つれづれに

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 子供だけでなく、国民の6人に1人がギリギリの生活水準。
一強多弱が、ますます進んでいく中で、弱者は、ますます追い詰められていく。
楽観とか、悲観とかいう生温かい世界とはかけ離れた世界が厳然とある。
http://www1.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2013/130525.html
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/2700/186798.html
http://pokonan.hatenablog.com/entry/2014/12/28/231530
  以下は、今日取り上げた、子供の貧困問題である。

   * 閑話小題 ~深刻な子供の貧困問題
 NHKスペシャルの『子どもの未来を救え~貧困の連鎖を断ち切るために~』
を観たが、年末の日曜日の21時のゴールデンタイムに放送するとは、NHKも
思いきったもの。それだけ貧困問題は深刻ということ。
  ーまずは、NHK・HPの放送案内の説明からー
《 過去最悪の16.3%。国が発表している「子どもの相対的貧困率」は年々
 悪化し、今、子どもの6人に1人、およそ300万人が国が基準としている
“貧困ライン”(一人世帯122万円未満)以下で暮らしている。 今年8月、
政府は「子供の貧困対策に関する大綱」を閣議決定し、関連法の整備に乗り出す
など、国をあげた課題となっている。「子どもの貧困」の背景にあるのが
「女性の貧困」。日本のひとり親世帯の8割以上が母子家庭だが、全体の半数
以上が貧困ライン以下の状態にあるといわれている。そうした世帯で育った
子ども、中でも女性は、成人しても貧困状態に陥ることが多く、さらなる連鎖を
生む悪循環が起きているのだ。番組では、現場の克明なルポを通して、連鎖の
実態や社会保障制度の課題を探る。識者との議論も交えながら、次の世代へ
「貧困の連鎖」を生まない社会のあり方を考えていく。》
▼ 貧困の具体例の内容が生々しく、思わず息をのんで観てしまった。
 一強多弱化の激流の中で、決して他人事ではない。「出来ちゃた婚」などの
安易の結婚で、最近の日本の離婚率は4割という。片親の貧困率が54%と
いうから、6人に1人が貧困ラインにいるのは肯ける。貧困率ていう数字が
初めて出てきたのが2009年という。それまで隠されていた貧困が、不況の
深刻化で表立ってきた。 こんな話を聞いたー 
≪ 高校生・大学生が、「自分が生きているだけでお金が掛かる」と。
 で、「そんな自分が生きていていいんですか?」。貧困問題は、間接差別問題
でもある。辛うじて夫婦の「二人厚生年金」で、今までの生活を維持しているが。
・・・・・・
4671, 2050年の世界 ー23
2013年12月30日(月)
  * 人間と病気の将来 「2050年の世界ー『エコノミスト』誌は予測する」
 都市化が進む中で、2050年には、現在の都市居住人口の半数が、七割に近づく。
そこにスラムが生まれ、新種の病原菌の発生場所になりやすくなる。 
また、細菌テロとして使われるケースも多く出てくる。軍隊では、細菌は目に
見えない弾薬・武器とみなされている。医薬品などの進歩で、後進国も平均
年齢が飛躍的に上がる反面、長寿故の成人病が激増する。それと、一瞬にして
国家を滅ぼすような細菌も出てくるとすると、この問題も、予測が難しくなる。
  第二章のまとめ   人間と病気の将来
・高齢化と肥満化が世界的な趨勢となる。
・世界の人口の急速な都市集中化は、途上国の国民にもジャンクフードなどに
 接する機会をもたらし、途上国も癌や脳卒中、糖尿病などの慢性疾患に悩む
 人々が増えるようになる。
・ワクチンが開発されたポリオなどの病気は、今後も世界的な公衆衛生の
 広がりで、撲滅されていく。
・AIDSとの戦いは今後も困難が予想される。治療費が現行水準のままなら、
 AIDS患者三千三百万人の治療には毎年四百億ドルが必要となる。
 貧困諸国だけでなく富裕諸国も、これだけの負担をする用意はできていない。
・そうしたなかで・コンドーム・包茎手術、殺菌剤を含有する新開発の膣用
 ジェルなどの感染予防、あるいは母子感染を防ぐ技術が効果をあげるだろう。
 ワクチンの開発は最も待たれる成果だ。
・WHOによれば、新しい抗生物質の研究に投資をしていた大手製薬企業十五社
 のうち、八社が研究プログラムを中止し、二社がプログラムを縮小した。
 そうしたなかでのスーパー耐性菌の登場は人類に脅威となるだろう。
・高齢化にともなう最も深刻な影響は、アルツハイマー病の増大である。
 痴呆老人の介護は、結果として各国政府に財政的圧力をかけるはずだ。そして、
 製薬業界は緩和薬や予防薬や治療薬を開発する強大なインセンティブが働く。
 ・2010年大手製薬会社は、失敗した研究のデータの共有化をはかると発表。
 こうした失敗データの共有は、将来の研究に 大きな力となるだろう。
ゲノム解析による出生前診断などがすすみ、新しい薬も開発されるようになる。
▼「伝染病はどれも時代の産物である」という学説は2世紀のプルタルコス
 さかのぼる、という。モンゴル軍に帯同してきたネズミが、アジアから欧州
全体にペストをもたらした。スペインの制服者は新世界に天然痘を撒き散らし、
結核は不潔な環境を好み、産業革命の中で反映した。21世紀には、その時代に
相応しい疾患をいくつか生み出すだろう。新しい時代の疾病は、都市化の進行が
挙げられ、2010年時点では、都市部に住む人は、50%だったのが、
2050年では、途上国の大都市を中心に70%に増加すると予測され、
スラム街などから感染が広がる、といった現象が多く出るだろう。
それらが微生物の地球制覇の野望に手を貸すことになる。現在でも、年間、
20億以上の乗客を輸送しているが、更に移動人口が増えるに従い、
世界的感染の可能性が飛躍的に高まることになる。
・・・・・・
4306, 閑話小題 ー国民健康保険加入者の収入
2012年12月30日(日)
  * 国民健康保険加入者収入(世帯)
 国民健康保険は、健康保険などの被用者保険適用外の自営業者などを
対象とする医療保険。その国民健康保険加入者収入(世帯)が
  1992年度 239万円
  2008年度 168万円
  2010年度 145万円で、
バブル崩壊以降、なんと減少額 94万円、減少率40%。信じられない
目を疑う数字だが、これが現実なのである。更に、この二年で更に減っている。
これからみてもバブル崩壊後から、零細事業者と商店主の収入が激減している
のが見て取れる。更に非正規雇用者数が20%から40%に倍増している。 
居酒屋、スナックの店主の話を聞くと、今日一日生き延びるのに精一杯。
先日のTVで若い主婦が一家三人の食費を1万5千円で遣り繰りをしている
日常の買い物姿を映し出していた。 親子三人で一日三食500円、一食あたり
160円である。スーパーの目玉商品を買い溜めをして遣りくりすれば可能。 
街の商店主、月12万円で、やっているのだろうか。生活保護費より低い
ということは、極限状態ということになる。
   * 今年の総括というが・・
 個人の今年の総括を書こうと思ったが、「書くほどのことが見あたらない」
こと自体が、今年の総括。年齢からみて、無事是目出度しというところ。 
世界的にも、国内的にみても、記憶に残っているのは、中国の官製の日本企業への
焼き討ちデモと、シリアの内戦拡大ぐらい。 イスラエルによるイラン攻撃も来年?
に延期になったし、欧州危機も恐慌に至っていない。私は八割方はあるとみていた。 
そこで世界は一変したはずだったが・・ いずれにしても遅かれ早かれの事態。
来年は、この問題と、自民党アベノミクスとかのバラマキが7月末の参院選
むかって起きるが、そのミニバブルも早晩、プッチと消え去るのは明らか。 
バラマキ終了後、長くて二年、早ければ一年で恒例の行き詰まりの責任をとった
首相交代劇。「端居して濁世なかなかおもしろや」(阿波野青畝)の日々である。