つれづれに

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 今朝も、ミニ・チャリで信濃川土手を一周。
8月3,4日の花火の会場も、ほぼ準備も終わり、自由席の
席取りのシートが、彼方此方にはられている。







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5981,閑話小題 ~最後の講義・1 ーランディ・パウシュ教授
2017年07月31日(月)

   * 最後の講義
 「もし今日が人生最後だったらどんなメッセージを残すのか?」
米国の有名大学では“ラストレクチャー”と呼ぶ「最後の講義」が行われている。
広がるきっかけとなった伝説の「最後の講義」がある。10年前、カーネギーメロン
大学のランディ・パウシュ教授。VRのパイオニアであり、ディズニー3Dの生みの
親である研究者。実はその時、がんで余命半年、本当に最後の講義となった。
パウシュ教授が学生たちに語りかけたメッセージ、感動の講義の内容は?
 この講座で語った言葉が、まさに魂の言葉。
≪・なぜ夢の実現の前にレンガの壁が立ちはだかるのか。それは夢に
 対する思いを証明するため。思いの弱い人はここで止まってしまう。

・君たちの時間は限られている。その時間を、他の誰かの人生を生きることで
 無駄遣いしてはいけない。ドグマにとらわれてはいけない。それでは他人の思考
 の結果とともにいきることとなる。他人の意見の雑音で、自分の内なる声をかき
 消してはいけない。

「夢を叶える」ということについて、
・インスピレーションと夢を見る力は無限大だ
・(夢をかなえるためには)交渉は粘り強く、そしてこちらから材料(提案)
 を持ちかけることで道は開けるものだ

 ランディの他の夢について語る。 「NFLのプロ選手になる」という夢。
 これはかなわなかったが、プロ選手になれなかったから学べたことが
 いっぱいあると言っている。
・夢がかなわなかったとしても、子供のころに打ち込んだことは生涯の友になる
・経験とは、求めていたものが手に入らなかった時に手に入るもの

厳しいフットボールの監督が語ってくれた言葉として紹介している言葉。
・間違いを指摘されるのは、君が期待されている証拠だ。
・誤りを指摘されない環境は自分のためにはならない。批判は愛情の証だ。≫

▼ まだまだあるが、次回に。 最終講義の日が「妻の誕生日」。サプライズで
 誕生日の祝いのケーキが出てくる。驚いて壇上に出てきてキスをする場面が、
涙を誘う。最後の最後に、『これは、子供たちに残すための講座』のオチが良い。
 私的なことだが、卒業をしてから10年程経ってのOB会が、大学内の大ホールで
行われると案内があった。「何だろう?」と思いつつ出席すると、それは先生の
最終講義でもあった。その時に、病魔が進んで余命いくばくもないのを覚悟だった
集まりだった。それぞれの年次のグループが壇上に立ち、思いで話をするのだが、
誰もが、先生に対する魂の篭った内容で、2時間の時間がアッという間に経過した。
御夫婦とも亡くなられた現在でも、30~40人が毎年、集まった会が開かれている。
<紳士たれ。本を読み続けなさい。他人には優しく自分に厳しく。群れるな。
 自分を律しなさい。> 等々…  自分を「絹布団」と喩えていた通り、
肌触りは冷たいが、時間をかけると、温かさが伝わってくるタイプ。その真逆が
多い中、貴重な存在である。私が直接であった人物で、間違いなくNO1の人物。

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2016年07月31日(日)
5616,閑話小題 ~都知事は誰に?
    * 都知事選の結果は?
 都知事選の当日の予測をしてみる。当たるも八卦、外れも八卦で、ずばり、
「小池」である。さほと難しい予測ではない? 最後の止めは、石原慎太郎
の、小池への「厚化粧の女」発言で、女性票が、大幅に流れ込むことになる。
 演説で、鳥越を「売国奴」、小池を「大年増の厚化粧でうそつき」と激しい
攻撃。これでは、逆効果になる。かの石原も、80歳を過ぎて、少し痴呆症が
入り始めたということか。選挙結果を、先読みをして、民進党岡田代表が、
次の代表選に不出馬を、表明をした。 鳥越を代表に担いだことからして、
当然である。としても、本来なら、官僚上がりが順当だが・・  
   
    * リオのオリンピック、盛上らず
 一週間をきったのにリオのオリンピックが開催なのに、全く盛上りがない。
ジオ熱と、治安の悪さと、設備関係の不安と、政情の不安定で、マスコミ関係者
も、積極的に参加したがらないという。おまけに、大統領が弾劾裁判で、欠席。
ロシアも、直前になって、ドーピング騒ぎで半数近くが不参加。実際、大丈夫
だろうか? ~ネットで、その辺りを調べると、やはり、甘さが露出する。
【 南米初のリオデジャネイロ五輪の開幕まであと1週間を切ったが、8月5日
(日本時間6日)の開会式を前に、開催準備は最終段階だが、選手村をめぐる
ごたごたが尾を引き、祝典ムードはなかなか盛り上がらない。
 選手村に消防車が急行したのは29日の夕方だった。オーストラリアの入居する
棟で煙が上がり、選手が一時避難。幸いけが人はなかった。 選手村は24日に
正式オープンした。しかし、豪州がむき出しの電気配線や水漏れする水道管の
問題を批判し入村を一時見合わせ。これが騒ぎの始まりとなった。慌てた大会
組織委員会は臨時に600人の作業員を投入し、28日には緊急改修工事の終了を
宣言した。】
▼ リオのオリンピックが決定した直後から、景気が悪化、政情が不安定化
 をした結果、この有様。無事に終わって欲しいものだが、頭と尾っぽが腐り
きった国での開催は、元々、無理があったということか。問題は、テロと犯罪
を、どこまで抑えきれるか?

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5251,二度の地球規模の大爆発 ~地球大進化46億年 ー②
2015年07月31日(金)
  ー「地球大進化 第2回 知られざる“生命の星”の秘密」ー
   * 二度の大爆発
生命の絶滅の危機をもたらした大爆発をネットで検索し、まとめてみた。
≪ 二度の全球凍結の後、さらに二度の地球規模の大爆発で、生物は
  大きな岐路に立たされる。
・まずは、内側からの爆発である。 2億5000万年前には地球内部マントルから
巨大な熱の固まりが一気に突き上げる大噴火があった。生物も実に90%以上が
絶滅するという、史上最大の絶滅をもたらし、絶滅のふちに追い詰められた。
その試練の後、恐竜の支配、哺乳類の誕生があり、それらの大量絶滅後に、生物
の化石がほとんど見つからない空白の時代が長く続いた。
 しかし、この大変動がその後の生物の世界に劇的な変化を促すことになる。
大量絶滅から1億年後の世界、つまり今から1億5千万年前(ジュラ紀後期)には、
生物の世界に起きた劇的な変化、それは巨大な爬虫類、恐竜の出現である。
これは30mの体長を誇る草食恐竜、アパトサウルス。そして、この時代の白獣
の王となった肉食恐竜、アロサウルス。こうした恐竜たちは他の生物を大きく
上回る高い活動能力を持っていたと考えられている。一方この頃の私たちの祖先
は、恐竜に怯えながら暮らすネズミのように小さな姿に変えて、かって繁栄を
極めた面影はありません。なぜ私たちの祖先に代わって爬虫類が巨大化し、
地球を支配することになったか。それが大量絶滅後の生物の進化をめぐる大きな
謎となっています。そして、次は外(宇宙)の隕石の衝突へと続く・・
・次は、外側からの爆発。 メキシコのユカタン半島にあるチクシュルーブ・
クレーターは、約6,500万年前に地球に巨大隕石が衝突してできたものである。 
クレーターの直径は約100~300km、深さ15~25km、衝突した隕石の大きさは直径
約10km、衝突時のエネルギーは広島型原爆の50億倍を超えたと推定されている。
これで、恐竜が絶滅したといわれる。それで餌でしかなかった小型の生命が、
生延びる機会を与えられ、これが類人猿を生み出す切欠にもなった。 ≫
▼ 生命は、地球規模の大変動に適応させるため、己を変え続けることで、
生延びてきた。しかし、最近では、都市化が端的に示しているとおり、
環境を人間に合わせて変える道を選んできた。それを文化・文明というらしいが、
その結果に一つが、オゾン層の破壊による温暖化問題や、核兵器使用による
人類自滅の可能性、などが出てきた。今世紀中に人類は、死滅する可能性すら
あるという。人類という、地球にとって「ガン」が、文明に隠された爆弾で、
大爆発する可能性があっても何ら不思議でない事態が生じてきた。
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2014年07月31日(木)
4886,「事業人生を決心して45年」の語り直し ー44
   * つれづれに ~赤いカップ制度(仕事のゲーム化)    
 話は実家の量販店時代に戻る。 まずチェーンストアの統一伝票を導入
して部門別管理を採り入れた経緯を以前に書いたが、その後日談になる。 
その「仕事のゲーム化」とは・・・
【 まず本店ビルを建てかえ、部門別管理をゲーム化した『赤いカップ制度』
 を始めた。そして劇画のような?日々になっていった。まず部門責任者と、
それぞれ年次売上予算と利益予算を決め、それを月次、日次予算に落とす。
そして各部門単位のレコードの曲を決め、予算達成をすると総務に連絡、店内
に、その曲流す。それで社員の誰もが、どの部門が達成したかを知る。
早い部門だと、日祭日などでは、二時間もしないうちに流れることもある。
逆に、流れない部門は、一週間、二週間経っても流れない。その上、車座に
並んだ朝礼で、成績順に並ぶ。更に月次で一番営業成績の悪いところが、
一ヶ月間、15分の早出で店頭掃除をする。早出代として毎日千円、月3万円を
割り出し、ベストの部門全員に近くの趣味の店のコーヒーカップ・シリーズを、
景品として贈呈。 逆にワースト部門は、真っ赤に塗ったカップを、売場の
何処かに置いておく。(これを現金にするとリアルな競争になるため、若い人が
楽しめて仕事が出来るように配慮をした。)結果、担当の能力が明確に現出する
ため、不振の責任者は追込まれる。これに利益率を換算した結果が明示される。
そのため、責任者は堪ったものでない。その上、週初めのチーフ会議も成績順に
並ぶ・・ 仕入が当てればよいが、外れると、パートまで・・ 担当者には
仕入れ権限も大幅に与えられているため、それぞれが商店主のようなもの・・ 】
▼ 必死さが生み出した仕組みである。都会のファッション専門街ビルは、
 活性化のため、不振店を自動的に排除をするシステムで競わせているが、
同じようなもの。 私が辞めた後に、反動でピンク一色になったのも当然。
桃色は同時に赤色(赤字)も?伴うから始末が悪い・・ 
 35年前、こんなこともありました! とにかく必死だったが、面白かった!
新潟駅前シリーズも、卑怯ツアーも含め、殆どの人は、こういう面白みの
極みを経験しないで死んでいくようだ。 周囲は大変だったのだろうが・・
会社整理の極みゲーム後は、75歳に想定した死の壁が待っている。
どうゲーム化するかだが、これは大変! 余命三ヶ月で、リンゲルの大量投与?
で、何故か、一年前の文章に続く。 
ーー
2013年07月31日(水)
4519, どうせ死ぬなら「がん」がいい ー5             
      『どうせ死ぬなら「がん」がいい』近藤 誠 (著), 中村 仁一 (著)
 日本エッセストクラブ編の‘11年版ベストエッセイ集’の「老いた人、瀕死の
人にも希望を」が、二人の説を裏付ける内容。医師も若い時には、その不条理に
思い悩むが、何時の間に、その世界に染まってしまう恐ろしい世界でもある。  
  ーまずは、冒頭の一部を抜粋してみるー
《 * 老いた人、瀕死の人にも希望を  ー榊睦子
 この春、研修医になって独立した息子が忙しい勤務の間を縫って帰って来た。
元気がない。就職したての頃の笑顔が消えている。「仕事はどう?」と水を向けると。
「愚者さんの最期を看取ったよ」と息子。「薬が殺したようなもんだ。」 
どきりとする。息子の話によると、その六十代の終末期の癌患者は、1%の成功例
しかない治療薬を処方された直後に亡くなったという。もちろん主治医は患者を
救う努力を続けて来たし、患者と家族との間でインフォームド・コンセンも
なされている。主治医には何の落ち度もないのだが、息子は、善意の陰に見え
隠れするもの ーその治療薬の臨床例を増やしたい、百に一つの成功の快感を
味わいたいーを見落としてはいなかった。彼は立場上、主治医に対して異を
唱えることのできなかった自分を責めているのである。
「希望」はすべての人にある。余命幾許もない人にもあるはず。この患者は、
もしかしたら、それを奪われてしまったかも知れない。それから数ヶ月経って
息子から衝撃的話を聞いた。同僚の研修医が自死を遂げたという。原因は不明。
大変、優秀であったその研修医は、「笑顔しか思い出せない」と息子が言うほど、
明るく穏やかな人。彼に一体何が起きたのだろうか。
 次は看護師をしていた娘から聞いた話。白血病の末期であったその少女は、
亡くたる数日前に、窓の外に自分がいると言って怯えはじめたが、次第に落ち
着きをとり戻し「お母さん、がっかりしないでね。泣かないでね」と母に言った
後、昏睡状態に陥り、眠るように亡くなったという。少女はその生涯で一番大事
な仕事ー母を慰め励ますことーをやりとげて逝ったのである。
死に行く人にも希望はある。それは前途洋々たる人の場合、桁遠いに重く
大きい悲願と言っても良いのでなかろうか。・・・ ≫
▼一%の成功事例しかない治療薬を提示すること自体問題だが、同じ死ぬなら、
それに挑戦するかの判断は本人次第。当事者になってみなければ分からないこと
だが、私ならどうだろう?早く逝けるなら前倒し?・・ 医師も難しい職業。
人間は全て、死んでしまう。結局は延命の手助け。これも必要だが必ず限界
がある。その上、ビジネスの要素も関わってくる。現状の医師と病院システム
で中では、自分が判断するしかない。