2005年04月21日(木)
1479, 『知りたいことがなんでもわかる 音楽の本』−1

クラシック、ジャズからワールドミュージック、日本のポップスまで、
幅広く網羅した、音楽の基礎などが書いてある本である。
 ほぼ全てのジャンルの歴史が詳しく分りやすく書いてある。
入門書に留まらず歴史的な考察も入っている。一冊にこれだけ音楽の体系をまとめてあるのに感心した。
この一冊で、音楽の世界を鳥瞰したような気分になれる。

「人生を肯定するもの、それが音楽」というが、どん底の時に何度も音楽で救われたことがあった。
むしろどん底の方が、音楽を受け入れることができるようだ。
音楽の奥底から感じ取られる作曲家の気持ちが通じやすくなるためだ。
ボーズのステレオを買ったのをキッカケに、音楽の世界に
急に興味をおぼえ始めたに過ぎないが、先ず知りたいのが歴史と
分野の体系であるから、この本はタイミング的にみてもベストであった。

これまでに、知識としてクラシック、ポピュラー、世界の民族音楽の三分類と、
・クラシックではバロック、古典派
・ポピュラーではブルース、ジャズ、フォーク、ロック
・世界の民族・地域音楽として、アルゼンチンタンゴ、スペインのフラメンコ、
 ロシア民謡、イタリア民謡、・・・位のものであった。
それが、この本では解りやすく、時系列と分類を鳥瞰できるように纏めてあった。
 
ー以下は検索で調べた概要である。

ー知的生きかた文庫  三枝成彰監修

 この一冊で‘音楽通`になれる!
バロック、古典派、ロマン派・・・どんな音楽?代表的な作曲家は?
・「ソナタ形式」「交響曲」の定義は?
・バッハ、モーツァルトベートーヴェン・・・これだけは知っておきたい!
・どんなオペラが有名で、何から観ればいい?
・ジャズは、いつどこでどうして生まれた?
・「スウィング、ビバップ、ハード・バップ」ってどんなもの?
・ブルースが生んだ重要な音階「ブルーノート」って何?
プレスリーブームからフォーク・ロック、ハード・ロック、パンク、
 そして90年代グランジ・ロックまで
・歌舞伎に欠かせない音楽の知識とは?

ー目次
1 クラシック音楽(中世・ルネサンスの音楽 バロックの音楽 古典派の音楽 ほか)
2 ポピュラー音楽(ジャズ
 ロック 世界のポピュラー音楽 日本のポピュラー音楽)
3 世界の民族音楽 (ラテン・アメリカの音楽 アジアの音楽  アフリカの音楽)
4 知っておきたい日本の伝統音楽(邦楽の世界)
 ーー
次回から、
具体的に、それぞれの音楽の言葉の意味
 (ジャズとは?クラシックとは?とか)をまとめてみる。
                        つづく
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