る。
そこで、座敷童子がいるという刷り込みがなされるのだ。
9時半頃に研修が終わり、その後、旅館の若旦那が各部屋を回り、座敷童子の居場所を教えてくれる。
筆者の部屋にやってきた若旦那は、「今日はテレビの裏あたりに居る。男の座敷童子だ」と言う。
私は疲れていたので、すぐに眠ってしまった。深夜1時頃、お手洗いに行くために起きて、部屋にもどってきた。
それから、少し経ったところで、私は確かに座敷童子を見た。女の子の姿をした座敷童子で、身長はーメートル弱である。
黄色の服を着ていて、白い靴下をはいている。 ただし、胸のあたりで姿がぼやけて、首や顔は中空で消えている。
要するに頭のない化け物であるが、不思議と怖くはなかった。
座敷童子は、両手で体長30センチくらいの茶色い猫(雌雄不明)を私に渡す。そこのところで、私の記憶はとぎれている。
おぼろげにテレパシーで座敷童子と話をした記憾があるのだが、会話の内容がどうしても思い出せない。
冷静に考えてみれば、私は、座敷童子の夢を見たのである。その前週の金曜日(1月13日)は東京でも、珍しく雪が降った。
家内と二人でスパゲティーを食ぺた帰りに西国分寺駅前のコンビニェンスストアー「アップルマート」の前で
茶トラの雄猫(推定2歳)を保護した。人なつっこい猫で、いまでは家族の一員になっている。
その印象が強烈だったので夢に出てきたのだろう。しかし、私の認識では、あれは夢ではない。
確かに私は座敷童子に会ったのだ。 村上氏に座敷童子は出なかったという。
〈だけど残念ながら私には座敷わらしが出ない、邪心や欲があると座敷わらしは逃げるそうですね。
無邪気な幼心でいとおしむ、無条件で信じることが大事ですね〉(村上正邦)・・・・・
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こんなところだが、TPOSで、暗示にかかっている風にも思える内容でもあるが。
大人のファンタジーを集団で楽しむには、丁度良い題材で、罪がない。

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