つれづれに

イメージ 1

他のブログ
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/54909/
http://horii888888.toypark.in/cgi-bin/s_diarys.cgi
http://d.hatena.ne.jp/horii888888/archive

 

 今日のYoutube

 昨日のシネマ館は、『ジュマンジ・ウエルカム・ツゥ』を見てきた。
予告は面白そうだったが、いま一つ? とはいえ、特撮だけでも価値を感じさせて
くれた。85点。








・・・・・・
・・・・・・

5136,知の逆転 ~④
2015年04月07日(火)
                ー知の逆転ー
  * 帝国主義の終わり ーB
            対談相手 ~ノーム。チョムスキー
 アメリカのいう核抑止は、実は「核支配」。核が存在する限り、遅かれ
早かれ核戦争は避けられない。キューバ危機、インド・パキスタン危機など、
非常に際どい瀬戸際に立たされたが、アメリカが考えているのは、「核抑止」
ではなく「核支配」。 前者が偽善で、後者が真実になる。
  ー真実と偽善ーの小テーマで、その本質を指摘する。
≪ ・・「真実を好んで偽善を嫌う」ということについてで、最初に
 あなたの政治的な視点というものに触れた折、自分の知っている世界が
 全く違って見えたショックをまだはっきりと覚えています。
 あなたのコメントからいくつか引用しますと、
・「偽善者とは自分に課す基準と他人に課す基準が違う人のことだ」、
・「エリート大学は最も従順な生徒を選択し、体制順応者を生産する」
・「東京裁判は単なる茶番だ」あるいはマーチン・ファン・クレフエルト
  (イスラエルの最右翼の軍事歴史家)を引用して、
・「イラクに何が起こったかを目撃したあとで、もしイランが核兵器
 開発しないとしたら、彼らはまともじゃない」
・「アイゼンハワーケネディ、ブッシュ、レーガンクリントン、みな
 ミロシェビッチスハルトと同じ犯罪者だ」 
  そして、ちょうどバートランド・ラッセルが言ったように、
・「偏ったイデオロギーをくり返す代わりに、それを解体して真実を探し、
 真実を語りなさい」と。 ・・いつでも何が偽善でどこに真実があるか
 を、徹底して探ろうとするわけ・・ 
オバマは言い方が上手なだけ。政権の政策は以前と少し変わったが、
 本質的には同じ。彼はまさに民主党中道派で、それに尽きるが、
 業績で目覚しいことは何もない。 ≫
▼ 米政府の冷戦後の戦略政策についての文章に「核兵器を維持することが
 重要である。非核保有国を含むあらゆる国に対し、核兵器使用優先権を
維持すべき」があると、チョムスキーが指摘。核保有で従来の兵器使用の
枠組みが決まってくると・・ だから、アフリカ、中東でも、非核武装地帯
を実現しないのは、アメリカが、阻止をしているため。 それは中東も、
南太平洋も同じ。アメリカの軍事費は、世界の他のそれを合計とほぼ同じで、
破壊能力と性能において、他の追随を許さず、世界中に700~800の軍事基地
をもっているという。それも数十年もしないうちに、凋落が予測されている。
しかし、アメリカの負債(国債)は、主軸通貨国にとって幻想に過ぎない。
リーマンショックの前年度からドルの供給量が3倍になったが、ドル相場は
殆ど変わっていない。そして、世界中にばら撒いたドルをアメリカ国債
交換すればよいだけ。それでは国債が暴落をするかといえば、してない。
 といえ、これまでの流れからして、数十年?は、そのまま流れるが、
その先は凋落をする。その時、いや、10年?もしないうち日本は?
・・・・・・
3664, 閑話小題
2011年04月07日(木)
  * 駅やSC内のATMが閉鎖は
 今だに駅やSC内のATMが節電を名目に閉鎖されたままである。
これは間接的、現金引き出しの窓口規制そのもの。支店、営業所内の
ATMは開かれているが数は僅か、不便そのもの。経済的側面からみたら、
大震災と原発事故全体を大地震とすると、大津波は本格的経済恐慌で襲いくる。
電力と節約の呼びかけは、消費を冷やす効果は充分にある。
  * スポーツクラブだけは盛況
 家内がスポーツクラブに10年以上も行っているので、同行してみた。
驚いたのは平日の午前に関わらず、中高年の人たちで満杯だったこと。
100人位に人たちがマシーンと共に無言でひたすら運動していたことである。
雰囲気は開放的で明るい。分かっていたら、前から通っていただろう。
「平日の10時から17時までの時間帯コース」の会費が大よそ6千円、
10~22時のフルコースだと8千円。週に4日×4=16日が平均とすると、
一日400円~500円。 施設からみてそう高い感じはしない。
それより、歩いて15分のところに、公営施設の中に、大きなジムがある。
これは、一回300円、3月で1800円。以前、入会しそうになったが、
止めたことがあった。早朝のウォーキングか、サイクリングをしていたが・・

・・・・・・
3299, 金融世界大戦 という捉え方
2010年04月07日(水)

  * 軍事戦争から金融戦争へ(兵器から債権へ)

 経済評論家の田中宇が「金融世界大戦」という造語で、現在の金融恐慌の本質を説明している。
さらに「金融兵器」という恐ろしい言葉が加わったのである。これをアメリカ国内だけでなく
、世界中に時限爆弾入り兵器という危ないやつである。 何処かで爆発をすると、それは繋がって
いて連鎖爆発をする危険なシロモノ。
「世界的な軍事戦争が出来なくなった代わりに、金融による世界覇権をめざした米英が、破壊兵器
金融債権を武器に世界制覇を狙ったが、それが敢え無く破綻し、世界を恐慌に導いてしまった。 
一時、世界経済を米英を親とした「ねずみ講」をつくり上げ、世界中のものを紙切れで買い漁って
いた実態が崩壊した。 これで世界中の貨幣制度の根底に大きなヒビが入ってしまった、しかし
大元のアメリカは破壊した金融機関やGMなどを国有化し、何とか体裁を保っているドルを注入し、
立ち直りを図っている。詐欺師は元もとの金(キン)や資源を温存しているから、ドルや債権の価値
を徹底的に下げてしまえば、傷は最小で済む。 しかし被害者は輪転機を持っているわけでない、
その負債を負わされ国家破綻、すなわちハイパーインフレで国民の金融財産の大部分が消滅する。
 世界の国々はアメリカの、こうしたネズミ講の危なさを知らずにアメリカ国債や、アメリ
の銀行が発行するCDOやCDSを見境なく買ってしまったのである。 現在、各国が何とか
金融破壊兵器を爆発させないように必死に持ちこたえているが、これも時間の問題。
 ユーロ圏か、アメリカか、中国から、その爆発が始るのは防ぐことは不可能である。破壊兵器
(債権)は、世界中にばら撒かれ、連鎖して世界中を破壊する。 それはデフレスパイラルから、
ハイパーインフレへの転換期に始る。日本はアメリカの金融占領国の悲哀を株価暴落か、
(一時的な円高の後?に)円安という形で日本を襲ってくる。 「気がつきゃホームでゴロ寝」で、
IMFの管理国家として裸同然の国に落ちぶれることになる。
 アメリカは第二次大戦後、朝鮮戦争ベトナム戦争、冷戦、そしてソ連の崩壊後は、アフガン、
イラク戦争と戦い続けている。 ところがソ連が弱体化を始めた1980年頃から、米英は軍事
から金融戦争に軸を変え始めたのである。その一つがプラザ合意から始る日本のバブルと、破綻。 
そして、破綻した日本の金融株や土地を買い叩き、大きな利益を得たのである。
そして、次はイスラムのテロである。軍事産業にとって、これほどの都合の良いことはない。
2001年の9・11テロをキッカケとしたアフガン、イラク戦争への突入である。そこで軍事費を捻出
するに何かないかと考えて、米国内の下層への融資を思いつく。
そして、その債権を束ねたバンドル債権をつくり、もっともらしい「格付け機関」をつくり、
格付けを高くして金融商品として世界中に売りつけたのである。 一握りの連中は、それが
金融破壊兵器になることを充分に知ってである。そして、ある時期が来ると丁度良いターゲット
(リーマン)を見つけ破綻させたのである。 世界中の資産家と金融機関はサブプライムローンだけ
でなく、不動産担保債権や、その損失を保険にした債権などを優良債権と信じて買ってしまった。
実は、これは最も危険な金融武器である。 アメリカ国内にも売りつけているが、その数倍は
世界中に販売済みである。その被害者は、国家管理にして、自分の輪転機で刷った金を投入すれば
よい。しかし、世界の国々は、それができないのである。

 ・・・・・・・・
2924,中沢新一の『三位一体モデル』 -3
 2009年04月07日(火)
『三位一体モデル』中沢新一著   読書日記
 * 煉獄の発明
キリスト教の資本主義にとって、都合の良い「煉獄」を発明した。中世にこれを発明したのは
、実に都合の良い大発明にある。それまでは天国と地獄しかなかった。しかし、この発明で、
いったん地獄に落ちた人が煉獄に地獄から這い上がれば、上から天子がやってきて、天国に
むかえてくれますよ、と、こんなことを言い出したのである。こういう経緯を経て、資本主義が
動き出したのである。これは恐らく商人のために考えられたもので、動物の殺生などに従事して
いた職人たちも、その恩恵にあやかった。それまでは彼等には、まったく救済がなかった。
だから、生前、極悪非道の金貸し商人だった人が、死後に、煉獄の山を苦労して登り、天国に
行ったという話しがでっちあげられるようになった。こうした経緯を経て、西欧州の資本主義
が動き出した。ガシャガシャと動き出したのが13~14世紀。それから、16,17世紀を
経て、19世紀にフル活動をするようになった。もし煉獄とうの考え方がなかったら、今日の
西欧資本主義はなかった、といえる。ようするに一神教である限り、資本主義の潜在力は抑え
られてしまう可能性があった。発達を可能にしたのは、それに加え、増殖の原理を飲み込んで
いたからである。キリスト教は、西と東に分裂したが、東のギリシャ、ロシア、東欧のキリスト
教圏では資本主義は実現できなかったのも「三位一体」の理解法にあったのである。1990年
代まで続いた東西対立の、いちばん深い根っこの部分にも「三位一体」は関係している。
さらには、現在のロシアの経済が何故あんなに混乱しているのか、また、70?80年前に。
その地に何故社会主義なるものができたのか。これも、この三位一体の歴史問題と関わってくる。
 ーー
煉獄という言葉を知ったのはロシアの文豪ソルジェニツゥインの『煉獄の中で』である。
地獄の一歩手前のところと解釈していたが・・・
・・・・・・・・
2560, ホモ・ルーデンス ー2
2008年04月07日(月)
          (*´∀`)」" おはよう☆彡
子供の頃、無我夢中で遊んでいた頃の楽しさ、あの時の無我夢中の気持ちが人生の中で
大きな位置を占めていたのである。人生の要諦、「よく学び、よく遊び、よく働く」のうち、
一番満足度が高いのは、「よく遊んだこと」である。ただし「よく」である??。 まずは遊びの
本質と定義について書いてある部分を抜粋してみよう。
 ー文化は遊びのなかにはじまるー
遊びは文化よりも古い。動物は人間とまったく同じように遊びをしている。遊びの基本的な
要素のすべてが、すでに動物の戯れのなかにはっきりとあらわれている。子犬が遊び戯れて
いるところを観察してみさえすればよい。子犬は一種の儀式めいた身振り、動作で、たがいに
気を引きあったりする。相手の耳を血が出るほど噛んではいけないという規則も守っている。
まるで恐ろしく怒っているかのようなふりをして見せる。
もっとも重要なことは、子犬はこれらすぺてを明らかに嬉々として楽しんでやっているという
ことである。このように動物の場合と同様、人を夢中にさせる力、〈面白さ〉のなかに遊びの
本質があり、〈面白さ〉こそ、人間にとってもっとも根源的なものである。人類が共同生活を
はじめるようになったとき、その行動にはすべて最初から遊びが織り交ぜられていた。
たとえば人類最初にして最高の道具である言語である。言語によってものごとを表現したり、
伝えたりするという行為はいつも遊びながら行われるのである。どんな抽象の表現でも、
その背後にあるのは比喩であり、いかなる比喩のなかにも言葉の遊びが隠されている。
 *遊びを定義すると
遊びとは、ある限定された時間および空間のなかで行われる、自発的な行為もしくは活動で
あり、自発的に受け容れられた、絶対的な拘束力を持つ規則に従っている。遊びの目的は行為
そのものにあり、それは、緊張と歓びの感情を伴い、また〈これは日常生活とは別のものだ〉
という意識に裏づけられた、何ものかをめぐる闘争ないし表現である。このような遊びが
地球上のあらゆる地域に同じような形式や観念のもとに存在することが確かめられているが、
このことは、人間に遊びという機能が先天的に与えられているということの何よりの証拠である。
 ーー
日本文化の典型の、茶道とか、華道は、遊びなのか、それとも修養なのか? 前記の内容から
したら、遊びそのものということが出来る。ひと時の安らぎの茶のひと時を、茶道という
文化に高めたのだから粋である。パソコンのインターネットも、携帯電話も子供や若者の遊び
心から飛躍的に普及した。ホモ・ハーベン(働き蜂人間)だけでは人生はつまらないだろうが、
仕事を遊びまで昇華させれば、良いだろう。 死を直前にした人間で、もっと働いておけば
良かったと後悔する御仁は少ない。もっと色いろなことをして楽しみたかった!
という人が大部分である。     。・∀・)ノ
 ホナ!
・・・・・・・・・
2007年04月07日(土)
2195, ファンタジー文学の世界へ ー1    
                    オッ(*^○^*)ハ?ヨウサン!
「ファンタジー文学の世界へ 」ー主観の哲学のためにー 工藤左千夫著 (成文社) 
                           ー読書日記
一般的にファンタジーとは、夢 のような空想を元にした小説のことをいい、現代社会から、
かけ離れた人物、 事実、世界観がテーマとなる。前回にも書いたが、ファンタジーには、
二通りのジャンルがある。ハイ・ファンタジー とロー・ファンタジーである。
*ハイ・ファンタジーとは、社会構成・環境・文化など、世界観が詳細に設定されたファンタジー
小説のことです。 過去にも未来にも、世界のどこにも存在しない別世界を題材にしている。
*それに対しロー・ファンタジーは、現代を舞台にしたファンタジーで、ちょっとした不思議な
世界を題材にする。情報社会の中で合理的世界観から一歩はなれて、非合理的な世界を持つ
ことで合理的社会を鳥瞰することも必要となる。この本はファンタジー感覚の発祥と変遷に
ついて書いている。初期ファンタジーは、強烈な目的性を志向し、その通過儀礼を特徴としている。 
それに対し現代ファンタジーの傾向は、目的よりも存在論的視野を目指す傾向が強いと論じている。
   この本の面白そうなところを、幾つか抜粋してみよう。
ーー
  P-23 ■ファンタジーの構造
神話的世界の「英雄」は孤独である。孤独は、「英雄」の条件と考えた方がよいほど、孤独である。
これは人間の人格形成において「自立願望」という母子分離の強烈な心理が、人間の属性だから。
(字数制限のためカット 2010年4月7日)
・・・・・・・・
2006年04月07日(金)
1830, あちら側の世界 ー8
          (’0’)d おっ w(゜Д゜)w ハァ?
ウェブ進化論」の中で、「グーグルアース」を紹介していた。地球地図・映像検索である。
早速、グーグルのHPよりソフトをダウンロードをして使ってみた。ただただ驚きである。
月の位置から地球に近づいて、見たい場所に降りていって、家や車や木まで見えるところまで
接近できる。もちろん首相官邸や皇居の中もみえる。これで世界中の都市を見ていると、雲の
絨毯で下界を飛び回っているような感覚になる。殆んどの大都市の衛星写真が貼り付けてあり、
家の屋上や木や池まで識別ができる。使ってみると、リアルな感覚になる。
「グーグルアース」と、グーグルの検索に入れたところ、皇居や首相官邸、インド沖の大津波
の写真、アメリカの本土のステルス(飛行機)まで紹介されていた。数日前の新聞に、
「インド政府がグーグルアースの写真公開に抗議!」という記事が載っていたが、これでは
問題になるだろう。 世界中の政府が衝撃を受け戸惑っているというが、当然である。
北朝鮮など、嫌味か?、かなり詳細の平城の写真があった。原子炉?らしき写真もあった。
大都市圏以外は地形認識までしかできないが、有名観光地には、その情報の入った小さな箱
が貼り付けてあり、クリックをすると見ることができる。検索で「グーグルアース」の
キーワードを入れソフトをダウンロードをすれば、誰でも無料で見ることができる。
マウスでズームアップもダウンもできる。手塚治のアトムの目を持って世界中を見ることがで
きるということだ。この大本の「グーグルマップス」のAPIを公開しているが、リクルート
不動産関連のHPに、マップで日本中の都市圏の場所に矢印を当てると、地図がアップででて
きて、周辺不動産物件の詳細を紹介をするサービスがある。現在は地図だが、近い将来は
写真になるのだろう。アフガンやイラクでは、アメリカ軍がこれを多用して勝利に導いたが
実際は顔の認識まで可能という。スパイモノに出てくる衛星利用のSFもどき内容が、実際に
個々人で使えるようになったのである。「ウェブ進化論」を毎日、繰り返し読んでいるが
読むほどに情報化社会の実態がおぼろげながら見えてくる。ー以下は、あるHPにあった内容
だが解りやすく紹介してあったので、貼り付けておきますー
(字数の関係でカット2008年04月07日)             (v^ー°)バイバイ!
・・・・・・・・
2005年04月07日(木)
1465, なんじゃい、こりゃ!
またかい!このホームページを見ている常連なら、オーバーな表現と思うだろう。
ただ実感でいう正直な話で、その時書いた文章である。
 ーー
たまたま日本酒を取引先から貰って飲んだ感想をそのまま書く。「これは今までとは全く違う
ほど美味しい酒ですよ!」といって置いていった酒である。その人から、普段は飲まないような
極上の酒を数回か貰っていたが。そのことも忘れて口に含んだと同時に、その美味さにビックリ
仰天。新潟の土地柄もあり美味しい酒は数限り飲んできたが、これが特別なのである。
早くいえば、今まで飲んだ日本酒で一番美味しい。「嘘だろう、今まで日本酒に関しては
美味しい酒は飲んできたのに。自分が変ではないだろうか」と、飲んで何回も口に含んでみた。
しかし美味しいのである。日本酒に関しては、この随想日記にも書いたことがあるが、美味しい
酒が飲める環境にあった。地元の人がみている前提で書いているが、美味しいものは美味しい。
そこで、その酒の箱を見てみたら、ヤッパリ仰々しい印刷があった

「ロンドン開催ー第12回国際酒祭り酒類審査会ー世界第一位受賞」と書いてあった。
天領盃 大吟醸」が、酒の名前。 メーカーは佐渡の「佐渡吟醸株式会社」。
このラベルにつられて、美味しいと思ったのではない。口に入れた瞬間、ただ水を飲んで
いるようで何の味もしなかった。そして二口目を口に入れたとき、何ともいえない香りと
味がしてきた。朝日山の久保田(万寿)や、吟醸古酒を少し薄口にした味というと、かなり
大雑把な表現になるが。酒の世界の深さを殆ど知らないが、底の知れない世界があるのだろう。
そういえば先日TVで、メーカー名は忘れたが四号瓶で数万円もする日本酒を紹介していた。
数十年かけて醸造したものであった。 どんな味がするのだろうか。ワインなどは、もっと
もっと深い世界があるのだろう。
ー酒通がこの文章を読んだら、この程度でと鼻先でわら笑うだろうがー
・・・・・・・・
2004年04月07日(水)
 1100, 撃墜王の秘密
ある本の「撃墜王の戦法」がなかなか面白い。そのまま書き写してみる。
第二次世界大戦で「独特の戦法をとった」二人のパイロットは、ハルトマン少佐と
その師であるロスマン軍曹。ハルトマンは確認されているだけで敵機352機、ロスマンも80機
以上も撃墜している。その戦法を最初に考案したのはロスマンである。彼はパイロットになり
たての頃、完治不能の傷を負った。普通、接近戦になると体力が勝っている方が有利であった。
そこで普通の戦法ではとうてい生き残れないと悟ったロスマンは、考えつくした末、自分の
体力を補うテクニックを編み出した。彼は体力戦勝負の接近戦をやめて、計算しつくした戦法
に切り換えた。一つ一つの攻撃に、それぞれの計画を練り上げた。敵に実際に銃弾を浴びせる
ことを考えないで、どうチャンスものにするか、さまさまな情況を分析することに多くの時間
を費やしたのである。彼が攻撃に出るのは確実に勝利が取れるポジションを取れたときだけ
だった。理想的な標的となった相手にだけ、ありったけのエネルギーを使って集中攻撃を
しかけるのだ。ハルトマンは、ロスマンの「相手をよく見極めてから集中砲火を浴びせる」
戦法が優れていることを、自らの戦果で証明をした。
 ー
ー以上のことより学ぶことは、完治不能の腕を持ったことで、考えつくして全く違った戦法を
自ら作ったことである。色いろな情況の研究に全てのエネルギーを入れたことだ。孫子の兵法
と同じである。普通のパイロットは、接近戦の銃撃の手法を研究したのに対して、確実に勝利
の取れるポジションとりの研究をしていたのだ。 チャンスが来るまでエネルギーと知識の保存
を充分に蓄積していたのだ。過去に上手くいったケースを考えると、大体がそうである。
勝てるポジション取りであった。人の真似とか、表面を見て準備不足の事業は失敗をしてきた。
といって、この時代ジックリ準備といっている間にチャンスは一瞬で消え去る。難しいところだ。
一病息災というが,一つ病気を持っていた方が健康にとってよいのも事実である。
・・・・・・・・・
2003年04月07日(月)
 733, 30年間着ている礼服
現在も着ている礼服は忘れもしない記憶がある。ちょうど30年前になる。父が「あと2週間
の命」と医者に宣告された直後に母にいわれて、「村田仕立て屋」に、父に解らないように
出かけて、つくったものだ。今でもしっかり冠婚葬祭に着ているが、全く古い感じがしない。
私が子供の頃に注文服も扱っていた頃から出入りしていた仕立て職人で、腕がよい人だった。
年に4回位、平均して着ているとしても、120回でしかない。それも大体が半日だから、
そういたむものではないが。しかし身につけるもので30年も使っているものは勿論これだけ。
まだまだ十年以上は使えそうなので、一生ものである。ということは体形が30年変わって
ないということだ。 当時は体重が56キロ、ウエストは76センチ。現在は60キロ、
エストは79センチだ。ズボンの腰周りを20年前に直したが。こうなると愛着がわくもの。
 話は変わるが、その時もしかしたら、「父は勘で注文にいっていることを知っていたのでは
なかろうか?」とこの文章を書いていて気づいた。何か生々しい話になったが、私が死んだ時に
お棺に入れてもらおう。嬉しいとき、悲しい時に着ていたものだからだ。
・・・・・・・・・・
2002年04月07日(日)
 369,植民地経営
西アフリカに行った時聞いた話しである。 文明国を統治する方法として、次の3つがある。
1、直接統治 2、間接統治でそこの王族と手を組み統治 3、隣国に間接統治の王国に攻め
させ統治大体がこの3つである。まずはフレンドリーに入って行き、徐々に統治していく。
その前にキリスト教の宣教者を派遣して、内側から攻めていくのが常套手段だ。秀吉がそれに
気づき、キリスト教禁止令を出したのは賢明だった。戦後の日本も戦犯の天皇や官僚をそのまま
温存させたのも王族の間接統治を狙った為だ。今の日本は王族を飾り物に、戦後から続く官僚
の支配がそのまま続いている。そして悲しい事に、間接統治をされていることに全員満足している。
この不況は「1986年のアメリカのバブル押し付け政策」の結果である。そして、直接支配
に今露骨に入ってきたのは周知の事実だ。今回の9・11テロは、この間接支配の露骨の
アメリカ世界戦略に対するテロである。