つれづれに

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どうも、リオのオリンピックの出だしが不調である。
複数取れそうなのが、男子体操、柔道だが、これが失敗の連続。
水泳で金銅が取れたが、これがなかった、お先、真っ暗。




・・・・・・
3422, 哲学者の言葉 100 ー2
2010年08月08日(日)
 * 第一章、哲学と人間
≪ すべての人は、われわれのようなものである。<ヤスパース> ≫
 これまで生きてきて、どの世界にも同じような人がいて、同じことを考えて
いた。ただ違うのは、地方性と、レベルの差。そこで差異をみると同時に、同じ
ところをみることが、早く同化するポイントになる。年齢差、男女、地域性、
学歴差、などあるが、まずは、同一性が問題になる。 
  まず P-21の以下の部分を、抜粋してみる。
【 そもそも人間とは何であるかについて、ヤスパースは次のように考えました。
「人間は一つの点のように存在しているのではなく、いつも何かの状況の中に
拘束されて生きている、そのような"状況内存在"である。さまざまな状況と関わり
をもち、いろいろな予測や判断によって危険を回避しながら事を運んでいくが、
最後には乗り越えることのできない壁にぶち当たる。それは、争い事や、責め苦や、
死によってもたらされる」 ヤスパースにとっては、人間は言葉をもち思考する
生物であり、行為によって国家(都市国家)を法律のもとに共同体としてつくった
生物であり、道具を製作し仕事をし、経済によって生計を営む生物なのであるが
決定的なことはそういう事柄にはない。人間の本質は運動の中にあるという。
人間は現状のままにとどまってはいられず、他の動物のように平穏無事に世代
から世代へと同じことを繰り返す存在ではない。人間は、袋小路、退化、転倒を
繰り返し、自己疎外に陥ることすらある……。・・ ヤスパースは、このような
意味で「すべての人は、われわれのようなものである」と言いました。そして、
人間が、やがてどこかで、いつの日か、限界状況にあるのを知ったときに、
人間はこれまでと違うことを始める。知識欲や、航海の冒険、とどめがたい
好奇心等々いろいろありますが、それは勇気を伴なう。この勇気こそが限界状況
でも人間に自由への希望を与え、勇敢に終局へと向かわせるもの、とヤスパース
は考えた。人間が何であり得るかは、やはり彼の自由の希求の中に秘められて
います。人間が生きていく限り、絶えず努力して獲得しなければならないのは、
人間として品位であり、人間が人間であるのは、その品位をまた他人の中にも
認めること、それが、「すべての人は、われわれのようなものである」という
ヤスパースの言葉の内実(内なる事実)でもありました。】
《人間が生きていく限り、絶えず努力して獲得しなければならないのは、
人間として品位であり、人間が人間であるのは、その品位をまた他人の中にも
認めること、それが、「すべての人は、われわれのようなものである」》は、
究極の真理。そうありたいが、そうはいかないのが人間様である。人間として
の品位のないのが、人の中にあるわけのない品位を求めてしまうから、ことが
拗れてしまう。勇気こそが限界状況の中で自由への希望を与える、
というのも道理。老いは勇気の喪失からくる。

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3047,自信過剰な人
2009年08月08日(土)

 異常なくらい自信過剰な人を最近、身近で見かけた。その位でないと、
この時代では前進できないが、それが自分の実力を超えた思い込みでは、
自滅する確率は高くなる。やはり身近で自信喪失の人もいるから、その両者の断層
から多くのことが見えてくる。世の中は自信過剰な人と自信喪失の人で成り立って
いるし、人生はその交互作用でもある。 この不況の中では「私」は、少々自信喪失
気味だが、そのぐらいの方が良いのだろう。
 特に若いときなどは自信過剰と、その結果としての無残な失敗の繰り返しである。
失敗に対して、繰り返し立ち上がってチャレンジできるかで人生が決まってくる。
大学を卒業し数年、大きな挫折体験の中で、「自己能力の限界の設定」という
言葉に出会ったが・・
   ーまずは、ある本の説明部分を抜粋してみるー
《 英語では(overconfidence)という。 自己の能力や知識を過信すること。
悪い事態が起きる確率を過小評価し(「過度の楽観主義」という)、いま目の前に
起こっていることがコントロール可能だと思い、成功の確率を主観的に高く評価する
(「支配の錯覚」ないしは「マジカル・シンキング」という)。まだ、いくつもの
可能性を残しているにもかかわらず(「狭すぎる予想範囲」という)、そのまま突き
進んでしまう。 そこへ追加的な情報が与えられても、自分の予測を補完するもの
だと確信を強めてしまい、予測の範囲がそれほど広がらない。たとえば、投資家の
心理として、情報の正確性を誤認し、過度の取引をしてしまう(予測が外れるのは
数%と判断しても、実際は20-30%外れていることは多々ある)。また、「後知恵」的
解釈の原因でもある。 》
  こういう実験がある。
 質問=あなたは幾ら賭けますか?
Aーコインを投げる前に、表と裏と幾ら賭けますか?
Bーコインは既に投げられたけれど、どちらが出たか分からないが、幾ら賭けますか?
 この実験の結果は、後者の方が掛け金が少なくなる、という。
そこには、本人の意志は通らないが、何か心理トリックで意志が通るような錯覚に
陥ってしまう結果が出てしまう。それが事業でも全てにいえるのである。自信も
同じで、自分で気づかない心理トリックが潜んでいる。新規に何かをする方から
したら、考えつくした上で発狂するしかない。何もしない人間の壁を見ているからだ。
しかし心理トリックを実験で導き出す面白い事例である。この心理トリックで
女も男も、相手をどんどん換えていくのである。 許されるのは若いうちだけだが。

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2682, マネーの未来、あるいは恐慌という錬金術 -2
2008年08月08日(金)

 この本は、特に目次が面白い。
結局は、金融のエリートと称する詐欺師に素人が騙されたいる図式しか見えてこない。
しかし時代は断層の時である。自分がその真只中に居るから、その大きさに気づか
ないだけ。いや、目を逸らしているのである。この本の目次を見ているだけで、
この本の概要がわかる。間違いなく、アメリカの崩壊が始った。
アメリカはイギリス連邦と、日本と組んでブロック化をしていくだろう。
それが早まるか、遅くなるかは大統領選挙の結果で決まる。
その意味で、この選挙の結果は大きい。
 ー目次ー
 第一章  動き出した「悪夢のシナリオ」   
   神の怒りに触れた人々   25
   バブルの顔はどれもよく似ている  27
   底なしの住宅価格  30
   売れない車と凍りつく個人消費  33
   急上昇する「原油価格」と「失業率」 35
   始まった自治体の連鎖財政破綻  38
   密かに進行する恐慌化一〇のプロセス  41
   「悪夢のシナリオ」は止まらない  51
   賞味期限切れの欧米中心型金融システム  55
   ドルの未来  58
   アメリカは滅び、ドルは強くなる  61
   「M」が示すマネーの暗号  63
 第二章  UBSとベアー・スターンズの転落 
   「証券化」という錬金術  69
   UBSオスペル会長の末路  73
   「ローカル銀行」の栄光と挫折  76
   サブプライム誕生の秘密  79
   「証券化」を前提にしたビジネスモデル  82
   バブルは、すべてを失って初めて気づく  85
   「死に体」ベアー・スターンズの異例すぎる救済  88
   どこかで聞いたセリフ  91
   エリートを待ち受ける訴訟の嵐  94
   120兆円に向かって積み上がる損失  97
   「質は日本のバブル崩壊によく似ている」  100
   パプル処理コストは十五年 二〇〇亮円」  104
   「有事のドル」から「有事の金」へ  107
 第三章 宴の最中に始まった「中国バッシング」
   中国の急減速  113
   アメリカに依存しすぎた中国経済面  116
   失敗だらけの中国の巨額投資   119
   中国パッシングが始まった   121
   「脱中国」の動きは止まらない  123
   中国の外堀を埋める東南アジア   127
   毒鮫子事件とチャイナリスク   129
   中国政府が隠す「不都合な真実」  132
   資源を盗掘し続ける無法国家   136
   四川大地震は人災か?   138
   地下資源を狙ったチペット弾圧   141
   中国投資熱はとっくの昔に冷めている   145
 第四章 絶望のドバイ
   原油価格はドル相場と逆相関に動く   149
   利下げ、ドル安、原油高のドミノ倒し   152
   原油価格高騰の真犯人   154
   産油国政府系投資ファンドの正体   156
   中東の出資は「追証」!?   160
   世界最大の国富ファンドは日本にある  162
   アブダビ投資庁の九割が外国人職員   165
   原油価格高騰が招く食料インフレ   168
   次世代エネルギー開発のチャンス   171
   日本企業から続々生まれる代替エネルギー   173
   石油がほとんどいらないエコ住宅   176
   公開実験に成功した夢の「個体隔融合」  178
 第五章 恐慌の錬金術ー二〇二五年までは金と金鉱株の独歩高
   (字数の関係でカット 09年08日)
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2007年08月08日(水)
2318, 岸洋子の世界        
      おはよー (((。・-・)从(・-・。) さん!
            
一昨夜、何げなくまわしたチャンネルNHK・BSで、懐かしい岸洋子が歌っていた。
彼女は十数年前(1992年)に亡くなったが、今でも強い印象が残っている歌手である。
番組は丁度半分過ぎていたが、後半だけでも充分に見ごたえのある内容であった。
早速インターネットで調べてみた。後に、その番組の紹介内容をコピーしてある。
波乱に富んだ人生を紹介しながら彼女の、その時々の歌の録画を構成していた。
そのエピソードを聞きながら岸洋子の歌を聞いていると、涙が溢れてきた。
その歌の合間の石井好子菅原洋一のコメントが好い。
菅原洋一をして「全ての面で、彼女の歌は私の上です。彼女には敵いません!」
と言わせている。 菅原は私の大好きな心の歌を多く歌っている。最盛期の彼の歌は
絶品であり、魂から迸る叫びを感じた。菅原洋一のコメントを聞いて、彼女の一曲一曲
を改めて魂を込めて聞いてみると、なるほど彼より上、というのも謙遜と思えなくなる。
彼女が死の病を抱えて開いたステージの歌があった。命を賭けた魂の歌とは、このことか!
と、思い知らされた歌であった。
石井好子の彼女への言葉、「一流の歌い手とは、歌に命を賭けています。
命を賭けた歌は、声がかすれようが、その心は相手に伝わるものです。彼女の歌は、
それを感じます!」が好い。好きな人と別れ、その人がパリに行く。その後、彼女は
一日だけパリに立ち寄ったが、彼と会わずに帰ってきた。パリのタクシーの中で
聞こえてきた歌を、日本に帰ってきて自分のものにして涙ながら歌っている場面があった。
たしか「恋心」だったが・・・一人の誰かを思い浮かべ感情を込めて囁きかけていたようだ。
その囁きは全ての人にも通じ、奥深く振動する。そのナレーターの話を聞いた後に、
彼女の歌を聞けば誰でも涙が出る。世の中は、人生は、感動で満ちている。
感じ取れないのは「日常の牡蠣の貝殻」が、コビリツイテいるから。
 たしか、それがバカの壁になってしまうとか?横に流れている時間に、縦に立つ時間
(魂の入った、感動した時間・・)がクロスする時に人間は活きているのである。
そして、そこに永遠が立ちあがっているのである。この人の歌を聞いていた時に、
永遠を感じていたようであった。「感動を、子供にシャワーのように浴びせて
あげなさい!それが親の一番の努めです」という。大人になったら、自分に常に
感動のシャワーをかけ続けないと・・それが自分への一番の勤めです。                     
                 ~~~ヾ(*'▽'*)o マタネー♪
  ーーーー
{BSエンターテインメント 歌伝説 岸洋子の世界-8月6日(月)BS2 午後7:45~9:15}
日本の歌謡界に大きな足跡を刻んだ歌手の魅力に迫る歌伝説シリーズ第6弾。
(字数の関係でカット 09年08日)
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2006年08月08日(火)
1953, ローマから日本が見える-22
    Good☆':.*^ヾ('c_'ヽ,,)*.:'☆Morning
                    ー読書日記ー
第九章 ローマから日本が見える -2
    ー「ゲルマニア撤退」を決意 ー

アウグストゥスの政策の中で唯一の失敗は、ゲルマニア地方への遠征であった。
カエサルの定めたローマの基本防衛はライン川であった。しかし、彼はその基本ラインを
ライン川より更に東にあるエルベ河に移そうとする。アウグストゥスカエサル暗殺後の
内戦に勝ち続けることができたのは、生前カエサルがつけてくれた優秀な副官アグリッパ
のお陰であった。彼が長生きしていたら、ゲルマニアの遠征は行われなかっただろう。
カエサルでさえも