2007年06月13日(水)
 2262, 「正しいスーツの定義」
                   (゚∇^*)オハヨ♪
   図書館で借りてきた本の中に、もう亡くなったファッション・プロデューサーの
   石津謙介がビジネスの場の「正しいスーツ」の定義をしていた。
   今さらスーツの定義ではなかろうが、ビジネスのベースとして知っていていいだろ。
   クールビズも、それを猛暑の1〜2月間は崩そうではないか!という面ではよいが、
   あくまでもフォーマルではない。あの政治家の場違い!を見れば解る。
   といって、この定義はビジネスのベースで、TPOSで変えてもよい。
 −−
*石津の定義の部分を抜粋すると、

ービジネスの場の「正しいスーツ」の定義たったひとつ。
目立ってはいけない。これです。ビジネスの服装に、個性は不要です。
不要というより、あってはいけない。個性は服にではなく、その人の仕事にこそ表されるべきです。

スーツの色は濃厚か、中間色以上の濃いグレー。ようするにドブネズミ。オフィスでは緑や茶系は通用しません。
デザインは伝統的なイギリス調か、落着いた都会的なアメリカ風。
前ボタンは2~3つ。長すぎない袖で、シャツがのぞくように。ネクタイは4本しかいりません。
2〜3色の細めに斜めに入ったもの、いわゆるレジタル・ストライブ。 
無地のニットタイ。ちょっとしたパーティにも通用する細かい小紋柄。あとは、余裕があれば色を少しそろえる。

ソックスは意外と目立つものですよ。できれば無地。柄なら伝統のもの。
色はスーツに合わせる。ベルト。穴は3〜5個つと決まってます。キラキラの大きなものは関心しません。
濃紺やネズミのスーツに似合うのは、黒い靴です。底はゴム製が最上。革底など意味ないですよ。
 −−
    私が学生時代にアイビー・ルックを流行らせた人がいう言葉だから重みがあるし、
    丸の内でのサラリーマンの背広は濃紺、黒で、上記の姿である。
    現在では当たり前だが。ビジネスには相手に意識させない服装を!ということ。
    クールビズで半袖もいいが、基本はやはり背広である。

*他のファッション関係の本には、

「スーツの基本は濃紺無地。生地はサージ。非常に良質なものは、着たときに品がよくなるもの。
いいものを少なくてもよいから大事に着るのが基本。ワイシャツは実用的な木綿。中でもアイリッシュ綿がいい。
色は白がいいが、他の色に対する臆病さが表れているようで、もうひとつ冴えない。
紺のスーツには青系の、茶のジャケットにはベージュといった濃淡を合わせるといい。
ネクタイは、服と同色系、服と反対色、この段階を通り過ぎて、勝手な組み合わせができるようになった時、
意外と着こなしも身についている。
 ーー
 「カジュアルの基本は濃紺のブレザーと、濃紺かグレーのズボン」と、ファッション関係の本で読んだことがある。
  厚めより、四季に着れるもので、少し値段の張った良いものをベースに。
  シャツやポロを季節に合わせて変えるといいようだ。服装は、第二の皮膚というくらい大事なものである。
 特に歳を重ねれば重ねるほど、気をつけなければなるまい。
                                  ☆^(*≧ω≦)ノ~~~βyё
・・・・・・・・・