<お笑い>
[殿の姉の死]☆☆☆

この小話は7〜8年前に仕入れたが、一番気に入っている1つである。
  ーー 
殿様と家老が話をしているところに家老の家来が緊急にと、青い顔して耳打ちをした。
 「殿(家老)の姉ぎみが亡くなった」と。
家老はてっきり殿様の姉と、勘違いをしてしまった。
それを聞いた殿は、うろたえ城内は大騒ぎ!しかし、その後家老の姉と判明した。
家老に殿は怒り心頭、「無礼千万な!わしの姉を勝手に殺しおって、打ち首!」
と刀を振り上げた! その瞬間ハッとして、刀をしまった。
「わしには姉がいなかった!」