つれづれに

イメージ 1

他のブログ
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/54909/
http://horii888888.toypark.in/cgi-bin/s_diarys.cgi
http://d.hatena.ne.jp/horii888888/archive

   今日のYoutube
 
 昨日は、シネマの日だったが、何かイマイチで、急遽、中止した。
前日の疲れもあって、ベッドで、録画を観ていたが、半ウツラの状態。
それぞれの触媒の中から、自分の姿が浮かび上がって見えてくる。
 連れ合いが亡くなった人は、自分か家内の近未来の姿を。
ガンで余命が少ない?人も、数年先の自分の姿かもしれない。


・・・・・・
2666, 結論で読む人生論 ー2
2008年07月23日(水)

 ー三十年ぶりの、今東光の毒舌ー

順不順でなるが{第6章 人生の価値、人生の意味ー 
なにはなくともこの糞坊主ー今東光}が面白い。 
久しぶりに今東光の毒舌にお目にかかった。亡くなって30年近くも経つだろう。

まずは、その部分ー
--
 人生なんて、そんなにむずかしいものか。じつにさまざまな考えがあって少々、
食傷気味である。もしかしたら、人生論が人生をむずかしくしているのではないか。
たしかに人生には山があり谷がある。悲喜こもごもである。だが結局、生まれて、
生きて、ただ死ぬだけのことではないか。どう生きるかは、それぞれの計らいで
いいではないか。ここまで見てきたさまざまな人生論はあまりにも近寄りがたいし、
荒唐無稽すぎるし、立派すぎる。もっとスカッとしたものはないのか、とお嘆きの
あなた、これがあるのだ。その男が生存中は、なんだこの濁声の坊主は、と多少の
反感を持っていた。が、わたしはいまでは今東光を尊敬している。そう、今東光
和尚である。 聞いていただこう。
 ~~~
*「正しい人生」とか「何とかの人生」なんてものはないよ。本人にとっての
人生しかないんでね。自分にとっての人生しかないんだ。おめえが十八なら、
「十八の人生」というものしかないよ。それしか、オレは言いようがないね。(略)
だから、自分にとっての人生で、自分が、これが正しいと思って闘って、勝つか
負けるか、これだけだよ、人生なんて。  ──『毒舌身の上相談』集英社文庫
 ー
*「バカ正直だと損をする。もっとずるく悪賢く立ち回れ」なんてよく人が言うけど、
その言っている野郎が、ずるく悪賢く立ち回って成功しているかっていうと、絶対に
そうじゃねえんだな。 そんなのはダメなんで、真実火の玉になって人生を渡って
いって、社会にぶつかっていくんじゃなけりゃあダメだよ。人がよすぎて結構じゃ
ねえか。そんなタワ言ぬかすような野郎なんぞ相手にするな! ──同書
 ー
*「人生始めたばかりでスランプに落ちたら、死ぬまでスランプだぜ、この馬鹿野郎!」
「おめえみてえな野郎は一生、女を本当に愛することができねえよ。女を捨てて自慢
してるような野郎は、人間の屑もいいところだ」「そんな夢みたいなこと考えてねえで、
てめえのキンタマのフクロのシワでものばしてた方がよっぽどましだぜ、この野郎!」。
  ー                      ──『極道辻説法』集英社
*二十三歳の学生が近所の中三の女学生の家に半年間、毎日毎日いたずら電話をかけた。
どうしても彼女に自分が好きだということを知ってもらいたい。おれはどうしたらいい?
 自首すべきだろうか、という質問に対する傑作回答
「自首するより死んだ方がいい。悪いことは言わん。死にな。二十三歳にもなって
そんな電話かけたりするバカなら、自首するより死んだ方がいい。自首すりゃあ、
恥をかくからね。恥かくより死んだ方がいいよ。 切に自殺をお勧めいたします。
                          ──『毒舌身の上相談』
  ~~~
後記)「死にな」がいい。「悪いことは言わん」。「お勧めいたします」がいい。
 現在、これだけのことを言ったら「馬鹿ども」に袋叩きにあうだろう。
だから誰も、こういうことはいえない。だから懐かしいのである。
今東光が現在の若者、特に負け組みといっている連中。私が今東光に変わって
言ったとしたら、こうなるだろう。「この馬鹿野郎が!何が負け組みだ。
そうしたのは御前自身だろう。何が格差社会じゃい笑わすな。手前に能がない
のさえ自覚しないから、能がないままにしてきたのだろう。知恵を使え知恵を。
その程度のことは幼児でも使っているじゃねえか、馬鹿野郎。 知恵が無いと
ぬかすなら、足と手を倍以上使え。御前に覚悟も知恵も無いことを自覚もして
ねえで、何が格差だよ。いいじゃねか、格差も。もし、格差をつけられたと
思っている連中、あんなものゴミみたいなものじゃ。御前よりはマシぐらいだよ。
そんなことより、知恵を使え知恵を、この馬鹿が・・・」てな具合になるか。
                          -つづく
・・・・・・・・・・
2007年07月23日(月)
2302, また地震!どうなっている?まったく! -6

昨日の、サンデー・モーニングなどを見ていて感じたことは、
ことの重大さが実際のところ解ってはいない!ということである。
当事者も、まだ本当のところ解っていないのだから、仕方ないのか?
それだけ、この二回目の地震は大きな意味を持っている。
43年前の新潟地震はマグネチュード7・5だったのである。
あの規模だったら、柏崎周辺の10~20万人が即死、日本は壊滅。
地元の長岡の大部分が被爆、数年以内にガンで数十万人が死亡の可能性
もあった。

地震学者が、柏崎市内を歩きながら道路の液状化現象を説明していた。
道路や、そこにある陥没を見て、大げさに海岸の至近にあるための液状化
説明していたが、そんなもの前の中越地震長岡市内で何十箇所で目撃している。
道路の浪打ちも段差も驚くべきことではなく、あちこちで見ることができた。
別段に柏崎だけの現象でないことを知らないのである。専門家でさえ、
前回の地震の実際の現場を見てなかったことが、それだけで解る。

もっと凄いコメントをしていた地震学者がいた。
「この規模の直下型の地震にしては、被害は少ない。2・5倍の想定以上に
対して、このレベルの被害で終わったのは、それだけ刈羽原発の施設の構造が
シッカリ造ってあったからだ。」これ、まともな答えに聞こえるが、とんでもない。
何で、この程度と解るのだろうか。この男は実際の中を見たのだろうか?
彼らの言うことが事実だろうか? 言っていることが本当だとという前提で、
彼はコメントをしている。全く、こちらは生死にかかわっているのである。

あくまで日曜日の茶のみのショーでしかないのである。コメンテーターの
談笑の話題の一つでしかないのである。

その中で、驚くべきことを地震学者が言っていた。
「もし、原発の事故などで原子炉が破壊されれば周囲の20万が即死、近くに
大都市があれば200万人が癌などで死亡する」という。ただ、それが本当か
どうかは解らないが、話半分としても大惨事である。
専門家が言うのだから有り得ない話でもないだろう。

もう一つ、大きな問題が出るはずだ。原発に対して反対派が地震の断層を指摘
したにかかわらず、強引にこの地に造った事実を見逃してはならない!大量殺人
未遂ととられても仕方がない。誰だ、その時の権力者は?真紀子の父親だろう!
それを徹底的に追求しない限り、同じような間違いが続く。
ユダヤ資本による石油戦略上、原子炉は必要であったことは解るが・・・
 原子炉の危険性を知る専門家が、「活断層が近くにあることが解っていて
造られたとは、有り得ないことだ」という言葉! 意味が解っていないんじゃ
ないか? 善良なる被災者は。
(追文)
今朝の週刊誌の新聞広告の見出しに、刺激的なタイトルが出ていた。 
こういうところに、大新聞が書けない真実が書いてあることが多い。
「20万人が急死寸前だった」は事実だろう。柏崎は全滅、長岡、小千谷の半分
が犠牲だと!いう。 全くそのとおりである!

・・・・・・・
2006年07月23日(日)
1937, ローマから日本が見えるー15
 待ちに待ったカエサルの章である。ローマ帝国といえばカエサル
言ってよいほどカエサルの業績は大きい。現在のヨーロッパはカエサル
作ったといってほどの改革をしてしまった。その意味では現在の世界システム
のベースを作り上げたといっても決してオーバーではない。
実際に、この本を読むまでは知らなかった。
 --
第七章「創造的天才カエサル」-1
   ーカエサルの登場-

元老院側BC44年に立つポンペイウス派との内戦を終えたカエサルが終身独裁官
に就任した。前回のスッラに似ているようだが、その意味するところは全く違う。
スッラの独裁官就任は、一種の緊急避難的措置である。スッラは自分の改革を
独裁官権限で全て実現をすると、ただちに職を辞しただけでなく、政界からも
引退してしまう。

本来、独裁官とはローマ共和政の危機管理システムであった。
カエサルが、「独裁官に終身という名を付ける」ことによって彼が生きている
間はローマの共和制度が停止することを意味する。これがローマの政治体制を
事実上変えてしまった。

スッラは「共和政の浄化のため必要」と政治改革と粛清をした。
それに対してカエサルは「ローマの領土の拡大によって、共和制度の寿命は
尽きていた」ことを知っていた。イタリア半島内に留まっているうちは機能して
いたが、地中海が我らが海になった時点で、元老院は機能不全におちいっていた。

スッラが元老院の定員を600人に増員してからは、その機能は更に酷い状態に
陥ってしまった。カエサルは「スッラは何も分ってなかった」と、辛らつに
評言を下したのは、このような理由があった。

 =カエサルの改革とは
まずは首都ローマに張りめぐらされている城壁を取り壊すことで、
デモンストレーションをしてみせた。城壁は内と外の区別を産み出す。
元老院の特権意識も、壁が産み出したものといえなくはない。
都市国家ローマの時代は終わった」ということを明らかにした。
この後、ローマは城壁なしの首都として存在続けます。
「ローマによる平和」の時代の始まりである。

彼は「属州もまたローマなり」という考えを実際の政策にどんどん取りいれて
いった。属州を『ローマ本国によって直轄支配されるされる土地』から
『ローマの一地方』という位置づけに変えていった。徴収に対しても公平に
基準を明示をしたことなどが、その象徴と言ってよい。

カエサル元老院の定員を更に300人増やして、900人にした。スッラは
元老院の力を増やすためだが、カエサルは力を減らすために増員をした。
その300人の新参者の中にはアルプスの向こう側のかっての宿敵のガリアの
部族長たちがいた。

これは、元老院のものたちにとって、非常に不愉快なものであった。
カエサルガリアを征服したが、ガリアを支配し搾取する地とは考えなかった。
たとえ民族や文化が違っていても、ひとたびローマの覇権下に入れば、そこは
もう国家ローマ帝国なのである。それこそがローマにとって最良なやり方で
あった。こういう思い切った改革は、既存の利益受益者に恨みをかうことになる。 
そして・・                -つづく
                     (。・ω・)ノ☆゚+.バイ!
 ・・・・・・・・
2005年07月23日(土)
1572, 詐欺師

身近な詐欺師としては、毎日のように電話が来る「??取引屋の営業」である。
しつこく同じ会社から数百回も十年近くもある。もうここまでシツコクかかって
くると、声は懐かしい知り合いになる。こちらにしては、丁度良い怒鳴りの
ストレスの解消相手である。相手も、解っていて社内向けにかけている
のだろうが、最近怒鳴り声に閉口したのかかかってこない?

詐欺師は、遇えば半分は落としたようなものだという。学生時代の同級生
野村證券大和證券の営業の男から、昔何回も聞いた事があった。
「俺らのやっていることは、1?0パーセントは詐欺である!」
真面目な奴も、稀にはいるだろうが?現在は、そうではないだろうが。
その露骨なのが、??取引の営業の手口である。最近は脅しまがいの手口の
電話もかかってくる。その手口を冷静に見ていると、重罪の犯罪者から
学んでいるとしか思えない。

ーーー
昨日、通勤の帰り道に車が私の目の前に急ブレーキで停まった。
親しそうな顔をした中年の男が、何か早口で話し始めた。
高校の同級生とテッキリ思ってしまい、立ちとまって相手の話を聞くことにした。
財布とライターとネクタイピンの入った木の箱を開けて、貰ってくれという。
てっきり同級生が、それをくれると思って貰おうと手を差し出すと違う男なのだ。

その男が言うには、「いま、会社の創業祭が終わって、記念品を貰った。
これから東京に帰るが、こんなものを貰っても仕方が無いから地元の人に逃げよう
と思う。丁度あげるにピタッリ人がいたので、ビール代を貰えれば彼方にあげたい。」
「タダなら貰うが、金は払う気は全く無い!」と言うと、顔色を一瞬変えて、そのまま
行ってしまった。こういう場面を何回か経験しているので、路上詐欺の手口の一つ
だろうと直感したが