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2007年03月19日(月)
2176, 流通業界・大編成の時代へ
オッ(*^○^*) ハ〜ヨウ
大丸と松坂屋の経営統合で、百貨店業界も大編成の時代に入った。
先日の「日経流通新聞」によると、百貨店業界も4強時代に収れんという。
その内訳として、
*大丸・松坂屋連合 1兆2000億円
*高島屋 1兆500億円
*ミレニアムーイトーヨーカ堂系(西武・ソウゴ) 9500億円
*伊勢丹 7700億円
の4つがアナリストや業界関係者の総合的な見方という。
アメリカの事例や国内の市場規模からみて日本はこの辺りだろう。
三越、阪急・阪神、松屋、丸井、東武などは、そ4グループに最終的には、
収れんというから、都市銀行の大編成と同じ道をたどり始めた。
外資などの禿タカファンドが株の買占めなどで強請ってくるのは避けられない。
今までの独立性は維持はできなくなるのは、どの世界も同じ。
流通グループとして最終的に、スーパー・家電も含めて三〜四グループに
収斂するプロセスに入ってしまった。五年が目安か?
この10年間でナショナル・チェーンのスーパーも、ダイエーやマイカルの破綻で、
セブン&アイHDと、イオンの二つのグループに収れんしてしまった。
情報化などの設備投資の重装備化の闘いの中でトップグループに入らないと、
生き残れない時代である。
自動車業界をみても、日本とかアメリカという国単位ではなく世界の中で、
数社しか生き残れない時代に突入した。
情報化、グローバル化とは、こういう時代ということか。
情報化は大きな波乱を含んでおり、変化は想像を遥かに超えたものになる。
隠されている不平等・格差が情報化で露出した時、一強の支配が
圧倒的多数の弱者に一瞬で破壊される不安定社会の到来でもある。
日々刻々漫画的に下克上のカタチの中で、色々な現象になって出てくる。
その一つがテロでもある。より快適になる反面、より不安な時代である。
流通業界は暗黒の大陸とドラッガーが看破して半世紀経つが、
どこまで変化するのか、見ものである。
高島屋は駄目だと思っていたが・・、やはり駄目だろう!
憶測だが・・
ヾ(*'-'*)バイバイ!!
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