才ノヽ∋―_φ(゚▽゚*)♪
この本の「まえがき」に
アメリカがいよいよ暴落する。・・・少しだけアメリカから離れましょう。
自分の財産を守りたかったら、ここで『損切り』を敢行すべきである。
投資とは損切りができることである。・・・」という言葉が印象的であった。
 その通りで、損切りができるかどうかが、投資の分かれ目になる。
人生と同じで見切りが大事である。 私の場合、この経験を嫌というほど経験してきた。
損切りに躊躇出来ないうちに大損をしてきた。 しかし、損切りも何度もしてきた。
これだけは自分が経験しないとわからない。こうなると決断の話になる。

現在のアメリカの状況は、日本の18年前とホボ同じというが、その通りである。
その時期に損切りが出来なくて大損をした経験から、現在のアメリカの状況が透けるように感じる。

数年前に、親しくしている知人がカナダドルとカナダ国債を勧めに来た。
その時に、「アメリカは磐石である。 *世界機軸のドルと、*世界最強の軍隊と、*世界の共通言語と、
*ネットを含めた情報革命の最先端を走っている。これは当分磐石である。」と言っていた。
その上に資源のあるカナダは更に磐石である。」とのこと。 投資の最低ロットが2000万円からという。
しかし、如何いうわけか、少しも心が動かなかった。 
理由は、「ユダヤ系資本の人の受け売りでしかない」と思ったからである。
いや、金の実物ならいざしらず、紙切れに何で?というのが、当時の本音であったが。

〜この本に面白そうなところを〜〜P59〜
先物取引は株にしろ通貨(外資)にしろ、イカサマと断じている。
先物の値段はごく限られた特殊の人だけで勝手に『値決め』されているという。
ならば一般の市場も、これで振り回されるのだから当然一部の人の思惑で殆どが決まることになる。
ミルトン・フリードマンが『選択の自由』という本で『自由競争と市場原理の素晴らしさ』を説き、
規制撤廃」と「小さな政府」を提唱した世界的経済学者ということになっていたが、
しかし彼が影でこそこそしていたことは、その逆のおそるべき統制経済であり、
「私たち一番上の権力者が全ての値段を決める」という行動だったのである。
私たちはフリードマンに大きく騙されていたのである。その日本における今の代理人の一人が
竹中平蔵元金融大臣である。おかしな人である。今でもまだ「日本は自己改革(規制緩和)が不徹底だから、
景気が悪い」とのたまっている。まったく畏れ入る。
 〜〜
先物投資が、株価や国債の値を先導するのだから、大筋の債権の投資とは、
ヤクザが胴元のインチキ博打のようなもの! 
儲かるのは、たまたま運が良いだけ!と割り切ったほうがよいと、この本はいうのも肯ける。
                   (゚Д゚*)ノ⌒【ホンジャ】
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