2007年04月27日(金)
2215, 買い物依存症の女
       ^O^ノ  オアヨーン
       
    海外ツアー、それも秘境に行く人は、心に大きな負担を持った人が多い。
    ある年代になれば誰もが何らかの問題は抱えている・・・
    特に刺激を求めてアフリカ、中近東、シルクロード、南米などに行く人は
    人生の究極を求めている人が多い。その中で、「買い物依存症」の人が何人もいた。
    明らかに病的の、「やり手?ブランド嗜好の金ぴか中年女」である。
    店側の尤もらしい口上、お世辞に金をばら撒いている姿が悲しく映る。
    買物で心の空虚を埋めようとするとするのは究極の癒しである。

亡くなったが、何度かガンの手術の死線から生還してきた人と、
その直後、酒を飲んだことがあったが、その時の言葉が印象である。
「もう帰ってこられないと思っていた娑婆に戻って(退院して)、
何をしたいと思うか分かる?買い物だよ、無性に買物がしたくなるのだ。
セックスと思っていたら、そうじゃないんだ、何かを買いたくなるんだ。
何でだろうか、考えてみたんだ。動物の本能が出てくるんじゃないか!ということだ。
生きるということは、何かを欲すること、それも女じゃないんだ!物を得るという行為なんだ!」
なるほど、その通りなのかもしれない。

    車谷長吉「反時代的毒虫」の中の対談相手の一人、
    中村うさぎの『買い物依存症』の内容の概要を以前書いた。
    先日、図書館の返却コーナーで偶然、彼女の『女殺し借金地獄』を見つけた。
    初版が平成9年4月だから、10年も前の本になる。
    この本の中で自らを中村うさぎ自身『ブランド漁りのバカ女』と自認しているが、
    心の空虚さを埋めるために借金をしてまで、買物や外食に勤しんでいる。
    私の極至近に(誤解しないで・・、家内ではない)、似たタイプがいたが、
    気の毒を通り越していた。見栄だけで生きている人が世の中にいるのだ。
    ・・・ まあこの辺でやめておこう!
 〜〜
ウェブ百科辞書「ウィキペディア」で『中村うさぎ』と検索したら、
以下の通り、彼女らしい紹介があった。
   ーー「中村うさぎ』履歴・人物ーー
住友系の繊維会社で経理をしていたが1年半で退社。
コピーライターや「イボンヌ木村」名義でのゲーム雑誌ライターを経て、
1991年ライトノベル作家としてデビュー、『ゴクドーくん漫遊記』で人気を博す。
その後、ライトノベルを中心に作品を発表していたが自らの浪費家ぶり
(ブランド物の買い物、ホストクラブ通いなど)を赤裸々に書いたエッセイ『ビンボー日記』、
『ショッピングの女王』が大ヒット。現在は主にエッセイストとして活躍している。

2003年に豊胸手術をし、豊胸前・豊胸後のトップレス写真を女性週刊誌グラビアで公表。
2005年8月に「自分の女としての価値を確かめる」ため、デリヘル嬢として風俗店で勤務。
2005年に『笑っていいとも』のテレホンショッキングに出演するが、
ゲストでは大変珍しく友人知人から花輪が1個も届かなかった。
しかもデスクの後にある大きな花輪も無かった為、非常に貧相なスタジオ風景になった。
ーー

この本、期待どおり、いや期待以上に過激の内容である。
よく、ここまで書けるか!という、エゲツナイ本である。
先日、彼女がTVに出ていたのを見たが、やはり、この本を読んで見るのと、見ないのとでは
全く見る目が違ってくる。先日は、まだ読む前だったが、ヘラヘラしていたのが印象的だった。
 
次回は、この面白そうなところを抜粋してみる!やはり、まずいか?気品ある、このコーナーでは??
  ーパリで、走りながらウンチたれた!ーなどを、とうてい書けません!
                  ホンジャ \(__ )  バイバイ!
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