2005年02月24日(木)
1423, 名画200選 −読書日記

購入して数ヶ月、時々読んでいるが味わい深く飽きない。その半分は観たことがあった。
思ったより多く観ていたのには自分でも驚いた。そのうちTVで観たのが、半分だろうか。
この本を読んで初めて「成る程!」と、今になって感心をしているものが多い。
ラブストーリーとか、ウエスタンとか、サスペンスなどのジャンルに分かれているので読みやすい。

映画は日々つくられ、無数の映画のなかで見れる映画は限られる。
その中で、よほど良い映画でないと残らない。
そのため、名画200選の一つ一つの内容の説明・解説に説得力がある。
名画は古典の書と同じで、良いものは何時まで経っても残る。
黒澤明の「7人の侍」など何回観ても感慨が残る。

私が時々に感動したと、いま現在いえるのは ベンハー、アラビアのロレンス駅馬車、荒野の7人、
エストサイド物語、モダン・タイムス、ゴッドファザー、ダンス・ウィズ・ウルブス、
そして、太陽がいっぱい、などなどである。しかし、最近の映画があまりにも面白く心に残るものが多い。
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ビデオで観たい
名画200選
 淀川 長治 (著),佐藤 有一 (著) 知恵の森文庫

生涯を映画にささげた「映画の伝道師」淀川長治は、
1998年11月11日この世を去った。本書の原稿を書き終えたのは同年の春。
それを弟子であり、共著者である佐藤有一が丹念にまとめ上げ、
淀川の死後から2年の歳月を経て完成させた。
本書は「もっと映画を観なさい」と言い続けた淀川長治の遺言書であり人生の集大成といえよう。

本書のつくりは、
「ラヴ・ストーリー」
「サスペンス&アクション」
「SF&スペクタクル」
「ウエスタン」
「ミュージカル」
「ヒューマンドラマ・アメリカ編」
「ヒューマンドラマ・ヨーロッパ編」
という7つのジャンルに分かれており、
見やすい見開き1ページで1作品を紹介するかたちをとっている

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