2005年03月20日(日)
1447, ロシア人立てこもり

3日前の夜半に、シングルイン第二新館で大立ち回りがあった。
ー現場の人の証言から、内容は以下の通りであるー

深夜の0時近く、警察官が第二新館のホテルに宿泊しているロシア人を
なだめながら連れてきた。近くで騒ぎを起こして、通報されて連れ帰されてきた。
警官が帰った後、何かが面白くなかったのか、フロントの対応が悪かったのか、
いきなりロビーに置いてある新聞に火をつけて火災報知器にかざし、
ロビーの椅子でバリケードをつくり外部から入れないように閉鎖。
更に消火器で三人のフロントマンに噴射した。

火災報知器の音で降りてきたお客さんが消防に電話、消防士と警察官も
含めて30人近くが駆けつけて一時は騒然となったとか。
隣の大きな飲食ビルの酔い客の野次馬も集まり、映画に出てくるような大騒動。
ホテル内には180人の宿泊客がいたが、大部分は気がつかず寝ていた。
もし気づいていたら、騒ぎはその数倍になっていた。
収まったのは、夜半の3時半。現場の掃除も翌日のチェックインの時間ギリギリまで
かかってしまった。こういう仕事も、お客商売ー水商売とつくづく感じざるを得ない。

たまたま、新館にはロシア人の団体十数人が泊まっていたが、
その騒いだロシア人とは全く関係のない人達だった。
翌日は朝から警察の事情聴取で、支配人は半日以上も対応で終止。
消防からは、その時のお客の対応を明確に報告をするように電話があった。

ここまで派手な立ち回りはホテル開業以来初めてである。
火事騒ぎ、自殺、自殺未遂、指名手配逮捕劇、薬中2人のナイフによる喝上げ、
この事件の一週間前におきた女性による手首??自殺未遂とある。
こういう事件が起こるのもグローバル化ということか。
ホテルは、自分の住所を書き込むためか、宿泊客は大人しいものだが。
(もし偽住所を書くと、違反になる)

アルコールも薬の反応も無かったというから、異国の地でストレスがたまって
いたのか、それとも?  近くの飲食ビルの丁度よいネタだろう。
新聞などのマスコミには、報道されなかったようだが。 もちろん、告訴をした。

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