2006年04月05日(水)
1828, ずっとやりたかったことを、やりなさい−5
        ゜+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォォ☆゜・:*☆
               -読書日記
  ーアーティスト・デートー

   「人は皆、内なるアーティストをその心に抱えており、
    今までの経験や年齢等に関係なくアーティストとしての創造性を秘めている。
    そして誰でもカンタンに(もちろん継続と努力は必要だが)
    その才能にアクセスする方法がある」という。

ここで誤解しないでもらいたいのは、アーティストの才能とは
画家・音楽家・歌手・陶芸家・舞踏家といった俗にいう「アーティスト」
だけを表すものではなく、全ての職業に共通して求められる「創造性」の開花をいう。
その意味で、全ての人を対象にした才能開花術である。
特にクリエイターの方々(デザイナー、各種コーディネーター、ライター)には参考になる方法である。

    机上の空論ではな、才能開花のための実践的なトレーニング法が
    12週間という具体的なプランに落としこまれたトレーニングプログラムである。
    本を読みすすめていきながら書かれている通りに、一週間約30ページずつ、作業を進めていけばよい。
    そのプログラムの核ともなるべきものが「モーニング・ページ」と「アーティスト・デート」。
    先々回はモーニング・ページを紹介した。今回は「アーティスト・デート」である。

ーその一部を本文より抜粋してみると…
アーティスト・デートとは具体的に何なのか?それは週に二時間程度のまとまった時間をとって、
あなたの創造性の象徴である「内なるアーティスト」の育成に専念することだ。
もっとも基本的な形を言えば「アーティスト・デート」とは旅行であり、
あらかじめ日時を指定しておくデートであり、他人の進入を禁じた時間だ。

    「アーティスト・デート」には部外者を同行させてはいけない。
     行ってもいいのはあなたと、あなたの「内なるアーティスト」、
     つまりあなたの「想像する子供」だけだ。
     恋人も、友人も、配偶者も、子供もだめ −どんな肩書きの人もお断りだ…
   ーー
 以上だが、要約すると
「週に二時間ほど自由な時間をとって、その時間だけは自分が好きなアートを好き勝手にやりなさい」
ということ。私は読んだとき、私が毎朝しているウォーキングが正に「アーティスト・デート」と気づいた。

   ーそれ以外にこの本で印象的なことを抜粋してみる。
   《怒りは耳を傾けてもらいたがってる。怒りは声であり、叫びであり、懇願であり、要求である。
    怒りは敬意を払ってもらいたいのだ。というのも、それは心の地図だからである。
    怒りは私たちの限界がどこにあり、私たちがどこに向かいたがっているか教えてくれる。
    また、自分が現状に満足できなくなっていることを知らせてくれる。・・・
    怠惰、無関心、絶望は敵だが、怒りはそうではない。怒りは友達である。
    素敵な友達でも、やさしい友達でもないが、きわめて誠実な友達だ。
    それは私たちが裏切られたときや自分自身を裏切った時、かならず知らせてくれる。
    そして、自分の興味に従って行動するときであることを告げてくれる。
    怒り自体は行動ではない。行動への招待である。》

     《アートとは、みずからを社会にさらす行為である。
     アートは物事に光を当て、私たちを照らし出す。
     そして、私たちの中に残っている暗闇に一条の光を当て、
    「みえるでしょう?」と語りかける。
     あるものを見たくないと思っている人たちは、
     それを見せる者に怒りを覚え、徹底的に糾弾する。》
     《真摯な表現はクロゼットを開け、地下室や屋根裏に新しい風を
     送り込み癒しをもたらす。》
     ーー

  ずっとやりたかったことを見つけ、それを時間をかけてやりなさい!
   ということか。
              ΒΥΕ.._〆('Д'*⊂⌒`つ
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