つれづれに

 ー 今日の随想日記、字数制限でカットしたコピーです。

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2002年09月09日(月)
514,大相撲-貴乃花のこと

昨日は貴乃花が8場所ぶりの出場で館内が異常な雰囲気であった。
土俵に上がった瞬間、これは闘える身体ではないと感じた。
昨日は辛うじてかったが、今場所乗り切れる確立は5分かそれ以下だろう。

横綱が2場所休むと土俵に上がるのが恐ろしくなるといっていた。
かなりの緊張感が館内に漂っており、他の力士まで異様な盛り上がりを
みせていた。兄弟子の貴ノ浪まで次の対戦で武蔵丸に勝ってしまった。

前回の優勝の時の怪我で、引退の状態であった。
協会の一人横綱では都合が悪いという状態で、
ここまで引き伸ばしてきたのは誰の目にも明らかであった。

館内にはいる待合では、凄い気合の入れようであった。
アフリカで100メートルのバンジージャンプの飛び降りる直前の10分前は、
丁度あの状態であった。
あの極限状態が見ているものの心を打つのだ。
審判をしている父親が勝った瞬間、泣きそうな顔に見えた。

そういえば、貴乃花千代の富士に勝った時の事を思いだした。
今の彼の頭に、その時のことが去来するのはいつの事か!
相撲取りは現役がすべてだ。

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2001年09月09日(日)
[139] カースト制度-1

インドに行ったときそのカースト制の現状かいま見た。
4つの階級、その中に500以上の更なる階級があるという。

白、赤、黄色、黒色とみれば、直ぐ階級がそのままわかる。
3000年前、侵略してきたアーリア人(白)がその維持のため、
宗教を創った。そして人種が混ざらないカースト制度をつくり、
その階級を3000年維持してきた。

彼らはその理屈はわかっている。
ただ3000年かかった、その積み重ねからくる体質はどうにもならない、
人種の差を作ったしまった。

日本にもそのカースト制があるという。
今崩壊しつつある、体制がカースト制そのもの。

学生の時、すぐそれを感じ取った。
そのカースト制だ。
但し学生は大学の優劣だけで済んだ。
都会ではそれが露骨だった。

1、どこの大学を出て、
2、家柄はどの程度で、
3、収入はいくらか、
4、地方出か都会か。

大体これで決まる。
それでまずその連中が友達友人になっていく。

ガールフレンドももちろんその範囲。
金持ちの友人が、カースト制度者であった。
こういう考えがこの世にあると初めて知った。
学校でまず露骨の差別、次に家柄、そして能力、地方かどうか、
女性なら容姿と、その一つでも80以下は眼中にない。
そう勝手にきめっていた。